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子どもに勝手に期待して、勝手に落ち込むことをやめよう、って話
昨年の夏休みのことなんだけど、小学生の息子の宿題に「読書感想文」があったんです。
(感想文、来たか…!)と、ライターの端くれである私だけ鼻息荒く意気込んだんですよね。
まずここがいけない。なぜ親が子どものことに必要以上に意気込むのか。
今日はそんな(本当に私って勝手やな)と思ったお話です。
やっと宿題に手を付けた息子だったが…
とはいえ、なかなか宿題に手をつけない息子。
それでも夏休み後半になってくるとにわかに焦りだして、自分から「今日は宿題やろうかな…」などと、こちらに聞こえるように独り言を言い出します(笑
どうやら読書感想文を書くようです。
~~しばらく経過~~
もう本は読み終えているので、あとは感想文をかくだけ。
さて、はかどってるかな?と息子の部屋をのぞいてみると…
おや、机に突っ伏してる…!
近くに行き、息子の顔の下にある感想文を引っ張り出して見てみると。
『~が~をして、かわいそうでした。~~のところが、おもしろかったです』
そういうような文章を2文ほど書いて、もう投げ出しているわけですよ。
「書くことがない~!なんも書けねえ~!!」とか言いながら(笑
なぜかその息子の姿に、私はどっと落ち込んでしまったんです。
勝手に期待してしまった親
これだけ書くことが好きな親から生まれてきた子だったら、この子もきっと書くことが好きだろう、と勝手に思い込んでいたんですよね。
そしてその感想文の仕上がりを見て、勝手に落ち込む。
瞬間、(こんなんじゃ、だめだ!)と思い直しました。
もちろん生まれ持っての才能や素質はあるけど、やっぱり子どもに大きい影響を与えるのは「環境」だと。
これまでほとんど文章を書いてきていない息子に、私はいったい何を期待しているのだろう。
親が勝手に期待して、なんであなたは文章好きじゃないの?私の子供なのに、なんていうのは、いくらなんでも理不尽ですよね。
ここで、
「なんで書けないの?」
などと口を滑らせなくてよかった。。と思いました。
そして心を入れ替え、私は息子にひとつだけアドバイスをすることにしました。
そして無事に、息子の読書感想文は完了。
思ったよりもはるかに素晴らしい感想文を、息子は書いてくれたのでした。
よかったよかった・・・・
その時の詳しい内容は、私のブログのほうに書いています ↓
子どもにとって理不尽な親の行動はやめようと思った
何があっても、どんな時でも、親は子供を尊重しなくてはならないと思いました。
親の理不尽な、何気ない言葉が子供をじわじわと傷つけることが大いにあり得ます。
親は言ったことすら忘れてしまうが、子どもは大人になってもそのチクっとした胸の痛みを覚えているものです。
本日は・・・
子どもに勝手に期待をして勝手に落ち込んだり、理不尽な言葉を投げかけたりすることはやめよう、と心に決めたというお話でした。
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