Enfantsのライブに行った

Enfantsのライブに行った。
ワンマンではなくYOWLL主催のライブ。

LAMP IN TERRENだった頃はよくライブに足を運んでいたがEnfantsとしてライブに行ったのは初めてだった。
テレンの曲はもう二度と生で聴けないのか、と解散当時落胆していたがEnfantsでバリバリ鳴らしていた。

相変わらず松本大は凄まじい。

4組いたバンドのうち一番ステージの上で遊び音を楽しんでいたように見えた。
どのアーティストも退屈には感じず目も耳も釘付けになっていた。
その中でもEnfantsは異例。
異端児?
音源を飛び越えた歌唱力に毎回度肝を抜かれる。

普段は大人しめにしている私はライブでノったら人格が変わると友人に言われた事がある。
今日はもう1人の人格が現れた自覚があった。

腰痛持ちで普段守っている腰も粉砕する勢いで、首なんてもげてしまえと思いながら全身を揺らし大さんに飛んでいってしまうのではと思うほど腕を突き上げむせる程声を上げた。
その瞬間は今後の事など全てどうでも良く今を楽しめる。

これが私の大好きなライプだ。
生きている事を実感した。

歌唱力も演奏力も私の心臓には強すぎる。
前世でバンドを終わらせなかった彼らにお礼が言いたい。

大さんの歌声が私は一番好きだ。
その喉で死ぬまで鳴らし続けて欲しい。

自分も音楽がしたい。
強くそう思った。
音楽で生きていきたいなんて大それた事は思わないが音楽に生かされているのだから生きるための道標は音楽にあるのではないかと思う。
音楽に生かされて音楽に殺されればいい。

これはライブが終わりポンコツな記憶から抜け落ちてしまわないよう書き殴ったライブレポのようなもの。
今回の4バンドは全身全霊で舞っていた。
流行りのバンドの多くには足りないと個人的に感じていたものが今日ここにあった。

YOWLL
Enfants
BAD END BOYS
夕方と猫

最高にかっけぇ。


ここからはただの自慢と自己満。
開場前に整列してた際しれっと大さんが登場したので緊張してしまいなんとも言えないひょうきんな挨拶を交わした。
私の目をまっすぐ見て顔を近づけてきたので既に頭は真っ白だったが、奇跡というものは起こるもので終演後もグッズを買ってる際に普通に大さんから声をかけられカセットテープにサインを、右手に握手を、ダメ元で頼んだツーショットを全て叶えてしまった。
震える私の代わりにカセットテープを袋にしまってくれたしパニックになる私を見てなんだこいつと言わんばかりの顔で笑っていた。
私はテレンのグッズを着ていたのだがそれ懐かしい!と気づいてもらったのでテレンもEnfantsも大好きということ、ワンマンも行く事を伝えた。
大さんから会うの初めて?と聞かれてレディクレでも会って写真を撮ってもらった旨を伝えるとだよねと言われてドキリとした。
覚えているわけはない事は承知しているが過去にもライブ中よく目が合っていたので期待も含んでしまう。
こんなに友人のように好きなアーティストと普通に話したのは初なので何が何だかわからない。

あの人は捻くれてるがそこがまたいい。
他の音楽との差別化の根源は松本大。


あー好きだー。

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