おもしろいを定義する

1.できごと

 最近あるプレゼンで原稿を読んだ。それはごくありふれたパワーポイントの資料を全体の前で提示し行われた。しかしこの寒い中、人を集め細かい文字を読め、当たり障りのない文章を聞けと私には言っているようにしか見えない。そこには、失敗なく終わろうとする取り組みだけでドキドキワクワクがない。これってパワポ資料を全員に送って読んでもらえばいいんじゃないか?つまりやってるほうも、きいてる方も面白くないのだ。

2.おもしろいって何?

面白ってなんだ?
オックスフォードの辞書によると
「魅力ある物事に心が明るみ、目の前がぱっとひらけて晴ればれした状態だ。」のことを指すそうだ。
つまり「ドキドキ・ワクワク」が必要である。

3.おもしろいを作るために

おもしろい、つまり「ドキワク」を作るには5感が必要である。
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚
(ちなみにこれは西洋思想らしい、東洋思想は「意」が加わり6感になる。
これはまた次回。)
常に5感を意識することが大事。
保育園は子どもがイキイキしている。走り回りドロドロになり、おもちゃで遊び壊して作って、歌を楽しく歌って体で表現する。
5感をめいいっぱい活用した数年を送り、卒園。そして教室という箱に入れられ、机と椅子から動かないことが褒められ、ノーミューッジクになり自由な表現は禁止され、金太郎飴製造工場での生活がスタートする。
これはきつい。ゾッとする。
5感を使えば、もっと豊になる。だからキャンプ、虫取り、料理教室などの体験は人気があるのだろう。とにかく2次元でなく3次元の経験をすればいいのだ。
人を集める、人が集まるということはとても素晴らしいことだ。そしてその人達を「ドキワク」させる必要がある。そうすればプレゼンに参加した価値がある。
そして「ドキワク」をさらに加速させるのが「共感」であるがそれもまた今度。
常にドキワクを意識して取り組みたい。


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