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【#遊戯王マスターデュエル】私設ハウスルールの紹介【大会主催者向け】

どもども、ぼびたんです。
久しぶりに筆を取りますんでね。よろよろ。

遊戯王マスターデュエル(以下YMD)に於いて、大会主催をするうえで新しいハウスルールを思いつきましたので共有したいと思います。

名付けて「ダブルスタンダード」

【対戦ルール】

■2デッキ持ち込みのBO3(※1)
■1戦目のみコイントスで先後を決定する
■次戦以降は1戦目の敗者が先後を決定する(※2)
■対戦中どのタイミングでもサレンダー可

※1
1戦目は用意したどちらのデッキも使用できるが、勝利したデッキは次戦以降使用できない
最大3戦を行い先に2勝したプレイヤーがゲームの勝者となる

※2
YMDの仕様上コイントスの表を引いた側のプレイヤーが指定された先後を選択する

【デッキ構築】

■YMD専用リミットレギュレーションである「スタンダード」に従ってデッキを構築する
■2デッキ間で共通して採用できるカードの枚数は15枚まで(EXデッキ含む)
※ルール改定22年12月14日
EXデッキ含まない→EXデッキ含む

■サイドデッキなし
■運営へのデッキ事前申請あり

【このルールに思うこと】

ルール説明については以上です。拍子抜けするくらい簡単ですね。
というか、ぶっちゃけ某デジタルTCGの公式大会ルール要素をかなりリスペクトしていますが、これについては下記にて。

通常、遊戯王OCG(紙)で行う試合では、1デッキ持ち込みのサイドデッキありでBO3を行いますが、YMDではサイドデッキを作る仕様が存在せず、任意のもとサイドチェンジをすることになります。

手前都合で恐縮なのですが、主にオンラインで大会を運営する私にとってこれはものすごく進行がグダる且つ管理が大変です(サイチェンありで大会主催してる方は本当にすごい)
ならば初めから参加者のデッキを固定してから開催に臨む方が扱い安く感じます。

また、このルールは従来の方式では越えられない、いわゆる”環境”の壁を取り払える可能性があります。

Tierに対する環境読みとマッチ中に先攻を1回は必ず取れる方式も相まって、参加者は高度な読み合いを楽しんでくれるのではないでしょうか。

本当にシンプル、且つ遊び甲斐のあるコンセプトがこのルールの強みだと思っています

片方だけTopTierでもこのルールでは勝てない
片方には絶対勝てる2本を持っていく戦略も○

スリーブを分けたり灰流うららを何枚もカードショップに足を運んで購入する必要はありません、なぜならYMDはデジタルTCGだから。
そういった意味では、プロジェクトとして成功している某の公式ルールをこのゲームに持ち込むことは至極自然に思えます。

共通採用可能枚数の15枚はまだ調整段階ではありますが、妥当な数字ではないかと思われます。

仮に40枚デッキで、残りの25枚が違うならそれはもう別のデッキと言っていいのではないでしょうか。
もちろんデッキ枚数は自由ですし、2デッキ間で枚数を合わせる必要はありません、現状は。

ただ、遊戯王はどんな構築が生まれるか本当に分からないので、EXデッキも含めて要調整かと。

このカードが絶対なんか”やる”気がする…

【主催者へのアドバイス】

あくまで私見で、このルールに関しての話ですが。
例えば”カードにポイントを付与してデッキ構築を縛る”だとか、”コンセプトに基づいてデッキ構築を縛る”といった「リミテッド制」にはしないほうがいいです。

主催運営した経験上、ゲームの公平性に則った整備がクソほど面倒くさく、環境のデフレーションが起こる場合があり、出る側も見る側も大会の回数を重ねる毎に有意義な体験が希薄になりがち、と感じています。
シンプルなものを目指しているので、これ以上はルールを追加しないのが肝要でしょう。

せっかくYMD側の偉い人達が頭を悩ませて「スタンダード」というリミットレギュレーションを設定してくれているので、それを使わない手はないです。

もちろん、優れたゲームバランスを実現できる自信があるのであれば、それはとても素晴らしいですよね。

【おわりに】

「ダブルスタンダード」、いかがでしたでしょうか?
私自身の趣味に対して裂ける時間が現状あまり無いため、ここで公開することで主催運営のアイデアの助力になればと思います。

上記でも触れた某ゲームでは公式大会で採用されているかなり一般的な2デッキBO3制、YMD界隈ではあまり認知されていないようだったので。
無作法ではありますが、遊戯王に置き換えてみるとかなり深みが増す気がします。

良ければ試してみてください。その際はこのnoteや私のTwitterを宣伝して頂ければ幸甚です。

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではでは~。

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