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腸(直感)主体から脳(思考)主体の現代人

どうもボブです。今日は本の紹介をしたいなと思うんですけどもタイトルはですね、『腸は宇宙のすべてを記憶している』という本です。
日本腸心セラピー協会というのがあるんですけど、そこの代表の渡邊千春さん著。この方テレビにも出てて腸心セラピーどういうものかっていう番組にも出演されていました。この方が書いた本なんですけれどもすごい面白いので、全部はお話しできないんですけども一部分をお伝えしたいなと思います。

腸は全てを知っている

この腸っていうのが実は自分の体のことをすべて知っている臓器なんだよっていうことなんですね。もともとこの千春さんが小さい頃から人に気を遣ってばっかりでなんかこう怒りとか悲しみとかの感情をもうため込んでたんですね。あんまり人に感情を見せない、相手を気遣うあまり自分の感情をあらわにしなかった。そしてため込み続けた結果どうなったか?30代前半に関節リウマチになっちゃったということなんです。関係あるの?って気がしますよね。リウマチって原因不明と言われてはいるんですけど、この千春さんの本だけじゃなくていろんな本とかでも言われてるんです。関節リウマチになった原因っていうのは、「病は気から」ってありますけどそのリウマチっていうのは自己免疫疾患なんですね。自分で自分の免疫が自分を攻撃するっていうものですよね。この自己免疫疾患全般に言えることだと思うんですけど、この裏には潜在意識的に「自己否定」の感情が潜んでるんだよということですね。この関節リウマチになった千春さん徹底的にいろいろ調べて自分の心と向き合うようにしたんです。いろんなケアを行なって1年もう今は全くそういう症状がないっていう状態まで改善したんだということなんです。これをきっかけにいろんな方にケアできるようなアプローチ法を考えていったっていうことなんですね。問題を解決するには「頭でいろいろ考えるんじゃないんだ」っていうことに気づいたそうです。「お腹からアプローチをする」これでいいんだっていうことを発見したんですね。この方が心情としているのは「本物こそシンプル」ということ本物であればあるほど意外と単純なものなんだっていうことですね。澄んでいる川ほど浅く見えるっていう言葉がありますね?濁っている川ほど深く見える。澄んでいる川っていうのはそこが浅く見えて「こんなもんか」ってついつい思っちゃうんですよね。逆に濁っている川っていうのはなんか深く見えてなんだろうなって思わせちゃう。だけど実は浅かったりするわけですよね。

本物こそシンプル

本物こそシンプルなんだっていうことを追求していって体系化していったのが腸心セラピー。腸と心と書いて腸心ですね。実は腸って脳から独立して、考えて動くっていう性質があるんですね。お腹の中の胎児を考えてみたときに一番最初にできる臓器って、腸が最初にできるんですよね。不思議ですね。腸ができていろんな臓器がいろいろ増えていって…心臓とか脳とかは後なんですね。腸が先で脳が後なんです。実は腸っていうのが本当の自分なんだよって言ってるんです。

腸心セラピーって?

腸心セラピーってどんな感じなのかっていうと、5段階あってですね、まず最初は①脳で悩みやストレスを思い浮かべてもらう。自分の悩みやストレスを思い浮かべる。②悩みやストレスを思い浮かべると感情が腸に集まってきて物質化してくるんです。量子として物質化する量子力学の話かな。腸の細胞内にある水分の波長が変わって固くなってくるですね。何かストレスを感じた時に必ず腸が固くなったりとか張ったりとかこういう物質化として現れてくるんです。③固くなった部分を緩めるっていうことが大事。この緩める方法がまたセラピーの内容にもなるんですけど、気づきがそこで起こるんですね。この場所が感情を引っかかっているものがあるんだって気づくっていうことがまず大事なんですよね。気づきを起こすことになるんです。④感情をリリースする、感情を解放するっていうことですね。ちょっとスピリチュアルっぽくなるんですけど、人間って存在欲求と承認欲求っていうのがあります。これの2つが満たされるっていう状況にセラピーを通してやっていくんですよということなんですね。⑤ストレスとかトラウマ、コンプレックスこういったものが解消されるんだっていうことなんですね。

昔の人は腸の力を知っていた

腸って昔から腹が立つとか腹綿が逃げくり返る、腑に落ちる、腹を割って離す、こういった言葉があるように昔の人は知ってたんです。腸が大事なんだよっていうこと。感情は脳にあるって思いがちなんです。心は脳で変わってくるんだよっていう本もあるんですけど、でもその感情の部分っていうのは、例えば幸せホルモンっていうセロトニンですね。これは95%が腸で作られてるんです。これは本当そうなんですよね。なので腸が直感とかそういったのを感じ取る、「腸は感じる臓器、脳は考える臓器」と言われるんですけど、腸で感じて脳で考える。ただ今の時代は腸が退化していってるんだよっていうことなんですね。昔は腸主体で直感が研ぎ澄まされていたんですね。ですけど今腸が衰えてるんだよと。なぜなら今消化にエネルギーを使うような食事ばっかりなんです。いろいろと添加物、加工食品、小麦製品、薬こういったもので腸がどんどん弱っていってしまってるんだ。逆に脳が発達していってるんです。脳はブドウ糖とかパンとか食べたりとか糖分が多いものばっかりですよね。脳のエネルギーになるものばっかりなんです。快楽物質とかまた食べたいとかおいしいとかそう思わせるような物質がたくさん食べ物に入っています。どんどん脳が発達していく。「昔は腸主体」だったのが、現代人は「脳主体」に変わっていってるんだよと。

腸の声に耳を傾けない傾けることができない現代人

腸から脳主体になってくることで「腸の声に耳を傾けない傾けることができないという状態」に今現代人はなっています。脳で全て決めてしまうっていうそういう習慣ができてしまってるんですね。腸の直感に頼ることなく脳の思考で全て判断してしまっている。これが病気の原因なんだよ。自分の体に耳を傾けることができなくなってしまった。それよりも快楽自分の楽しいおいしいそういったものだけで判断してしまう。体を置き去りにしてね。あと忙しいからとか仕事がとかそういったことで頭で(思考で)考えて体を無視してしまっている状況が病気を引き起こしているんだということなんですね。今日は一旦ここまでとさせていただきます。また続きをお話ししたいと思います。腸、面白いですよね。また次回お楽しみください。ありがとうございます。


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