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これを私の初恋と呼ぶ。

雨です。
「初恋」みたいなセンチメンタルなテーマについて考えてみるのには、うってつけのお天気ですね。

私の初恋は2008年7月にはじまりました。

その時まで私は、悪い意味での「平和主義者」でした。その場で求められている意見を感じ取って言い、相手の言うことに同調する。丸く納めるためなら少しの違和感は呑み込む。それが楽で、得意だったんです。そんな性格だから敵はほぼ作りません。
いい人に囲まれて生きてきたので困ることはなく、その性格に不満を持つことなどありませんでした。

けれど、10年前の夏、出会ってしまったのです…!
私の目の前に現れたその人は、明らかに言いにくいことでも相手のためになるならきちんと伝え、自分の考えを決して殺さない。そして、伝えるためにしっかり考え抜いて、言葉を選ぶ。
(言葉が鋭いので、メンタルな豆腐な人には憎まれますが)

その後のお付き合いにおいても、
◼照れ臭い、面倒臭いと思っても自分の思いは言葉にすること。「自分の意思を汲んで欲しい」なんて到底無理。言葉にしなければ考えていないのと一緒。
◼自分ひとりの最善ではなく、お互いの最善を目指して考え抜くこと。
◼お互いの意見をしっかり闘わせる。それによって、補い合える関係を目指すこと。
など、たくさんの学びがあり、それを取り入れて私の言動もだんだん良いほうへと変化してきました。

もちろん2008年以前にもたくさんの恋をしてきましたが、正直「彼氏がいたほうが良いのでは」という考えのもと、そのニーズに合う相手とつき合い、理想のシチュエーションを妄想しては現実とのギャップに嘆く日々でした。そらそうだろ、と当時の私に言ってやりたい…。
ということで、私のなかでの初恋は2008年に出会ったこの人と、ってことで定義してます。結婚したから、「最初で最後の恋」というステキな冠をつけても嘘じゃないしね。

#アラサーたちが童心にかえって交換日記してみた
#共同マガジン
#初恋 #雨

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