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陽キャ哲学者でも見れる異世界系アニメ3選を作ろう

 私の知り合いの陽キャ哲学者は、なろう系アニメが嫌いだ。特に魔王学院の不適合者という作品はケチョンケチョンにしていた覚えがある。
(実際に見てみたが確かに酷かった(笑)。あれよりも酷い作品はごまんとあるが…)

前置きは兎も角、陽キャ哲学者でも見れる異世界系アニメは限られていることがわかる。

ここからは私が見てきた中で、陽キャ哲学者でも見れるような作品を紹介していこう。


陽キャ哲学者向けアニメ3選


①慎重勇者
 ネタバレになるが、ただのギャグかと思いきや……という、私が1番好きなタイプの作品だ。

 何度見ても笑って泣ける異世界系。主人公が無双してモテて終わり…みたいな話ではない。登場人物の全てのキャラが立っていて親しみやすい上に、後半の伏線回収の快感も見事だ。
 ドラクエでハードモードをプレイしているかの如く、手に汗握る緊張感、緻密に設計されたストーリー、実力派声優の演技、耳から離れない不思議なオープニング。その全てが組み合わさった世界を、とくとご覧あれ。

②ダンジョン飯

モンスターを倒して食べる
以上。

潔い程にシンプルなテーマの裏に隠された謎は、一体いつ明らかになるのか。
食と秘宝のダンジョンに、君も虜になること間違いなし!

(実は漫画は読んでいるがアニメは見ていない為、原作クラッシャードされているかも知れないが…その時は教えて欲しい。見ていない理由は全話一気見したいからである())


③魔女の旅々
 百合なろう作品来たかと思って見たら衝撃を受けた作品。

 タイトルが
「魔法少女イレイナ☆マギカ」とか「まじょっこぐらし」「Witch's Days」みたいに、あからさまなものだったのなら引っ掛からなかっただろう。

 基本は能力の高い主人公が旅をしながら人助けをしていく話なのだが、唐突に重力を感じる瞬間が何度かある。その上、無理にご都合主義的な展開で辻褄を合わせる訳でもなく、「これで終わり?!」となる結末が多いのは、異世界系アニメとしては異例だ。

 ホラーの様な暗いテイストと可愛いイラストのギャップを、異世界系の枠の中で精一杯表現した作品。


ランクインしなかった作品


④異世界おじさん
 私含む異世界系嫌いの自称アニメ通が話題に出す作品。あまりにも有名な為、陽キャ哲学者も嗜んでいる可能性を考慮し、割愛させて頂いた。

⑤蜘蛛ですが、何か
 これぞ真打ち、壮大なストーリーを持つ名作。
 アニメ版は作画崩壊、物語のわかりにくさ等の批判も多いが、叙述トリック的な技法で見る者を困惑させるのもまた一興。

 神の視点から物語が進んでおり、相対主義的で、思想性が薄い為、陽キャ哲学者向けではないと思い外した。

 しかし、異世界というフィールド上でイカゲーム・今際の国のアリス・王様ゲームの様なデスゲームの世界観が展開していく様は見応え抜群。

 それぞれのキャラの、性格的な面までスポットが当たっているのに加え「ありふれた職業で世界最強」の様に、主人公が冷笑家でイキり倒すみたいな気持ち悪さもない。
 能天気で底抜けに明るいが、頭のネジが一本外れている。そんな主人公にハラハラさせられるシーンが数多くあるはずだ。

 緻密なスキルシステム、進化の仕組み等はRPGをプレイしている様な気分も味わえる。
 ギリギリを乗り越えて物語を進めていく様は、慎重勇者にも通ずる所があり、一気見推奨だ。

 声優が悠木碧な所もポイントが高い、キャスティングして下さった関係者の方に敬意を表する。


終わりに

 「ここは間違っている」「俺の方がアニメに詳しい」、言いたいことは色々あるだろう。私も丁度アニメの話が出来る友人は欲しいと思っていた所だ。良ければこのリンクhttps://x.gd/a9k5f

から飛べるDiscordに参加して語り合おうではないか、それでは、また会える日を心待ちにしている。


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