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略奪最強カード:地図作り【ドミニオン:略奪】

ドミニオン:略奪のTier表みたいなものを作ろうとカードを眺めていて、略奪の中で最強のカードは何かと思いに耽ったとき地図作りかなーという結論になりました。

個人的略奪最強カード

次点で岩屋かなー。というわけで地図作りの強さを紹介します。

リアクション効果が最強

地図作りが最強たる所以はそのリアクション効果にあります。勝利点カードの獲得=相手の勝利点行動に対してリアクションしてドローができます。

ドミニオンというゲームは勝利点を買わなければ基本的に勝つことができません。その行為に対してリアクションするため地図作りのリアクション機会はとても多いです。

そして1度リアクションしてドローした後、手札に他の地図作りがあればそれもリアクションによってプレイすることができます。簡単に言うと地図作りが連鎖します。ドミニオンのルール上可能です。

極論言えば地図作りを10枚持っていれば勝利点獲得時のリアクションで地図作りを10枚使用して大量に引くことが可能です。1枚リアクションできればその効果で4枚見て2枚手札に加えて、そこで加えた地図作りを即座にリアクションして使用できるからです。やばい。

なので地図作りがある場合はある程度集めると手が付けられなくなります。取り合いになりやすくゲーム展開を大きく左右するパワーカードといえます。

ドロー性能も高い

地図作りは4コストのドローカードです。ドミニオンの4コストのドローカードといえば鍛冶屋。比べてみましょう。

鍛冶屋(単純3ドロー)と地図作り(4枚見て2枚まで回収)、どちらがドロー効果として強いでしょうか?

私は地図作りの方が強いと思います。勿論どちらにも強い場面、弱い場面はありますが地図作りの方が出力が高くなりがちです。そもそも1枚多く見れる上に初期デッキというノイズがつきまとうドミニオンにおいては、単純3ドローよりも4枚から質の良い2枚を選ぶ方が金量が伸びやすいです。

地図作りは使用時効果だけでも既存のカードよりも強いオーバースペックなカードという認識です。そこに使いやすいリアクション効果もついているのはやりすぎでは???

恐らく地図職人を意識したフレーバーで効果が作られたカードですが、令和の地図職人は格が違った。

地図作りがある時の動き

相手に沢山取られると勝利点獲得する終盤に不利を背負うことになるので適度に地図作りは集めるようにしましょう。ドローカードとしても非常に優秀なので採用しても苦にはなりにくいです。

自分の勝利点獲得にリアクションもできますが勝利点購入時にドローしても引いてきた財宝は使えないので無意味になりやすいです。アクションフェイズ中や財宝をプレイしている段階で勝利点を獲得してのリアクションなら強く使えます。

構築を無視して地図作りだけを集めるのもサプライや展開によってはありです。リアクションできない場合、序盤中盤は殆どパスになりますがひとたびリアクションできれば強い動きができるデッキですね。自分以外にもリアクショントリガーを引く人がいる3~4人戦では有効になりやすいです。

2人戦では勝利点を買わずにデッキを強化し続けるカウンターができるので単純に集めるだけでは勝ち切れないことも多くなります。自分も属州を買うことができて曲がりなりにも勝利点のシーソーゲームができるような形にしないと勝ち切れません。

地図作りを集めることに特化して、地図作り大連鎖をして引き切っても属州2枚しか買えないデッキであれば、属州2枚+公領が買えるデッキになるまで勝利点を買わずにデッキを成長させてから勝利点を買うことで地図作り特化デッキに対して勝つことができます。

最強クラスのカードではありますがただ集めるだけで常に勝てるほどのカードではないことは意識しておきましょう。

終わりに

今回は個人的略奪最強カードである地図作りを紹介しました。わかりやすく強いカードなのでこれから沢山お世話になると思います。

また機会があれば次点で強いと思っている岩屋について語りたいと思います。こちらはぱっと見では強さが難しいカードなのでどうやって書こうか今考え中です。。。

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