老化の仕組み
こんにちは
body∞infinity(@body8infinity)の中野です。
みなさんはアンチエイジングという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
→老化に抗う取り組み
→健康長寿を目指す医学
アンチエイジングには、運動食事で身体の健康をかなえ、社会生活で頭の健康を保つことが重要となります。
働き盛りのビジネスパーソンには「老化」とう言葉は縁遠く感じるかもしれませんが、老化は自然の摂理であり「ある日突然起こる」ものではなく、少しずつ起こっていきます。
クオリティーオブライフの高い老後を迎えるためには、アンチエイジングに目覚め、そのための対策をしていきましょう
「3つ」の老化の仕組み
①細胞の老化:テロメア・DNAが関係する
テロメア:細胞の染色体についている「テロメア」が短くなっていき、ある短さになると「細胞分裂が出来なくなる」=染色体には寿命がある→寿命を迎えることで「老化」していきます。
DNA:身体の設計図のこと、細胞が分裂するにあたって設計図の正しい情報が受け継がれていけば問題はないのですが、体内発生する「活性酸素」や太陽光線の「紫外線」によりDNAが傷つき、その傷が修復されないまま細胞分裂がおこると誤った情報が受け継がれてしまい、老化につながります。
②機能の老化のポイントは大きく2つあります
・ホルモン分泌の低下:
ホルモンを分泌して体内機能を調節している。しかし中には年を取るごとに分泌が減っていくホルモンがある。その代表が「代謝のコントロールに関係する=成長ホルモン」「睡眠に関係する=メラトニン」「生殖・活力に関係する=性ホルモン」
ホルモン分泌によってホルモンバランスが崩れれば、身体に影響が生じ、老化につながる
・免疫機能の低下:
免疫細胞は身体が病原体やウイルスを排除し、再感染を防ぐという機能を持っている。免疫機能はストレスによっても低下するが、加齢も免疫機能の低下のひとつに挙げられています。
③老廃物の蓄積
・活性酸素:エネルギーが生み出される時の副産物、エネルギー産生には酸素が必要なので、そこで起きた化学変化によって、活性酸素が生み出されてしまう。エネルギー産生活動は止まったら死んでしまうので、活性酸素事態が生じるのは仕方のないこと言えます。
私たちの身体も、この活性酸素が生じるのは知っているので、活性酸素を排除する仕組みも備わっています。しかし問題は加齢によってこの活性酸素を除去する機能も衰えていってしまいます。これに加えて、紫外線・大気汚染・脂質の多い食事も体内で活性酸素を発生する原因となってしまいます。活性酸素は細胞を酸化させます。分かり易く言うと細胞を「サビ」させるということになります。サビた歯車がうまく回らないように、細胞がサビていると栄養を摂取しても、エネルギーをあまり作ることが出来ず、疲労感原因となったり、体内の諸機能の低下を引き起こします。
生命を維持するためには呼吸によって取り込んだ「酸素」を使って食べ物を燃やす必要があります。食べ物の栄養素は、体内に消化吸収された後、何段階もの化学反応を経て変化し、糖や脂質といった体の構成物質になっていきます。それらの構成物質はさらに化学変化を起こし、最終的には酸素によって燃やされます。炭水化物が燃やされると二酸化炭素と水になり「熱」としてエネルギーが出ます。私たちはこのエネルギーで体温を保つなど生命維持活動を行っています。その一方で活性酸素が発生します。
・糖化:「血中で余った糖分が体内のタンパク質に取り付いて、焦げ付いた状態」になることです。糖化も活性酸素と同様、細胞の機能不全を生じ、活性酸素と同様に、老化を引き起こします。
老化の原因のまとめ
①細胞の老化:テロメアとDNAが関与している
②機能の老化:ホルモン分泌と免疫機能の低下が関与している
③老廃物の蓄積:活性酸素と糖化が関与している
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