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やかたで暮らせば

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「やかた」にまつわるエトセトラ。日記だったり、振り返りだったり。
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記事一覧

やかたで暮らせば;220323_気づけば春分も迎え、桜の蕾はたわわに膨らみ。

時間が過ぎるのは、なんてあっという間なんだろう。 「一月往ぬる、二月逃げる、三月去る」と…

hazuki
2年前
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やかたで暮らせば;220213_京都にて、新潟を迎える

バレンタインを翌日に控えたこの日、やかたのキッチンは朝5時から稼働していた(らしい)。 …

hazuki
2年前
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やかたで暮らせば;220203_節分。

節分だったこの日は木曜日で、朝8時から定例MTGだった。 週5日…いわゆる”普通”に通ってい…

hazuki
2年前
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やかたで暮らせば;220131_会社で粕汁、帰って豚汁。

6時半、ドラえもん映画主題歌で有名な秦基博さんを好きになったきっかけの楽曲『鱗』のイント…

hazuki
2年前

やかたで暮らせば;220202_旧正月に入り、新月。

週に3日、会社づとめのわたくし。 リモート稼働日だった。 わたしの会社は8時50分が始業、毎日…

hazuki
2年前

やかたで暮らせば;220130_お天気で、おやつ天国で、防災に備える。

220130_ 日曜日。 だんだん土日=休日かどうかもよくわからなくなってきているけど、今日はオ…

hazuki
2年前
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やかたで暮らせば;おもむろに、書き始めてみる。

やかたは、京都の北の方、しずかな住宅地に突如現れる。 やかたは、可愛らしい見た目をしている。 低めの2階建て。瓦屋根。赤茶の小さめのタイル壁に窓が多めに配置され、以前はちゃんと和紙が貼ってあったのだろう障子戸が重なる。 正面扉の取手はアイアン製のリング。開閉するとその振動でガラスが揺れて木枠と当たってカタカタ音が鳴る。その両脇にはまんまるお月さまのような門灯がついていて、暖かく光る。 そんなやかたには、愉快な人たちが暮らしている。 わたしは自分が愉快な人間だとは思わな