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米・食味分析鑑定コンクールの結果が出ました。

第25回 米・食味分析鑑定コンクールの結果が出ました。

今年は久しぶりに二次審査の味度計分析まで進むことが出来ました。合計点は169.9点でした。
スコアとしては、総じてサタケの食味分析と似たような値となりました。
とりあえずは二次審査まで進めて良かったのですが、私としては金賞を目指しているのでまだまだです。金賞を受賞している方のスコアをみると合計点が180点くらいは必要そうなので、あと10点くらい増やさないといけません。

私のお米の場合、二次審査の味度値は全体で見ても結構良さそうなのですが、一次審査の食味スコアがあまりよくないのでここを改善できると金賞も見えてきそうです。
一番の原因としてはおそらく蛋白が高いのが理由かと思います。蛋白は肥料 (窒素) が多いと高くなる傾向があるのですが、私の場合は無施肥栽培ですのでなぜ高くなってしまうのか不思議です。
阿蘇の土壌 (火山地帯で黒ボク土なので地力窒素が高い) の影響もありそうですが、同じ阿蘇で金賞を取られている方もいらっしゃるので他にも原因はありりそうです。

自然栽培なので出来ることも限らているのですが、田植え時期や刈り取り時期を変えてみたり、株間の間隔を狭めてみたり、水管理を多くしたり少なくしたりと毎年あれこれ試しているのですがなかなか難しいです。
ですが、あれこれ考えながらやるのが楽しかったりします。
金賞は取れませんでしたが、より実際の食味に近いと思われる味度値が全体で見ても結構良さそうだったので、そこは良かったです。
また来年もみなさんに美味しいお米を届けられるように一生懸命頑張っていこうと思います。


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