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2024年2回目のオープンマイク

2024年4月12日に
2024年2回目のオープンマイクに出演してきた。

目標にしている”オープンマイク月イチ出演”だが、
2024年初月は何とか目標達成したものの、
2月・3月と目標未達

仕事、家事、家族の体調不良・・・
理由(言い訳)は色々あるけれど、
諦めることなく練習して、

遅れはしたけど、
2024年2回目の出演を果たせたことを、
素直に喜びたい。

さて、今回出演したオープンマイクの会場は、
JR西荻窪駅南口から徒歩1分にある
カフェバー ジジ・アナベル
※ZiZiは音楽好きな女の子。
Annabelleはアート好きな女の子。
架空の2人の女の子の名前からつけたんだそう

ジジ・アナベル外観 JR西荻窪駅徒歩1分のところにあるビルの2階(写真の赤枠)
お店のウェブサイトには牛角の二階と書いてあったが、牛角はなかった。。
カフェバー ジジ・アナベル内観
客席やバー・カウンターも撮ればよかった・・・

開店の18:30直後に入店すると、
店主と思われる男性と女性が何やら会話中

私に気づくと、二人とも笑顔で迎えてくれ、一安心。

この日はホストのいるオープンマイクのはずだが、
ホストはまだ到着していなかった。

店主によると、
今日は出演者は少ないとのこと。

出演者のリストに名前を書き、
アコギの貸出をお願いすると、
窓際に立てかけてあったギターケースからギターを取り出し、
手渡された。

自分以外に出演者がまだ来ていなかったので、
これ幸いと、そのアコギで練習開始

すると一人の年配の女性(ようこさん)が店に入ってきた。
常連のようで、店主と親しげに会話を始めた。

私は相も変わらず、アコギで練習

そうこうしているうちに、
オープンマイクの開演時間の19:00になった。

ホストはまだ到着していない。

どうするのかな?と思っていると、
店主が「よし!じゃぁ、始めちゃいましょう!」と、

以前、店主と1対1のオープンマイクを経験していたので、
「まぁ、そういうこともあるよね」と、
特に動じることもなく、準備を始める。

今回演奏した曲は、
春に向けて、桜、卒業、旅立ちをテーマにした曲ということで、

森山直太朗「さくら」
福山雅治「桜坂」

二曲ともアルペジオ主体の伴奏で、
左手の押弦はもちろん、
右手のフィンガーピッキングが大変だった。

4フィンガーで演奏したのだが、
4つの指のピッキングの強弱をコントロールするのと、
一定のリズムでピッキングするのが中々難しかった。

この日も仕事を早引きして、
四時間ほどレンタルスタジオで練習してから臨んだ。

スタジオでの練習時間を前回の倍にして、
かつ、
入店後も本番で使うギターで15分ほど練習したのが功を奏したのか、

演奏の出来は、
今までで一番良かったように思う。

店主からも次のようなメッセージをいただいた。

”ぼぶさん、とっても魅力的なのでもう少しそこを自覚して自信持って下さいね❣️

先ず声がとても素敵です💓
あと、少ししか(計4曲)しか聴いてないけど、多分センスもいいと思います。

この2つ、悲しいかな中々努力ではままならないこと多し、
なのが現実なのですが、
その点、ぼぶさんはとても恵まれてると思います✨

しかもちゃんと努力も出来る人で、両方兼ね備えちゃってますよね〜✨(努力できるってことも能力の内)

どうぞ、これからもどんどん音楽を楽しんで、まだまだいっぱいある伸びしろでオーディエンスを楽しませて下さいませ💕

お子さんもまだまだ可愛い盛りだと思いますし💕お仕事とご家庭と音楽でお忙しいとは思いますが、
ウチはたまたま中央線1本の近さですし😊
今後とも宜しくお願いします🤲”

このようなメッセージをいただき、
すごく嬉しかったし、励みになった。
素直に「頑張ろう!」という気持ちになった。

大人になってからの趣味は、
子どもの時と違って、
熱中して取り組んでいても、
子どもの時なら、
「頑張っているね!」と誉めてもらえるが、
大人になると、
「暇」だとか、
「自分のことばっかり考えている」とか、言われてしまう。

独りで取り組むケースも多い。

だから、誰かから、
このような言葉をもらえると本当に嬉しいし、
励みになる。

これも、私がオープンマイクへ出演する
大きな理由だ。

さて、私の演奏が終わると、
もう一人の出演者である「ようこ」さんの出番

「ようこ」さんはオリジナル曲の
ピアノ弾き語りを披露してくれた。

「ようこ」さんのピアノ伴奏は、
ほとんどが単音で、ほとんど片手だけで弾いていた。

ピアノ伴奏というと、両手で弾くのが当たり前、
左手は基本和音でしょと思っていた私は、
正直、拍子抜けだった(「ようこ」さん、ごめんなさい!)。

作曲のことはほとんど何も分からないけど、

それでも、
イントロ、Aメロ、Bメロ、サビ、アウトロと、曲になっていたし、
詞が素敵だった。

この日に演奏した曲以外にも、
オリジナル曲のストックをたくさんお持ちのようだった。

いつものことながら、
オープンマイクでは、
自分の固定観念がぶっ壊される。

自分で曲を作るなんて
楽器をある程度弾けるようになって、
有名アーティストの曲のカバーなら
何の苦もなくできるようになった、その先の話しだと思い込んでいた。

ようこさんに直接聴いたわけじゃないので、
本当のところはわからないけど、

ようこさんは、
とにかく、自分が感じたことや、
心に浮かんだことを、
歌にして表現したいという想いがあって、

プロのアーティストみたいに、
素敵な伴奏をつけてとかは
二の次で、

とにかく彼女の今できる方法で表現したくて、
こうして、オープンマイクで演奏しているんだと思う。

また、「ようこ」さんとは真逆の人との出会いもあった。

その方は、私と「ようこ」さんの演奏が終わった辺りに
店にやってきた人で、この方もこの店の常連のようだった。

話を聞くと、この方は、
社会人になってからピアノを始めて、
洋楽、特にビートルズが好きで、
ビートルズの曲のピアノ弾き語りをやっていたんだそうだが、

自分の思ったような弾き語りができず、
ピアノ弾き語りが嫌になってしまい、
近頃はピアノをほとんど弾かなくなってしまったんだとか。

それで、この日も、ピアノ弾き語りはせず、
ホスト(※)のギター伴奏をバックに、
イギリスのロックバンド”オアシス”の曲を歌っていた。

「升谷来夢」さん
この日は遅れてやってきた。
その後も、特に司会進行するでもなく、
ほとんど店の一(いち)スタッフ的な感じでした。
でも、演奏されたオリジナル曲は好き(特に詞が)です!

私もどちらかというと、
このピアノ弾き語りをやらなくなってしまった方側の人間だ。

好きな曲(又はその演奏)があって、
自分もあんな風に演奏したい、という思いが強く、
あんな風に演奏できるようになることがゴールになっている。

自分の思いを歌にして表現したいという気持ちは、
ほとんどない。

だから、上手く演奏できたかどうかが、
とにかく重要

だから、オープンマイクで
「ようこ」さんのような方に出会うと、
ハッとさせられる。

上手く演奏できれば、
それは演奏する側も、聴く側も、
心地良いとは思うけど、

それだけじゃないよな。

ただ上手く弾くだけじゃなく、
(上手く弾けないけど・・・)
そこに自分の何かを乗っけることができたら、
もっと楽しく、
そして人に何か伝わるものになるような気がした。

いつかは、
私も自分の曲を書きたくなる日が来るのだろうか?

自分の曲ができた時は、
例え上手く弾けなくても、
恥ずかしがらずに、自信たっぷりに演奏したい。





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