ボブ-celllo

大学時代からチェロをはじめました。 社会人になってからはチェロを弾く時間が取れずでした…

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大学時代からチェロをはじめました。 社会人になってからはチェロを弾く時間が取れずでしたかが、2019年より再開。noteはチェロの練習や、学びの記録として発信していきたいと思います。チェロを愛する全ての人とつながりたい。

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やる気なんて存在しない~毎日練習するために必要な考え方

毎日練習するのは簡単じゃない社会人だと仕事をしながら楽器を練習するのは結構ハードルが高い。 毎日練習するのが理想だけど、他にもやらなければいけないから時間の確保はなかなか難しい。 たとえ時間があったとしても、やる気が起きないときや、スランプもある。 時間もやる気もある日が毎日続くことなんてない。 「時間」や「やる気」に左右されず、どんなときでも練習を継続するにはどうすればよいのだろうか。 「1日5分だけ楽器に触る」と決める今僕が、一番有効だと感じているのは、 「1日5分だけ

    • C線がうまく鳴らない問題

      大人になってからチェロをはじめた方で、C線がうまく鳴ってくれないという人は多いのではないかと思う。 僕も長年悩んできた。 他の弦は鳴るのに、C線だと力を入れてもかすれてしまい、うまくならないことが多かった。 特にアップボウなんて悲惨なものだった。 それが最近大きく進歩した。 正解ではないかも知れないけど、僕にとってはごく自然に良い音が出るようになった方法なので、もしも同じようなことで悩んでおられる方がおられたら参考にしてもらえたらと思う。 肘は上げてはいけないのか その方

      • 練習をしないことも大切

        年末年始もはさんで、なんだかんだで投稿が久しぶりになってしまった。 久しぶりの大雪 今日は朝から大雪で除雪。 乾いた軽い雪だけど、どんどん降り積もるやっかいな降り方だ。 気温も氷点下だし、凍える。 今日は除雪で手も使ってるから、練習はしないことにした。 したいけど、しない。 無理な練習はしない。 こういう日は手も冷えるから、激しい練習をすると手を痛めることも考えられる。 手や腕のケアの大切さ 年末に転倒して右手を負傷したが、やっと回復した。 まだ若干肘の痛みが残って

        • アマチュアっぽい演奏の原因

          大学時代の疑問~素人っぽい演奏の原因 僕は大学からチェロをはじめて、大学のオーケストラで演奏していた。 そのとき、自分たちの演奏が、プロのオーケストラとどこか違うことに疑問をもった。 他の大学オケやアマオケも聞きにいったが、同じくどこかプロオケと異なる。 もちろん音程のずれはあるが、それだけが原因ではないように思えた。 強いて表現するなら、どこか「のっぺり」した感じがしたのだ。 迫力がない感じ。 どうしたらプロみたいな演奏になるのか。 プロの演奏は何が違うのか。 悩んでい

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        やる気なんて存在しない~毎日練習するために必要な考え方

          学習法の楽器練習への応用

          練習曲の意味 大人になってから楽器をはじめた僕は、教本(練習曲)をどれだけ練習するべきか、いつも悩んできた。 教本は、テクニックを学ぶ上で大切なものだけど、教本の曲そのものを発表することはあまりない。 限られた練習時間の中で、弾きたい曲も練習したいし、どれだけの時間を教本に費やすべきか、練習曲をどれだけのクオリティまで仕上げるべきか、いつも悩んできた。 学習法から得られたヒント これには正解はないとは思っていたけど、先日YouTubeで勉強法の動画をみていて、ヒントのよ

          学習法の楽器練習への応用

          練習日記 その5~指がやばい

          日曜日は合奏練習でベートーベンの交響曲第1番第1楽章の初合わせだった。 弦セクションだけだったけど、やっぱりベートーベンはパワフル。 弾いていて気持ちがいい。 次の演奏会の新たな楽譜もいただいて、早速帰ってからフィンガリングとボウイング付けをはじめた。 一昨日は夜にサイレントチェロで確認しながらフィンガリングとボウイングを完成させたけど、やはり腱鞘炎の症状が続いていて、弦をまたいで複数の指で押さえると痛みを感じた。 ということで、昨日は楽器を触らず譜面だけを読んでいた。 ス

          練習日記 その5~指がやばい

          練習日記 その4~指の痛み腱鞘炎?

          お盆間はバッハの無伴奏1番のクーラントを集中して練習した。 加えて最近、次回の演奏会のプログラムであるベートーベンの交響曲第一番に取り組みはじめた。 まずはボウイングとフィンガリングを決める作業。 これが結構大変。 大学のときは指揮者の先生やトレーナーの先生がつけてくれたから、後は練習するだけだった。 今になってありがたみがわかった。 今週末は第1楽章の初合奏がある。 入りだけは間違えないよう譜読みをしっかりしていこう。 ところで、1週間ほど前から左手の人差し指を曲げると少

          練習日記 その4~指の痛み腱鞘炎?

          チェロと出会うまでの道のり

          大学時代 僕は大学からチェロをはじめた。 どんな楽器でもよかったわけじゃなく、絶対にチェロがやりたかった。 サークルの新入生歓迎イベントに参加した日、扉をあけると先輩が迎えてくれた。 「こんにちは」とか何か声をかけられたのだろうけど、そのあたりのやりとりは覚えていない。 記憶に残っているのは、まっしぐらに先輩のチェロのところに行って、C線を弾かせてもらっていたこと。 先輩が「音が出たね」と嬉しそうに言ってくれたこと。 その日のうちにサークルに入ることを伝えた。 なぜ僕は

          チェロと出会うまでの道のり

          練習日記 その3

          昨日は仕事で疲れて練習できなかった。 練習しなきゃとは思ったけど、時間的にも体力的にも難しそうだったので、諦めた。 その変わり楽譜の読み方について本で少し勉強した。 でも、翻訳が読みづらく、あまり理解できなかった。 ただ、音符と音符の間に休符がなくても、前後の関係や、テンポ、フレーズによっては、休符を入れて演奏することもあるという点は勉強になった。 楽譜では休符はないけど、CDなどの音源を聞くと、どう考えても音が切れていると感じることがあったが、そういうことかと腑に落ちた。

          練習日記 その3

          僕は先生についたことがない。

          僕は大学からチェロをはじめて25年くらいになるが、実は、先生についたことがない。 正確には、教室に通ったことがない。 大学時代に先輩から、1年間ほど基礎は教えてもらった。 大学時代はお金がなかったので、ローンで楽器を買うのが精いっぱいだった。だから先生につきたくてもつけなかった。 でも、まわりにはチェロパートの人がたくさんいたから、いろいろな人に教えてもらうこともできた。 納得いかないことは、本やネットで調べた。 ただ、当時はYouTubeもなかったし、チェロ奏法についての

          僕は先生についたことがない。

          チェロの練習における「時間的制約」と「心理的制約」について

          僕は、チェロの練習には、ふたつの制約があると思っていて、その制約条件をいかに克服するかが、上達を左右すると考えている。 ひとつめは、時間的な制約。 一日の中でどれだけの時間を練習にあてられるか。 その積み重ねとして、生涯のどれくらいの時間をチェロにあてられるか。 もうひとつは、心理的な制約。 これは心の問題。 何らかの理由で、心が落ち込んでいれば、練習どころか、楽器に触れることさえできない。 今回は、僕自身がこのふたつの制約への対策について、試行錯誤しながら取り組んでい

          チェロの練習における「時間的制約」と「心理的制約」について

          練習日記 その2

          今日も引き続きバッハの無伴奏第1番クーラントを練習した。 午前中2時間ほど練習。 いつものボウイングとト長調のスケール練習のあとに、今日からドッツァウアーを加えてみることにした。 クーラントと同じト長調の練習曲を選択。 練習曲っぽくない、いい感じの曲を選んだ。 そのあとクーラントに入ったけど、 昨日までと違い、左手の指が動くし、移弦もうまくいく。 粗はまだまだたくさんあるけど、昨日までと比べるとかなり進歩した感じがする。 出だしのリズムが安定してきて、 苦手だったトリルも、

          練習日記 その2

          練習日記 その1

          昨日は午前中時間があったので、1時間ほど練習した。 ボウイング練習、スケール練習を10分ずつくらいしてから、 今練習しているバッハの無伴奏の第1番クーラントを練習した。 ボウイングやスケールはブートキャンプを使っている。 移弦を練習してから、クーラントのト長調を基本にスケール練習。 体が温まったところでバッハに入る。 バッハは動きが激しく、アルペジオも頻繁に出てくるので難しい。 大学時代に楽譜も買っていたけど、これまでなかなか手が出せなかった。 いざ練習してみると、やっ

          練習日記 その1

          アマチュアチェリストの上達を阻むもの

          アマチュアだから、下手でもいい プロチェリストとアマチュアチェリストの違いはなんだろう。 プロは上手で、アマは下手、とイメージする人も多いかも知れない。 そういう僕も、かつてはそう思っていた。 「アマチュアだから、下手でも楽しめればよい」と。 「大人になってから楽器をはじめたのだから、練習してもそんなにうまくなるわけがない」と。 でも、今の僕は、上記の考え方には、ふたつの誤りがあったと思っている。 ひとつは、「アマチュアだから下手でも仕方ない」と考えていたこと。 もうひ

          アマチュアチェリストの上達を阻むもの

          久しぶりの演奏会終了

          先週の日曜日は演奏会に参加した。 コロナでしばらく開催できていなかったから久々の演奏会。 曲目も本格的な交響曲を含んだ充実したものだった。 5月には別の演奏会がふたつあり、同時進行での練習で大変だった。 それでもこの間練習方法を見直し、要所に絞って丁寧に練習したことで、全体の仕上がりはまあまあになったと思う。 録音もしておかしいと思うところもかなり修正できたと思う。 ただ、1週間ほど前から体調不良になってしまった。 たぶん冷房にあたり過ぎたことによる自律神経失調症みたいなも

          久しぶりの演奏会終了

          自分の演奏を録音してわかったこと

          今回は録音について。 気持ちよく弾いたものを録音して聞いてみると、こんなひどい演奏だったのかと落ち込むことが多々ある。 でも、演奏を聴いてくれている人の耳に届いているのは、そのひどい演奏だ。 最近僕は、自分の演奏を録音している。 前から録音するのがいいことはわかってはいたけど、自分の下手さに打ちのめされるので、ずっと避けてきた。 でも、今年ある発表会に出演したことを機に、人様に聞いてもらう以上、少しでも良い演奏をしたいと思い、録音することに決めた。 自分ではちゃんと弾いて

          自分の演奏を録音してわかったこと