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小原大典「時のからだ」研究ノート

からだや意識の使い方をほんの少し変えるだけで、心身の自由度は大きく高まり、全く違ったやり方やものの見方が出来るようになります。日常のあらゆる場面で応用可能な多次元的視点を育て、直…
心身の自由度と生命力を高める身体技法や視点、考え方を紹介しつつ、それらを日常生活や旅先で実践的に活…
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2024年1月の記事一覧

「本当は〇〇だった」情報の本当の所

1年くらい前だったろうか、「ヒマラヤのチベットに400年に一度咲くマハメル(宝塔花)」という画像がSNS上で出回った時期があった。知人の中にも驚いたり感動したりしながらシェアしている方がいたものの、私はひと目見て不自然さを感じた。 確かに、ヒマラヤとかチベットというエリアには今も神秘性が残っていて、未知なるものがありそうだと期待させる雰囲気がある。しかも、視覚的にインパクトのある咲き方をしている花と「400年に一度」と言う希少性、そして「宝塔花」という名前が強烈に「ありがた

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「数」が持つ意味

グレゴリオ暦年末から武内一忠先生の『真実の歴史』とTOLAND VLOGを通じて、古代巨石文明とペトログリフについて少しずつ学んでいるのだが、その文脈を理解するに当たってシュメールの神話にも触れる機会があった。 阿蘇の世界水まつりで武内先生とお会いした折、シュメールの神々に数字が割り当てられている事について問われたのだが、その時点では何も思い出せず、年が明けて暫く経ったタイミングで、ふと、高橋徹さんが『マヤの宇宙プロジェクトと失われた惑星』の中でシュメール神話についても触れ

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エジプトからの呼びかけ(3)

2008年2月27日(KIN10)は、早朝からハイドパークに向かった。かなり冷え込んではいたが、朝露に輝く緑とそこに彩りを添える桜、鳥のさえずり、天空高くにたなびく透き通った雲など、寒い季節ならではの澄み切った風景が、何とも美しい。警備の馬が蹄を鳴らして過ぎ行くのを心地良く聴きながら、バッキンガム宮殿まで朝の散歩を続ける。 冬服の衛兵が、仕掛け時計の人形のように、一定のテンポで行ったり来たりしている。交代の時間はもっと面白いらしいが、今回の目的は大英博物館なので、地下鉄で近

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ストラディストライク

今年も年末年始(12/30~1/1)の3日間は恒例のプチ断食を実施し、爽快な気持ちで2024年(令和6年)を迎える事ができた。もちろん、この間も朝の体操は1日も欠かしてはいない。全ての活動の土台は心身の健康にあり、と自覚しているからだ。 メニューは天真柔操に始まり、わくわくツォルキン体操、ぴちぴちドルフィン体操、ペンギンスタンド体操と続いて、仕上げは爽快オラオララッシュ!で終わる(注:最後のラッシュだけパートナーが必要)。 ちょうど昨年の今頃からこのメニューになったのだが

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