おじさん。AWSを触る。その2。AWS Cloud9環境を作ってみる。
その2です。
Cloud9開発者用アカウントを作成してCloud9開発環境を作成します。
1.Cloud9用開発者アカウントを作る
前回、ルートアカウント用、管理者用を作成しましたので開発者用アカウントを作ります。
前回作成した管理者アカウントでAWSコンソールにログインします。
1-1.AWS IAMページに入ります。
「https://console.aws.amazon.com/iam/home」
1-2.Cloud9開発者用グループを作ります。
「新しいグループの作成」をクリック。
「グループ名」を入力し「次のステップ」
セキュリティポリシーの割り当てを行います。
割り当てるポリシーは以下の二つ。
AWSCloud9Administrator
AmazonEC2FullAccess
二つを選択したら「次のステップ」
確認画面でポリシーを確認。
AWSCloud9Administrator
AmazonEC2FullAccess
「グループ作成」をクリック。
Cloud9用グループができました。
1-3.ユーザの作成
「ユーザの作成」をクリックしてユーザを作ります。
「ユーザ名」にCloud9開発者用アカウントを入力し、
「アクセスの種類」は「AWSマネージメントコントロールへのアクセス」だけにチェック。
「コンソールのパスワード」に「カスタムパスワード」を選択し、開発者用アカウントのパスワードを入力。
「パスワードのリセットが必要」はチェックしません。
「次のステップ:アクセス権限」をクリック。
「ユーザをグループに追加」を選択し、
「Cloud9Group」にチェックを入れて「次のステップ:タグ」をクリック。
「タグの追加」とりあえず何も入れずに「次のステップ:確認」をクリック
「確認」画面で確認し問題がなければ「ユーザの作成」をクリック。
作成されると、開発者アカウント用のAWSマネージメントコンソールへのリンクが表示されるのでメモしておきます。
1-4.開発者用アカウントにMFA デバイスの割り当て
開発者用アカウントにもMFA デバイスの割り当てを割り当てます。
「ユーザ」から開発者アカウントを選択し、
「認証情報」タブから「MFAデバイスの割り当て」「管理」をクリック。
「仮想MFAデバイス」を選択。
「QRコード」表示させて仮想MFAデバイスと連携します。
仮想MFAデバイスから表示されるコードを2回入力し「MFAの割り当て」をクリック。
正常完了すると「仮想MFAが正常に割り当てられました。」と表示されます。
2.Cloud9開発環境作成
2-1.開発者用アカウントでログインします。
サービスを検索するから「cloud9」で検索してCloud9のページを開きます。
2-2.Cloud9開発環境の作成。
「Create environment」をクリックします。
「Name environment」の入力
Name:プロジェクト名を入力します。
Description:説明を書いておくとよいかも。
「Next step」をクリック。
環境の選択
Environment Type : EC2環境はないので「Create a new instance for environment 」を選択。
Instance Type : t2.micro。
Platform : Amazon Linux
Cost-saving setting : After 30 minutes(default)
何もしてなかったら30分で自動停止するを選択
「Next step」をクリック。
確認画面が表示されます。
確認してOkならば「Create environment」をクリック。
Cloud9環境の作成が始まります。
ちなみに、グループのポリシーに「AWSCloud9Administrator」だけにして
「AmazonEC2FullAccess」がない状態だと以下のエラーになります。
EC2作れないからエラーになります。
正常に作成されると以下のような画面が表示されます。
いくつかのバージョンを確認すると
node -v v10.18.0
python -V 3.6.8
pip -V 9.0.3 python 2.7
になっていました。(2020年1月4日調べ)
EC2ダッシュボードを見るとこんな感じになっていました。
今回は以上です。
AWSの開発者アカウントの作成、Cloud9開発環境の作成でした。
次回は、Git環境とVueプロジェクトの作成の予定。
Gi環境は多分CodeCommitを利用予定。
サポートして頂くと頑張るかもしれません。