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モルモン書:ニーファイ第一書

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『モルモン書ーイエス・キリストについてのもう一つの証』の第一ニーファイ書の説明と個人の証。
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#主を覚える

22_「そして、まことに父がエルサレムを去ってから六百年後に、主なる神はユダヤ人の中に一人の預言者すなわちメシヤ、言い換えれば、世の救い主を立てられる。」(1ニーファイ10:4)

22_「そして、まことに父がエルサレムを去ってから六百年後に、主なる神はユダヤ人の中に一人の預言者すなわちメシヤ、言い換えれば、世の救い主を立てられる。」(1ニーファイ10:4)

ここでニーファイは、リーハイが将来のメシヤ(世の救い主)について話したことに言及しています。メシヤについて次のように書かれています。

リーハイも預言者として、また、家族の長として、家族に世の救い主であるメシヤをいつも心の中心におき、覚えておいてほしいと度々力を込めて語っています。

当時、ユダヤ人たちは、将来自分たちを救ってくれるメシヤを持ち望んでいました。そのため、ユダヤ人は現在に至るまで、

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33_「見よ、わたしはあなたを精錬し、苦難の炉の中であなたを選んだからである。」(1ニーファイ20:10)

33_「見よ、わたしはあなたを精錬し、苦難の炉の中であなたを選んだからである。」(1ニーファイ20:10)

ニーファイは、真鍮の版から預言者の言葉を引用する一つの理由として、「主なる贖い主を覚える」(1ニーファイ19:18)ためであると述べています。そして、この聖句(20:10)を引用して、主をいつも覚えて頼るならば、苦難や試練に遭遇しても、主によって祝福を受け強められると述べています。

D・トッド・クリストファーソン長老は次のように語っておられます。

ダリン・H・オークス長老も、苦難が同様にわた

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