見出し画像

トラウマ・センシティブ・マインドフルネス 振り返り Month3

こんにちは。菩提樹の広場です。
ただ今、MBCT-Depressionの勉強をしています。
13ヶ月かけて「トラウマ・センシティブ・マインドフルネス」の学びを7しました。その両者が、あちこちでつながり、学びを深くしてくれています。

今回は3か月目の「マインドフルな注意を双刃の剣として理解する」というテーマ。マインドフルネスのリスクも語り、その上で安全に提供するには?を考えていくもの。

メデューサ問題

メデューサって知っていますか?髪に蛇をはやしたギリシャ神話に出てくるもの。目を合わせると石にされてしまう。

トラウマ経験者は、メデューサを飼っているようなものとのこと。
人は新しい刺激に注意が行きやすかったり、トラウマに関連した刺激に注意を向けやすいため。そのため、マインドフルネスの練習のガイドでは、アンカーを選べるようにしてあげる。

私の今日のアンカーを探してみる。
身体の内部だけでなく、外部のものもアンカーになる。
いつもは、背骨の動きで感じる呼吸の感覚、座っている床と体の触れている感覚などがアンカー。でも、今日は音もいい。それも、きっとエアコンの音のようなはっきりした音は背景にして、耳にずーと届いているような微細な音。

アンカーは変えていいと知る。
でもここで大切なのは「不快」⇒すぐにアンカーを変えることではなく、それと一緒におれるか、自分が耐性の窓(前回より)に留まれるか。

これがすごく大事と思う。
私の体験。刺激に触れるとあっという間に嫌なイメージにとらわれる。
「窓に留まれるか」という観察をする間を作るためのマインドフルネス力がいる。

そう、マインドフルネスの練習をしていくことは、自分の圧倒されそうな感覚を調整するのにとても有益なこと。
でも、圧倒されそうになりやすい。

だから、アンカーを選んでいいこと
注意は動かせること
浮かんだ思考や感情を言葉にして距離をとれること
 ・
 ・
こんなたくさんの武器があることを知った。
だからこそ、少しずつでも、不快な中に留まる練習をしていけること。

そう、武器をもつことは、逃げることではなく、安心してチャレンジするためのものという強さを感じることが出来る。

これは、このコース全体を通して伝えてもらったメッセージ。
自分で選んで進む強さ。
それに触れていることが嬉しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?