マガジンのカバー画像

ぼやき ~22/07/31

9
「ぼやき」として投稿した記事をまとめました。 内容は詩、ポエム、日記、エッセイ、短文・・・そんな感じのものです。 ~22/07/31
運営しているクリエイター

#詩

何もない温かさ

いつも明るかった私が、次に来たときには笑顔がなかった。 普通なら「どうしたの?」と聞いて…

私の風船が割れた

いつものように、扉を開けるとお店は盛り上がっていた。 いつものように、仕事帰りの私は1件目…

「好き」

ただその二文字が聞きたかっただけ。 それだけをずっと待っていた。 お出かけした、食事に行っ…

人肌がこわい。

さらっとして、なまあたたかくて、この手がすいついて。 ふれればただただ胸を満たしてくれる…

東京の夜は空が赤い

10年前、仕事のために上京した。 東京の夜は明るくて、朝までずっと音がした。 「東京の空は…

言葉に慣れたくない

だめな人間だと自分を思い沈むことはある。 でもクズだと思ったことはない。 それは他人にもあ…

高校の友達

「高校の時の友達」と「高校の時からの友達」 それは過去形と現在進行系の違い。 今私に友達がいるのか考えてみると、誰ひとりいなかった。 私にとって「友達」とは、離れていく存在だ。 「ずっと友達」なんて言葉はない。 いつの間にかみんな離れていくのだから仕方がない。 友達だと思っていた人のLINEの名前が変わっていた。 「高校の時からの友達」だ。 でも結婚の報告がきていないのだから 私は「高校の時の友達」だったのだと、そこで気がついた。

リアルをおぎなうために

私は人よりたくさんの映像作品を観ている。 でもその分リアルが充実していなかった。 何もな…