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事実婚ってなんぞ?

法的な結婚は望んでいないものの、法的な関係がないとこういう時どうするんだ?と思った事があってちょっと色々考えた。

それは父がいよいよって時に、法的な婚姻関係にある母が諸々の書類にサインをする姿を見たとき。当たり前に見ていたが、これは妻とか法的な関係にある人でないと出来ない事である。

それを考えたとき、私や彼はどうなるのか?と。なんとなく苗字を変える事はだいぶ抵抗があり、苗字を変えなくて済むらしい事実婚という選択肢を知って色々調べてみました。

事実婚に関する書籍をベースに考えたかったが、あまりコレというのが見つけられず、下記ブログが一番わかりやすかったので下記ブログをベースに考えていく。

手続き 戸籍や姓について

ここに関して自分のおもいとしては、

  • 苗字を変える事に大変抵抗がある。普段の生活のみならず、副業としても今の名前で色々登録している。変更めんどい。

  • 戸籍に関しては大変申し訳ないが、相手の戸籍に入りたいと思わない。宗教の家系に入りたくない。

  • 逆に、向こうが自分の戸籍に入ってくるもちょっと抵抗がある。上の宗教的な理由である。まぁ、相手もそれは嫌がりそう(家族大好きなので、戸籍抜ける事に抵抗がありそう)

手続き的な観点から見ると、法的な婚姻には踏み切るきっかけにはならないなぁ。

税金 配偶者控除など

税金面で法的な婚姻関係に無いと受け取れない控除等があるので、見てみる(自分目線で見ています。相手の考えはわかりません)

  • 配偶者控除/配偶者特別控除が事実婚だと受け取れない・・・共働きなのでそもそも控除されない。子供を産んだりしてフルに働きに出られない期間とかは控除受けられるかもしれないが、子供を産むつもりはない(相手も同じ考え)。

  • 相続税/贈与税が事実婚だと基本的に受け取れない・・・んー彼に相続するつもりないなぁ。色々残さずに死にたい。

  • 配偶者を受取人とする生命保険での生命保険料控除が事実婚だと受けられない・・・特にいいかな。

生命保険を所得税控除のために積み立てています。満期時解約して自分で受け取るか、姪っ子に受け取りをお願いしようと考えています。姪っ子にお願いしたい理由は自分が死んだときの葬式代やその手続きの手数料だと思ってもらえれば。。。

もし私が適切な年齢で死ぬとき、その時は彼よりも姪っ子のほうが存命である可能性が高いので、さいごのやりきれなかった後始末は姪っ子に託すのかなぁと思っています。この辺は彼の存在はあんま考えられないですね。

とまぁ、税金面でも法的な婚姻関係じゃないと困る!て観点ほぼないですね。

社会保険

健康保険の被扶養者、国民年金の第3号被保険者、遺族年金の受け取りはいずれも事実婚でも可能。

え、そうなんだ。とはいえ別に( ´_ゝ`)フーンて感じかなぁ。。

保険

生命保険受取人が事実婚だと保険会社による。これは先ほど書いた通り彼に、とは思っていないので問題無し。というか、彼にした方がいい理由ってあるんかや???

相続

財産相続の権利が事実婚だと、遺言書や生前贈与が必要。私自身残す気無し。相手のもいらない。

生活

住宅ローンの連帯保証人や連帯債務者、携帯電話の家族割は事実婚でも可能。うーん、これは・・・まぁ・・・そんな大きな話ではないかな・・・。

子ども

子どもの親権は事実婚だと原則母親、不妊治療の助成金は受けられる。
特に問題なし。

離婚

財産分与及び慰謝料、養育費の請求は事実婚でも可能。
はえ~~~そうなんだ。うん、まぁ別にいいかな。

事実婚の注意点

事実婚であっても手術の同意署名や病状説明を受けられない場合がある・・・。本ブログの冒頭にあった話ですね。事実婚であってもコレはダメなんですねぇ。

となると、私に何かあったときに署名とか説明を受ける人としては、母→兄→姪っ子になるのかな?うーーーん、これだけはそういう家族よりも、彼の口からききたいような気もする・・・。

といっても、"受けられない場合がある"という曖昧なモノなんですね。調べたらこれが出来なくて法的な婚姻関係に踏み切った事例も結構あるみたいですね。。。

以上をまとめる

法的な婚姻関係と事実婚を比較しましたが、一番ネックとなるのは「手術の同意署名や病状説明を受けられない可能性」という事が分かりました。これを確実に回避するには法的な婚姻関係にするしかありません。

それ以外の観点では、現状、法的な婚姻関係にしたくないという気持ちが強い(主に戸籍・姓の理由)です。かといって事実婚にするメリットもあまり見出せませんでした。

一番の自分が望む最適解は「戸籍・姓を変えずに病状説明などを受けられる関係」なんだと思いました。

パートナシップ制度

このような制度もあるので自分が住んでいる市にもあるのか、どういう条件かを調べました。結論としては存在したものの私のようなケースには適切でない事がわかりました。

  • 性的マイノリティ向け(事実婚のようなケースは対象としていない)

  • 医療系でのメリットは救急搬送証明書の交付が可能になる

という事でした。救急搬送証明書の交付ってやつがある事を初めて知ったよ・・・。これは見舞金とか受け取るために必要なモノなんですね。なので、ネックとなっている手術署名とかは全く別の話でした。

今後について

私視点から見ると、結局今のまま「ただ同棲しているカップル」で良いのかなと感じました。先日の記事はそれがなんか嫌かも!!!!と理由もなく闇落ちしたのですがw(下記の記事のことです)

制度的な観点を絡めて改めて考えてみると、自分のニーズとか総合的に考えると今のままでいいのかなと・・・。

おひとり様で死ぬ事を前提にこれから生きていこうかなと思っています。その方がいざというとき慌てなくて済みそうだしw迷惑を掛けずに死にたいが、生きているだけで迷惑かけているんだから開き直るしかないような気もする。

好きかどうか?とか前ブログで悩んでいたが、なんかこっちの制度調べたら色々どうでもよくなったしまった。

おわり。

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