神々の故郷ネパール(3)
2007年9月25日(KIN115)。ポカラからのフライトは雨で、ヒマラヤは姿を見せてくれなかったが、ほぼオンタイムでカトマンズに到着。バンダ(ゼネスト)が頻繁に起きるような不安定な状況の中、こうして予定通り移動できるのは、相当ラッキーな事なのかもしれない。
空港から、巨大なストゥーパが有名なボダナート(チベット仏教の聖地)へと直行し、ドルマ(この旅でガイドを引き受けてくれたツェワンさんの妹)のパートナー、ペムシーと初対面する。坂本龍一似の優しい表情をした彼は、ラマ・ケツン・サンポの下で学ぶニンマ派の修行者でもあり、長く伸ばした髪と髭が印象的だ。
そこから歩いて行ける位の距離に、ドルマのTCV(チベット子供村)時代の同級生、サンモさんが校長を務めるマナサロワール・アカデミーはあった。建物の1~4階部分を借り、3歳~10歳のチベット人の子供達を受け入れているそうで、校長自ら全てのクラスを案内して回ってくれた。どのクラスも、とても活き活きとしていて、子供達の目の輝きが素晴らしい。
*本記事は2008年8月15日配信のメルマガ『Happy シンクロ Days♪』Vol.19に掲載された記事を一部修正したものです。尚、本文中の情報は2007年当時のものです。ご了承下さい。
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