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プロジェクト管理ツールとタスク管理ツールの違い

プロジェクト管理ツールとタスク管理ツールの違い
プロジェクト管理ツールとタスク管理ツールの違いがよく分からなくなったので、私の理解で整理してみます。

プロジェクト管理ツールとは、プロジェクトを効率よく運営するため、プロジェクトの計画、実行、監視を支援する機能を備えたツール、ソフトウェアです。
プロジェクトのタスクを管理する機能を中心としたツールが多いです。工数管理、収益管理機能などの機能も持つと統合型プロジェクト管理ツールと言うようです。

タスク管理ツールは、その名の通り、タスクを管理するツールです。プロジェクトのタスクを管理するツールだけでなく、個人タスクを管理するツールもこれに含まれます。

図にすると以下のようになります。プロジェクトのタスクを管理するツールのことを表現する際は、「プロジェクト管理ツール」と「タスク管理ツール」のどちらを使っても良いのだと思いますが、個人的にタスク管理ツールは個人タスクの管理を連想するので、「プロジェクト管理ツール」と言ったほうが良いと思います。

プロジェクト管理ツールとタスク管理ツールの違い

■プロジェクト管理ツールのタスク管理機能とは

従来はプロジェクト資料はファイルサーバに保管、Eメールを使ってコミュニケーションを行い、エクセルを使ってタスクの管理を行っていましたが、これらがツールに置き換えられたものです。現在は導入している企業も多く、プロジェクトマネージャーやPMOはこれらを適切に使用してプロジェクトを管理していくことが求められています。 

■プロジェクト管理ツールの主な機能

◇タスク管理

プロジェクトのタスク作成、担当メンバー割り当て、優先順位付け、期限設定などを行うことでタスク全体の進捗状況把握し、優先度や期限の見直し、フォローアップが可能となります。

◇コラボレーション・コミュニケーション

コメント機能(チャット機能)、ファイル共有機能などにより、タスクの対応状況報告、対応依頼、承認、フォローアップなどをツール上で行うことができます。

◇Wiki、メッセージボード

メンバーへの連絡、プロジェクトルールの共有に使用できます。

◇スケジュール表・ガントチャートの作成

登録されたタスクからスケジュール表(ガントチャート)を作成することで進捗状況を可視化し、プロジェクトメンバーやステークホルダーとのスケジュール共有を効率的に行うことができます。

◇アカウント管理、権限管理

情報漏洩を防ぐためにはプロジェクト情報へのアクセス権を適正に管理する必要があるので、アカウント管理機能、権限管理機能などが用意されています。


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