見出し画像

愛知県立芸術大学の卒業・修了制作に行ってきました!/20210228

名古屋芸術大学の卒業・修了制作展から2日後、愛知県立芸術大学の卒業・修了制作展に行ってきました!ちなみに最終日!

愛知県立芸術大学は、山の中にありました。すごく広かったです!

そして、卒展に行ったからには↓↓↓

見て終わりではなく、吸収したい!

そのひとつの手段として、本記事を書きました!

〈卒展日記〉


1.わたしは油画の中の、直接的に訴えかけてくる作品が大好きだ。

わたしは、油画の身を削ったような、魂の込もった作品を見ると、あたかも自分は壮大な世界に入り込んだような気持ちになります。深みのある油画作品が大好きです。特に、今回の展示では油画専攻の天野里咲さんの「はがゆいゆらぎ」と、同じく油画専攻の吉田尚郁さんの「クオリアの証後に」がとっても好きでした!天野さんの作品に描かれた今に抗う姿、廃れ・破壊から生まれた吉田さんの作品、どちらも心を掴まれました。

2.お気に入りの作品は動画を撮るととても良い。

わたしは、好きな作品やポートフォリオは動画で残しておきます。その方が実際に見た時の自分の揺らぎも反映され、その時にどう思ったのかを感じやすくなります。また、カメラワークで部屋全体の雰囲気も撮れますし、作品のサイズ感もわかりやすくなります。立体物の場合は、1つの動画で多角的な面から作品を見られるので、後から見返しても興奮できます!また、好きなポートフォリオはページをめくりながら動画を撮っています。見返した時のワクワク感はなんとも最高です。(作品が撮影可かどうかの確認は大事です!)

3.ポートフォリオのまとめ方は人それぞれで面白い。

油画専攻の方の中で、過去にその制作者が行かれた卒展や美術館のチラシを横半分に切り、それをポートフォリオに挟まれている方がおられたんです!とっても斬新でしたが、その方がどういったものに影響を受けてその方が今まで作品を作ってきたのか、どんな体験をこれまでしてきたのかが分かって面白かったです!しかも、チラシはうえ半ページか、した半ページのどちらかだけが挟まれていて、その上に自分の作品の写真や作品を作り上げられた時の心情のメモが貼られていたのでチラシが全面に出ることなく、あくまでもその制作者のひとつの人生・物語が表されていて面白かったです!

4.作品の動機はなんでもいいんだな~。

ひとつ、面白い動機の作品がありました。その方は、兄弟を出し抜いておばあちゃんに目を向けてもらえるために作った絵手紙が展示されていたのです!作品の概要を見たときは正直驚きました!美術に限らず、人が何かを成し遂げるための動機はなんでもありなのかもしれませんね!


今日のところはここまでです!
また、消化して書きたいことがあったら新しい記事を書くか、この記事を増やします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?