【動画編集未経験者向け】動画編集には高額教材も高いソフトもいらない
こんにちは!「ボドゲかぞく」でYouTubeやTwitterでボードゲームの応援活動をしているあーくんと申します。
最近は、ミレニアムブレードのプレイ動画をアップしたり、ボードゲームをもっと広めていくための企画を考えたりと、ボードゲームのことばかりの毎日です。
さて、この頃ボードゲームのプレイ動画を配信する方が増えたり、商品宣伝に積極的に動画を利用していく制作者さんが増えたりと、動画が盛り上がってきましたね(僕たちもその中の1人です)。
この流れの中で、「自分たちも動画を配信してみよう!」「早くやらないと出遅れてしまう!」と始めてみようと思ったものの・・・
「編集ソフトどれ使えばいいの?」「カット作業めっちゃ時間かかるじゃん」「頑張って撮影したのに見映えが悪い(泣)」←特にこれはショック大。
ってなっちゃうことも、あるあるだろうなと思います。
そうすると、まず動画編集のやり方を調べているうちに、「スクールに通えば短時間でできるようになるのでは!?」「ちょっと高いけどすぐできるようになるのなら買ってしまおう!」と中身を見ずに入学を検討したり教材を買おうとしてしまったり、、、なんてこともあるかもしれません。
もちろんそれらはすべて無意味だとまで言うつもりはありませんし、もしかすると人によっては正解の道かもしれません。
でも、スクールに通っても自分が理想としている作品に仕上げるスキルを身につけらる保証はないし、教材を買っても勝っただけで満足してしまったり自分に必要な情報は一部しかなかったりするものです。
僕は昔から、衝動買いをすることはほぼなくて、自分でできそうなことであれば、まずは自分でやってみることが多いです。
なので、スクールとか教材でお金を払って学んでいこうという考えはありませんでした。
自分でやりながら学ぶ。これが1番だと思っています。
そうして今日まで走ってきたわけなのですが、ふと思い立ってこんなツイートをしました。
これが、思っていた以上の反響だったので、今回僕はそんな自分の経験や考えをこのnoteを通してお伝えしようと思いました。
あなたがこれから動画編集に挑戦したいと考えているのなら必ず参考になる部分があると思います。
そして最後まで読んでいただければきっと動画編集に向けて動き出したくなるはずです。
今回は、動画編集未経験の方向けに、僕が動画編集未経験からどのように考えて動画編集を始めていったのかを前半にお話ししていきます。
とりあえずわからないから教材を買う、その前に、なにが自分にとっていい方法なのかをもう一度考えてみるきっかけになればと思います。
後半では動画編集が上達するための行動や技術をお話しますので、よろしければそこだけでもお付き合いください。
では、さっそく本題に入っていきましょう!
動画編集にはスクールや高額商材はいらない
いきなり結論です(笑)。
ただこれだけだと何の説明にもなっていませんのできちんと理由を説明させてください。
一言でまとめると、
大変誤解を招く表現になっております(笑)。しかし思い返してみてください。
・Twitterを始めたときに、きちんとした説明を受け(読み)ましたか?
・運転免許を取るときに学んだ授業の内容を細かく覚えていますか?
・新しいスマホ・パソコンを買ったときに説明書を熟読しますか?
・アプリゲームを始める前に操作方法を完璧に覚えますか?
きっと多くの方が「NO」と答えると思います。
それはなぜか・・・
理由はシンプルで、
だれしも経験があると思いますが、勉強して知識だけ頭に詰め込むよりも、実際に体験していく方が理解しやすい上に、早く身につきますよね。
問題に直面した時、表面上の理解しかできていないと何がわからないのかがわからない状態になってしまうことがあります。
ただ言われたことをこなしているだけだと理解できていないので定着しにくいんです。そうすると次第に忘れてしまい、また問題が起きたときにわからなくなるという負のループが発生します。
これはボードゲームと一緒です。難しいボードゲームは説明を受けただけだと何をしていけばいいのかほぼわかりません(たぶん僕だけじゃないはず!)。でもプレイしながら理解できてくるので、2回目に遊ぶときは1回目よりもうまく考えてプレイできるようになりますよね。
なので、僕は何事もとりあえず始めてみるのが近道と考えています。
何事も始める前はめちゃくちゃ高いハードルがあるように見えますが、始まってしまうと目の前のことに必死で恐怖が消えていきます。
余談ですが、実はボドゲかぞくのYouTubeチャンネルを開設する前に、全く違う分野で動画配信をしていました。
その目的は、YouTubeを配信することの感覚をつかむことだったり、自分にあった編集ソフトを探すためだったりしたので、いっぱい高評価をもらいたいとか、チャンネル登録者増やさなきゃとかっていうことにプレッシャーを感じずに始めることができました。
そしていったん始めてみたら、人気YouTuberのチャンネルや、すごく上手く編集された動画を観るときに、効果音の使い方やテロップの出し方など、自分の編集と似ている箇所があったりして、だんだん楽しくなっていきましたし、自然と技術も身についていきました。
だから今でも動画編集を始める前に有料の教材を買って読む必要はないと確信しています。
最近は無料でも役に立つ記事や動画がたくさんありますので、心配ならそういった無料のものを1つ2つ見て雰囲気だけつかんでおけば十分です。無料記事すら読まずに始めた人がここにいるので安心してください(笑)
ただ、僕は勉強が不要だと言いたいわけではありません。この後も話しますが、実際に編集を始めてからは「できないこと」や「わからないこと」がたくさん出てきました。
ですがそれは何がわからないかがわかっている状態なので、ググれば解決できる問題ばかりでした。
それでも壁にぶち当たって自分の技術の限界を感じたならば、そこで初めて有料のものを検討する余地が出てくると思っています(現在でもまだ利用はしていませんが)。
自分の問題をはっきりと認識したうえで、必要に応じて、知りたい箇所限定でそういったものを利用していくつもりです。
というわけで、見出し文を正確に言い直すと
ということになりますね♪
動画編集には高い編集ソフトはいらない
「とりあえず始めてみようと思うけど、どんな編集ソフトを使ったらいいのかわからない・・・」
というのが次のお悩みかと思います。
ここでも見出しで結論を言ってますが、僕は形から入る必要はないと思っています。安いもの、場合によっては無料のもので始めてもいいです。
僕は動画編集をすることに決めたとき、性能も値段もピンキリの様々な編集ソフトがあることを知りました。
調べてみると、意外にも無料体験できるソフトが豊富にあったので、まずはいろいろなソフトが自分に合うかどうか試してみることにしたんです。
値段が高いものの方が、テキストやエフェクトなどの素材や機能が豊富にあったのですが、ずぶの素人の僕には全く分からず(ページすら開けず)宝の持ち腐れでした。
何を選んだとしても、初めのうちは操作になれず、備わっている機能を使いこなすことなど到底不可能だと思ったので、結局、編集(特にカット)に感じるストレスが一番少ないものを選びました。
なので機能の多さよりも使いやすさを重視して選んでいいと思います。
時間的に練習する余裕があるのであれば、無料ソフトで始めてみるのもありです。無料ソフトの機能は最低限に限られているので、基礎を学べます。
さらに無料ソフトをしばらく使った後に、有料ソフトを使うと、できることが多くて感動すると思います(笑)。たとえ安いソフトであったとしてもです!
そして物足りなさを感じ始めたタイミングで、有料ソフトや機能の多いソフトに移行すれば十分です。
その時には、より機能の多い編集ソフトを使うだけの知識が身についていると思います。
ちなみに僕はいろいろ試した結果、PowerDirector365を年間契約しています。
安いのでお勧めですが(回しものじゃありません笑)、自分で試してみて判断してくださいね。
もう当時試した編集ソフトはほとんど覚えてないのですが(5個くらいは試したと思います)、初めはwindowsに最初から入っている無料ソフト「フォト」で動画を作りました(作れるんですよ!)。
ここまでパソコンで編集すること前提でお話ししていますが、スマホ版やタブレット版の動画編集ソフトも存在します。
スマホやタブレットでも動画編集ができないことはないですが、僕はやりづらい&端末のスペックが不足して結局タブレットでの編集を諦めました。
やっぱりある程度性能のいい(メモリ、CPU、ストレージ、GPUなど)パソコンで作業しないと作業効率が悪かったです。
とはいえここも形から入らずに、まずは当時持っていたショボい2万円のパソコンで編集を始め、限界を感じたときに高スペックのパソコンを買いました。
常に開拓していく
動画編集を始めたばかりの僕はまさになんの技術も持っていない空っぽの状態でした。
人気チャンネルの見様見真似でカットしてみたり、テロップを入れてみたり、エフェクトをつけてみたりして、その時は納得のいくものに仕上げたつもりでしたが、今思うとどれも素人感で溢れていました。
そんな何もできない僕が少しでも良い動画を作れるようになるために、当初からやり続けていることがあります。
それは、動画を作る度に新しい技に挑戦することです。
YouTubeに動画を上げたいと考えているのであれば、あなたもきっと普段からYouTubeを見る機会が多いのではないでしょうか。
動画編集を始めるまで、ほとんど意識することはなかったのですが、それらYouTubeの動画は動画編集を学んでいく上での技術の宝庫でした。
そして意識していないだけで既にそこから多くの知識や情報を得ていたので、なんとなく「これが正解」というイメージがあったんです。
だったら話は簡単です。ただ自分の中にあるそのイメ―ジをマネをして形にしていけばいいんです。
イメージが曖昧な時はYouTube(最高の無料教材)を見なおすだけでOK。
結局これは手持ちの動画編集ソフトをいじったりググったりしてどうすれば同じような編集ができるのかを試すという確認作業になります。
試すたびに自分の技術の広がりを感じて楽しいですし、新しい技術で作った動画は自信につながるのでいいことだらけでした。
僕はこうして動画ごとに最低1つは新しい表現を取り入れることで、新技術を獲得しています。ただし、1つの動画内でたくさんやろうとすると時間がかかりますので効率と相談しています。
これを動画を作るたびに毎回毎回繰り返していきました。すると最低でも動画の数だけ新しい編集技術を得ることができるのです!
現状の技術に満足せず、常に編集技術を開拓していくことが最高の動画編集者への道だと思って、今でもこれを続けています。
なんとも泥臭いですね(笑)。
同時に他の方が作った動画の研究も行いました。先ほど話した通り一定の知識や情報は知らず知らずのうちに自分の中に蓄えられていたんですが、もっと吸収できることがあるだろうと、動画編集を始めてからさらに研究するようになりました。
不思議なもので、自分がいざ動画編集を始めると今までは目にも留まらなかった細かいけど大切な部分に気付けるようになるんです。そしてそれを新たな選択肢として自分の技術に加えていきました。
参考までに僕が作った初期の動画と最新の動画を張っておきますので比較してみてください。どちらもその時点では全力で制作したものですが、圧倒的にクオリティが上がっていることがわかると思います。
妥協はしないが効率重視
それでも動画を作っていく上で頭を悩ませるのが、「このシーンはどういう風に編集したらいいんだろう?」という疑問。やればやるほど表現方法はキリがなく、あれもこれもやりたいと思っていると、時間がどんどん過ぎ去っっていきます。
そういう時に僕が心掛けているのが妥協はしないが効率重視というものです。
当たり前に思うかもしれませんが、妥協したら良いものはできません。
しかし、動画編集はすごく時間がかかる作業です(初めは特に)。ついつい手を抜きたくなることもあります(人間ですから)。
でもそこで手を抜いてしまうと、動画のクオリティは下がります。クオリティが低いまま作り上げた動画に自信なんて持てません。
そうすると動画に対するモチベーションも下がってしまいます。だからこそ、誰よりも自分のために妥協しないことが必要です。
ちなみに、このクオリティで大丈夫か悩んだときは、「プロならどうするか」や「今より100倍チャンネル登録者がいるチャンネルはどうなっているか」という視点で考えています。
一方で、動画編集は効率がとても大切です。
先ほど言ったように動画制作は思っていたより10倍くらい時間がかかる作業なので(ちょっと言い過ぎ)、できるだけ無駄を省いていかないと貴重なぼ~っとしながらミルクティーを飲む時間が驚くほど奪い取られてしまいます。
10分の動画を作るのに10時間かかるなんてざらにあるんです(;´Д`)
なので、僕は作業が効率化できないかを常に考えておくようにしています。
たとえば、動画編集の中で新たに作り出した、使いまわせるような表現は保存しておいて、他の機会でもすぐにまた使えるようにしておくと、次回以降の作業効率が上がります。
他にも、編集中に文字や画像やエフェクトを入れるべきかどうか迷った時は、「これがあったら絶対におもしろくなるか(わかりやすくなるか)」を基準に考えて、当てはまらなければ特に入れないことにしています。
中途半端な「あってもいいかもな」というものはほとんどの場合不要です。その代わり、その表現があった方がよいのであれば、妥協せずに入れるようにしてください。
編集をしていると自分ではその判断がわからなくなることもあるので、そういう場合は遠慮せず家族や友人など他の人に聞いてみることをおすすめします。
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さて、ここまでは、僕自身の動画編集の始め方から、どういう考え方で編集を進めて上達してきたか(現在進行形ですが)までをお話してきました。
ここからは、僕が開拓した編集技術の中で、特に重要だと考えているポイントについて3つほどお話していきたいと思います。
色や明るさがストレスの原因に
1つ目は、色や明るさの調整です。
動画の素材を用意して、編集ソフトを立ち上げて、「いざ、カット!!」
したくなるところなのですが、最初は色と明るさの調整から始めます。
実はこれ、恥ずかしながら初期の動画編集時にはできていなかったことでした。
後者の方が明るくて、それだけで見映えが良くなっていますよね。
ある動画の撮影を終えて、編集ソフト上で見てみたときに「暗くて見えない・・・」となったことでその重要性に気が付いたのです。ここは普段YouTubeを見ているだけでは気が付きにくい部分でした。
明るさと色味だけで「動画がなんか見づらい」「よくわからないけど素人感がある」なんて思われる原因になります。視聴者にストレスを与えるのは避けた方が賢明です。
動画を見比べてみると雲泥の差がありますので、自分が作った動画を、おでこにしわを寄せて見てほしくない人はここは絶対に調整しましょう!
僕のやり方をお伝えしておくと、まず露出や輝度を調整して明るくします。上げ過ぎると白飛びして逆に見えづらくなるので注意してください。
また、操作しているパソコン画面の明るさによって見え方変わるので、画面の明るさを多少落としたり上げたりしながら見え方を確認しています。
次に色の調整をします。明るくすると、どうしても少し全体が白っぽくなってしまうので色味を増します。
ここはどんな動画を作るかによって分かれると思いますが、ボドゲかぞくの場合、ボードゲームのプレイ動画を撮影することが多いので、ボードゲーム自体が映えるよう若干派手なくらいに色味を増します。
ただ動画の種類によっては色味を増さないほうがオシャレになるかもしれませんね。
実際に行っている作業としては主に「コントラスト」と「自然な彩度」という項目の数値を上げています。それでも足りないときは「彩度」を上げることもあります。
その他に、画質をよく見せるためにシャープに映る加工をしたり、影が目立たないような加工をしたりしています。
なお、後から全体的な明るさや色味を調整すると、苦労して作ったパーティクルやテロップが見えづらくなったりする場合があるため、まず最初にこの調整をしておくことをおすすめします!
カットが編集時間を決める
2つ目はカット作業です。
多くの場合、オリジナルの動画には不要な部分が多く含まれています。
ボードゲームのプレイ動画を撮影する場合、そのままだと平気で120分の動画になってしまうときもあります。そんな長時間の動画を見てくれるもの好きはほとんどいません(30分の動画でもだいぶチャレンジングです)。
ジャンルにもよるのですが、多くの動画は10分~20分程度が最適と言われています。なので動画を短くするためにカット作業は必須となります。
しかし、意気揚々とカット作業を始めて一通り終えたところでハタと気づきます。
そう、「不要な部分はカットしましょう!」というのは簡単なんですが、問題なのはこの不要な部分がどこなのかが掴みづらいことなんです。
最初のうちは、よくわからないままカット作業をしていたので、カット作業を終えても結局動画が長いままなんてことがよくありました。
そのため、まず動画の全体時間をどれくらいにしたいのかを決めてからカット作業を始めます。
無理のない範囲で10分の動画にするのか20分の動画にするのかを決定し、その長さを目標とします。そうするとなんとなく目安が見えてくるので不要な部分の判断がやりやすくなります。
もちろんそれに加えて「『あってもいいかもな』は不要」という方法も並行して使い、動画が不自然にならない範囲で、できるだけ面白い部分のみで構成できるようにしています。
これは最近再認識したのですが、このカット作業がどのくらいの精度でできるかで全体の動画編集時間が大きく変わります。
せっかく文字や画像を挿入したのに結局時間の都合上カットすることになると、そのシーンを編集した時間は完全に無駄になってしまいます。
二度手間にならないように初めからできるだけ大胆にカットしていった方が時短になります。
その意味でも効率よく編集していくためには、あらかじめどのくらいの長さの動画にするのかを決めておくことがとても重要ですので、カット作業を始める前に一度考えておくことをおすすめします。
文字を洗練する
3つ目は、文字についてです。
一般的に動画編集というとバラエティ系YouTuberのようなド派手な演出を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
たしかに派手な演出は動画を盛り上げるときに効果的です。でも僕がそれよりも大事だと考えているのはテロップなどの文字です。
実はある日、動画編集をしていて妻に言われたんです。
完全に盲点でしたΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
これはデザインの知識がある妻に完全に助けられた形です。素人の僕は文字が与える印象の違いを甘く見ていました。
僕たち動画編集初心者が目指すのは素人感がないクオリティの高い動画。そのために必要なのは派手さよりも見やすさです。無意味な派手さで誤魔化しても素人感を助長してしまいます(エフェクトを入れない勇気)。
それからはナレーションとして使っていた文字の字体を一新。ボドゲかぞくのイメージに合わせてやわらかい字体に変更しました。
また、上下左右の字間にも気を配るようになりました。字体によってはデフォルトの字間が狭いことがあるので調整します。
逆に改行したときは上下の字間が広すぎる場合があるので、そういうときはテキストを2つに分けて位置を調整します。
文字の潜在能力は素晴らしいです。大きさ、色、シャドウ、モーション、アニメーション、透過、境界線、タイミングなどなど、魔法のように様々な味を出すことができます。僕もまだまだ文字を使いこなすための旅を続けていきます。
飽きさせない工夫
最後にもう1つだけ今回お伝えしておきたい重要なことがあります。
それは・・・
ずーーーーーっと同じ人がしゃべってる動画って見飽きてきませんか??
だんだん頭に入ってこなくなりますよね^^;
どんなに面白いことが話されていたとしても、画面に変化がないと人は飽きていきます。そして世の中には面白い動画がたくさんあるので、飽きられたらすぐに他の動画に移られてしまうんです。
また、YouTubeに関して言えば、視聴維持率にも関わってきます。簡単に言うと、長く見られない動画はYouTube側から悪い動画と捉えられてしまい、インプレッションしてもらいづらくなります。
なので、そうならないように工夫が必要です。
そこで僕が使っているものの1つがパーティクルです。おそらく一般的にはエフェクトと呼ばれているものです。
効果的なパーティクルは刺激を与えて視聴者の心を動かしてくれます。ただし乱用すると効果が薄くなりますので、ここぞというときに使います。
どんなパーティクルを使うかは場面によって変わりますが、ここぞというときに使っているので、画面いっぱいに広がる大きなパーティクルをよく使っています。
また、同じような感覚で画面効果も使っています。こちらも画面全体の色を変えたり動きをつけたりすることができるので併用してます。
実はもう1つ、パーティクルよりも飽きさせないことを意識してやっていることがあります。それは、画面を完全に差し替えることです。
パーティクルも画面全体に変化をつける意味では便利なのですが、やはり背景は変わらないので効果に限界があります。画面の差し替えは背景ごと全く別の画面になるので視聴者にも頭の切り替えを促すことができます。
僕がよく使っているのはこれです(妻制作)。
「前のシーンとこれからのシーンは別のシーンですよ~」って伝えたいときに差し込んでいます。表示時間はわずかですが視聴者の頭をリセットするのに重要な役割を担っています。
このような画像を1枚作っておくだけで何回も使いまわせるので便利です。5分に1回または最低10分に1回は画面の差し替えを挟んでおきたいところですね。
※この項における「パーティクル」「画面効果」はPowerDirecterが基準。
最後に
今回僕が伝えたかったことは、動画編集を始めることのハードルは決して高くないということと、挑戦を続けて時間さえかければ誰でも上達できるということです。
全然構えなくて大丈夫です怖がらないでください食べたりしません(笑)。どのレベルの技術が必要かは目的によって変わってきますが、プロも僕もあなたもゼロからスタートすることに変わりありませんから。
初めは出来上がった動画を周りの人に見せても、悪気もなく遠慮もないダメ出しを食らうと思います。僕は友人にコテンパンに”意見”されて本当に泣きそうになりました。
そんな人でも続けることで少しずつ技術を習得し、編集技術が上達したことで、今ではその友人はボドゲかぞくの大ファンになってくれています。
なのでもしここまで読んでくださったあなたがせっかく動画編集に興味を持っているのなら、形を気にせずとりあえず始めてみてください。最初の動画ができたとき、世界が変わっていることは僕が保証させていただきます^^
長々とお話しさせていただきましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。この1万字を読み切っただけでも動画編集の知識が増えているはずです!
偉そうなことを言ってもまだボドゲかぞくはチャンネル登録者数200人にも満たない小さなチャンネルです。
ですが、これからも進化を続ける姿をお見せしていきますので、よろしければYouTubeの方もチャンネル登録や高評価・コメントなどで応援していただけると嬉しいです!
それと、もしこのnoteが参考になりましたらTwitterなどで感想をつぶやいてもらえると埼玉の田舎で僕と妻がふたりで笑顔になります(笑)
まだお話してないこともあるので、もしかすると続編も出るかも!?
もちろん今回の内容は僕個人の意見で絶対的なものではありません。こういう考え方もあるんだなぁという参考資料としてお使いください。
このnoteが少しでも動画編集希望者やボードゲーム業界に役立つことを願って……ではでは!
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