状況と内容 - 宣伝ツイートで気を付ける事 (状況編)

どうも初めまして。ぼぶそんと申します。
今回は自分がTwitterで宣伝ツイートを作成・投稿する際に気を付けてることをまとめてみました。
基本的な内容ばかりになると思いますがご一読いただけると幸いです。

私の実績としては、きぞは工房というジャグリング道具の制作サークルにてプロデュースや文章周りを5年担当していました。

ここ2年は世相の影響もあり大きな活動ができておらず、これまでの知見を忘れぬよう書き留めた上で他の人の意見や知識が聞きたいと思い筆を執った次第です。

それでは、よろしくお願い致します。


※注意点:この知見はジャグリング界隈のユーザー層をもとに学んで極力一般化したものです。ジャグリング界隈のユーザー層は大学生主体&社会人20代~30代が中心です。ここを意識しすぎた内容が残っていたらすみません。

■ツイートする目的

そもそもツイートする目的は何か。
ここでは対象ユーザーの目に多く留まる事と定義します。

拡散・リンク踏み・動画や画像閲覧が目的であっても、まずは多くの人の目に留まらないと始まりません。
その上で目に留まるために必要な行動を2つ定義します。

・目に留まる状況をつくる
・目に留まる内容をつくる

今回は前編として「状況をつくる」を説明してゆきます。

※追記:後編の「内容をつくる」の記事を公開しました。

■目に留まる状況をつくる

・時間を選ぶ

宣伝したい対象ユーザーがTwitterを見ている時間に合わせて投稿をします。参考として一般的にTwitterが活発に動いているとされる時間は以下の通りです。

平日 / 8:00~9:00、11:30~13:00、17:00~19:00、21:00~23:00
休日 / 11:00~13:00、22:00~24:00

これをもとに、休日の前後や対象ユーザーと所属界隈の状況を見て投稿時間を調整しましょう。意図した時間への投稿が難しい場合はTwitterの予約投稿機能を使うと便利です。

先のTwitterが活発に動いている時間ですが、よく見ると、通勤通学・食事中・寝る前の余暇時間など、気を抜いて暇つぶしをしている時間だということが分かります。残念ながらTwitterの情報と真剣に向かい合う人はとても少ないです。ツイートする際は相手が常に意識半分で情報を摂取していることを忘れないようにしましょう。宣伝ツイートをする側は真剣にやっているので意外と忘れがちです。

感覚レベルですが、相手に求める行動によっても時間を選んだ方が上手くいく気がします。申請や登録といった手順が多くフォーマルな行動を求める場合はエネルギーが十分にある休日昼、購入やRTなど感情へ訴える刹那的な行動を求める場合は夜、といった感じです。特に昼に行動を求めた場合、同日中に対応結果の報告ツイートをユーザーが時間差でしてくれる可能性があるので宣伝話題への注目度を上げることに繋がります。

・複数回流す

どんなに宣伝内容に興味があってTwitterを積極的に使っているユーザーでも、運悪く宣伝ツイートを見逃すことはあります。

宣伝ツイートは時間帯をずらして必ず複数回流しましょう。
場合によっては初回ツイート時の3割くらいの反応が来る事もあります。
再度流す際も前項目で述べた時間選びを意識するのはお忘れなく。

複数回流す方法は大きく分けて2種類です。

セルフRTは一番手軽な手段です。
ただし悪印象になりやすいなどデメリットも多いので注意。初報の同日~翌日か数日空けた方が無難です。セルフRTの予約は外部サービスを使えば可能ですが公式の機能にはありません。加えて、可能性が低いながら同じツイートを投稿しすぎるとTwitterの規約に抵触する恐れもあります。

引用RTは元ツイートに情報を追加した投稿ができます。元ツイートのリンクをコピペすれば予約投稿も可能です。
引用RTに追加する情報は元ツイートとの時間差を利用したもので十分です。残り日時・在庫数・登録状況など、元ツイートと今現在を比較して変化した情報を加えれば宣伝内容が進行していることをアピールできます。人間は動きをアピールされるとその先に他人がいることを意識するようになるので、好意的な反応を得やすいのも嬉しいところ。

可能であれば、初報時とは別のアカウントから引用RTしましょう。
宣伝ツイートの情報密度が上がり、より宣伝効果が上がります。実例として、とある舞台の公式アカウントが出演演者の投稿にカウントダウンと簡単な紹介をつけて引用RTし、それを演者がさらにRTしていました。これにより、演者のフォロワーを舞台のアカウントへ集中させ、さらに次を期待させることで他の演者への興味も持たせることに成功していました。

・予告する

内容が重要な場合に限りますが、宣伝ツイートの内容と投稿日時を事前に予告しておくのも有効です。

ここでいう「内容が重要な場合」ですが、投稿内容によってユーザーが即座に行動を起こせる場合が代表例に挙げられます。(イベント開催の初報、応募開始、運営内での審査結果発表など)
告知で最も効果があるのは対象ユーザーよる反応です。RTもそうですし、話題に触れたツイートがされることも同様です。そういった対象ユーザーの反応の数を増やせるのが予告の強みです。さらに、予告の内容が対象ユーザーにとて重要度の高いものであれば予告ツイートだけでも反応が得られることがあります。
また乱用は禁止です。何度も予告が重なるとユーザー側も反応することに疲れてくるためです。予告はここぞというときのみ使いましょう。

予告する日時は宣伝ツイートの投稿日時のちょうど24時間前が効果的です。
翌日の同じ時間ということでユーザーも覚えやすく、話題が持続する時間としてもちょうどよい長さなためです。2日前でもまだ大丈夫ですが、3日以上前だと忘れられる可能性が上がってきます。Twitterは速度が速いメディアなので、同じ界隈どころか別界隈の強力な情報で流される可能性さえあることをお忘れなく。


といったところで状況編は終了です。

字数が多くなったので一回切らせて頂きます。
後編の「内容をつくる」の記事もよろしくお願い致します。

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