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1500円が15万円以上の価値に!?

1.この本で得られること
①サブタイトルのもあるようにビジネス書の多読のノウハウが詰まっている。
②自分にとって最適な書籍を選ぶことができる
③読んだ内容をアウトプットする具体的な方法を知ることができる
2.こんな人は読むべき
①本を読めと言われるがどう読んでいいかわからない。。。
②これから成功したいと思っている人
③ビジネス書読んだけど明日には内容忘れてしまう。。

3.そもそも多読とは?
Googleで多読と検索すると英語の勉強における多読が出てきます。いわゆる何回も英文を読む中で、英語に慣れていく方法です。しかし今回紹介させてもらうのはビジネス書を読む上での多読です。ビジネス書における多読とは
【本を読む目的を明確にした上で自分の必要な箇所を拾い読み進めてく。】だと思います。この多読術を活用することで1冊の本を短期間で読み終えることができ、次々に本を読むことができると思います。
4.なぜ読書をする必要なのか

ビジネスマンにとっての読書は、スポーツ選手にとっての練習だ。

本を読まないビジネスマンは練習しないでいきなり試合に出るようなものです。優秀なビジネスマンは本を読むのを欠かさないと思います。そのため練習する(本を読む)ことを繰り返せば実践に使えるベースが貯まっていきレベルアップし、仕事がさらにできるようになります。

5.自分にとって一番必要な本の探し方
目的に沿って読む本を選ぶ
・自分にとって一番わかりやすく優しい本を選ぶ(例えば「7つの習慣」は560ページありますが、まんがでわかる7つの習慣という本であれば170ページに濃縮され内容もイメージしやすく記憶に残りやすいです。)
・研究者が書いたような「教養型」の本より、著者が自分の経験から得たノウハウを述べた「経験型」の本を選ぶ

6.効率的なビジネス書の読書法(多読法)

本を読む目的を明確化
読まないところと読むところの区別をつける

制限時間を設ける
本の内容次第だが、平均1時間

全体を俯瞰する
「まえがき」「目次」「あとがき」などから本の全体像を頭に入れる

読書開始
・緩急をつけて読む:重要なところは熟読、他は斜め読み読み
・ポイントを押さえる:線や印、書き込み、マーキング

目的を明確にする:その本を読む目的を改めて明確のすることで自分にとって大事なところと読まなくてもよいところの区別することができ、読むスピードも早くなり、目的意識を持つことで吸収力も高まるということです。

制限時間を設ける
:人間は制限時間を設けないと動けないものです。制限時間を設けることで、自分を追い込むことができ今まで以上の力を発揮することができます。さらにこの多読術では1時間で読んだらもう2度と読むことはないスタンスで読んでいきます。そのため「絶対にこの1時間で1冊分の知識を吸い取る!!」という強い思いで読まなければいけないので、必ず本一冊分の元を取ろうと行動できると思います

マーキング・付箋・メモを書き込み自分だけの本に:必ず読みながら自分にとって心に響く大事だと思った箇所にマーキングやメモ書きをしてきます。また、メモ書きする上でのポイントは「当事者意識を持つ」ということです。自分だったらどうするか?どう考え行動するか?と考えることで記憶に残りやすくなります。
またこの作業は後に紹介する「自分専用のオリジナル本」を作成する上でとても重要なことなので必ずやりましょう。

7.読書後のフォロー
まず初めに昔読んだ本の内容を覚えていないのはなぜでしょうか?
その理由は大きく2つあります。
1つ目は「ポイントをメモしなかった」 2つ目は「実行しなかった
だと考えられます。
「ポイントをメモしなかった」というのは結局読んでいるつもりでになってしまってるからです。そのため本から得たノウハウをメモに記憶すれば忘れることはありません。その場限りの満足する読書からは卒業しましょう。
「実行しなかった」というのは本で読んだことは実践する前に忘れてしまうことがあります。また、実行しようとしても準備が必要だったり、意思が強くないと継続できないことがあります。

メモすることで記録に残し、実践に使ってみましょう。メモの内容を自分の中に刷り込み習慣化することで正しいやり方を身に着けたり、実践の中でメモしたことがそのまま使えるか使えないかもわかるかもしれません。そうした反復をしながら自分の現実に合うようにアレンジしていきます。そしてその洗練された自分にあった最適なノウハウにすればよいのです。
8.読書後フォロー流れ
自分の課題・目的を絞り込む

読むべき本を絞り込み読む

重要な所にマーカー、メモをする

レバレッジメモに要点抽出し、繰り返し読む

実践で試す

レバレッジメモをブラッシュアップし、繰り返し読んで身につける

実践で条件反射レベルで対応できるようにする

8.レバレッジメモの作り方
①マーカー引いた箇所とメモした箇所をパソコンに打ち込む
②印刷し、ひたすら見まくる。
コツとしては、テーマごとに分類していくのありだと思います。
テーマ別例:マーケティング、健康・フィットネス、勉強、コーチング。。。

9.何度も読んでパーソナルキャピタル(個人資産)を築く
レバレッジメモですが、これを作って満足して眺めているだけではいけません。これでは全く意味はないので、本当に何度も繰り返し読むことが重要です。しかしここで疑問が生じると思います「暗記するまで読むのか」「覚えないといけないのか」答えはノーです。これは試験勉強ではないので、暗記が最終目的ではなく「本で読んだ=投資活動からリターンを得る」なので暗記する必要はないです。代わりに常にメモを持ち歩きます。いつも持ち歩き繰り返し読むことで、その内容がだんだん自分になじんてきます。そうしていく中で、本当に自分の血肉になってきたと言えます。プロスポーツ選手は良いフォームを身体で覚えるまで何度も練習すると言います。

10.最後に
本書には著名人の名言が載せられていますが、特に一番心に響いたロバート・キヨサキ様の言葉を引用させていただきます。

人生に一番害のある言葉は「明日」だ。この言葉を一番多く使うのは、貧乏な人、成功しない人、不幸な人、不健康な人だ。彼らはよく「明日からダイエットする」「明日から本を読む」などと言う。私は明日を一度も見たことがない。私にあるのは今日だけだ。今日は勝者のための言葉で、明日は敗者のための言葉だ。ーーーーロバート・キヨサキ


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