【初心者向け】引き切り検定【ドミニオン】
ドミニオンの主要戦略の一つが引き切り構築であることは前の記事で紹介しました。
最終的にはサプライを見て引き切り構築の戦略が最適かどうかを判別し、最適な場合に引き切り構築をやる必要があります。しかしまずは引き切り構築ができなければ話になりません。
ドミニオンにおいて引き切り構築ができるかどうかは一つの壁です。Dominion Onlineでレート50を超えるには曲がりなりにも引き切り構築ができる必要があります。なので最初はどのようなサプライであれ引き切り構築を目指してみて、できた/できなかったという結果から少しずつ構築精度を上げるのが上達の近道です。
ここでは引き切り構築の大雑把な方針を説明した後、引き切り検定というものを紹介します。
引き切りとは
引き切りとはターンを開始して色々なカードでドローをし、山札と捨て札が0の状態を指す言葉です。
この状態は買ったカードがすべて手札や場にありすべてのカードを使えるので出力がとても高いです。またこれから買うカードを即座に使うことができます。この状態がとても強いのため引き切り構築戦略はこの形を目指します。
引き切り構築の方針
引き切り構築をする場合の基本的な方針は
1.初期デッキの銅貨と屋敷を廃棄する
2.2枚以上カードを引くドローカードを連打できるようにする
です。これらを守れば必ず引き切ることができます。
この時銀貨や金貨といった財宝カードは不要です。勿論廃棄カードやドローカードが5金以上の場合は最低限の銀貨は必要ですが金貨は基本的にいりません。引き切ってから金貨を買いましょう。
ちなみに引き切った後は
3.ドローカードを足して引き切りを維持する
4.財宝カードを入れて属州を狙う
のが基本です。あくまで引き切ってから勝利点を買います。
引き切り検定
引き切りの中にも簡単な引き切りと難しい引き切りがあります。今回はサプライに用意されている要素で難易度分けし、引き切り検定〇級という概念で紹介します。
全てのサプライで10ターン以内に引き切りを作り、その後引き切りを持続させつつ属州を買うのが目標です。
引き切り検定6級
サプライに下記カードが用意されている状態で引き切る。
・2枚以上廃棄できる廃棄カード
・4コスト以下のドローカード
・購入権or獲得系カードあり
サプライ例
4コスト以下のドローカード：村＋鍛冶屋
購入権or獲得系カード：工房、祝祭
引き切り検定5級
サプライに下記カードが用意されている状態で引き切る。
・1枚廃棄できる廃棄カード
・4コスト以下のドローカード
・購入権or獲得系カードあり
サプライ例
4コスト以下のドローカード：村＋鍛冶屋
購入権or獲得系カード：工房、祝祭、市場
引き切り検定4級
サプライが下記の条件の時に引き切る。
・2枚以上廃棄できる廃棄カード
・ドローカードなし（2枚以上引けるカードはなく、1ドローしかない）
サプライ例
ドローカードなし
引き切り検定3級
サプライが下記の条件の時に引き切る、
・1枚廃棄できる廃棄カード
・ドローカード、廃棄カード、村系カードの内どれか2つが5コスト以上
サプライ例
ドローカード、廃棄カード（屑屋）、村系カード（バザー、祝祭）の内どれか2つが5コスト以上
引き切り検定2級
サプライが下記の条件の時に引き切る。
・廃棄カードなし
・ルーター※あり
※手札を捨ててその分引き直すカード。例：地下貯蔵庫・倉庫・公共広場
ルーターあり：地下貯蔵庫
このサプライは推奨サプライ：最初のゲームをマイルドにした形。
最初のゲームから引き切り検定2級レベルが要求される
引き切り検定1級
サプライが下記の条件の時に引き切る。
・廃棄カードなし
・ルーター※なし
※手札を捨ててその分引き直すカード。例：地下貯蔵庫・倉庫・公共広場
サプライ例1
サプライ例2
学習の目安
今回紹介した引き切り検定の条件はそのまま引き切り構築戦略が強い時の条件の一つでもあります。もしあなたが引き切り検定5級までクリアしているならその条件である
・1枚廃棄できる廃棄カード
・4コスト以下のドローカード
・購入権or獲得系カードあり
を満たすサプライが出てきた時、引き切り構築戦略を選んだ方が強いです。
勿論引き切り戦略が強くなる条件は他にもたくさんありますが、まずは練習として引き切り構築ができるようになること、そして実戦でそれをやってみることが大事です。
引き切り検定5級くらいまでクリアできるようになると立派なドミニオンプレイヤーといっても良いです。強くなりたいならしっかり引き切り構築ができるように頑張りましょう！
ここまで読んでいただきありがとうございます。ここからは有料部分です。ですが本記事の内容の補完などはありません。もし余裕のある方でおひねりを上げてもよいよ！という方向けに有料部分を設定しております。
ただ何もお返しがないのも心苦しいので記事の内容には関係のないドミニオンのことを書こうと思います。
サプライの画像を張りますので、有料部分にどのように考えてどのような試合展開にするか、私なりの答えを記述させていただきます。
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