35歳婚活女子「普通のスペックの男」は絶対に見つからない理由
35歳女子が陥る「普通の人でいい」の落とし穴
婚活をしていると、最初のうちは年収や職種など、なるべくよい条件の男性を探します。でも、なかなか条件にあう男性があらわれない場合は、希望年収を下げるなど、条件を下げていき、最終的には「普通の人ならいい。もう条件とかないわ」となります。周りの女子も同じように条件を下げていますね。このような状況になると、結婚が非常に難しくなります。その理由は
・普通の人がそもそも非常に少数派
・周囲の人も普通の人を希望しているため競争が激しい
からです。35歳女子は決して普通の人を探そうと考えてはいけません。
「普通の人」は1%もいない
普通の人というのは、非常に少なくて、年収1000万を探すよりかなり難しいターゲットなのです。ここに早く気がつかなくてはいけません。
普通の人とは、どういうことか考えて見ましょう。年収、身長、性格、顔、学歴、職業すべて平均ということですね。年収が平均かそれ以上の男性の割合はざっくりと、50%と考えましょう。同じように身長が平均以上の男性も50%、性格も50%、顔も50%とします。(実際はトップ層のほうが人数が少ないので、割合はもっと少ないですね)とすると、
普通の男性は、全体の半分の、さらに半分の、さらに半分の半分となりますね。100人の男性がいるとしたら、年収がクリアできるのが50人。その50人のうち、身長でクリアできるのが25人、さらに性格で12人、さらに顔で6人。すでにこの時点で6%になっています。他にもチェックポイントはありますよね。清潔感、家族構成、気遣いできるかどうか、服装のセンス、歯並び、体臭が許容範囲、年齢など。こう考えると、全部OKがでる男性は100人いても1人いるかどうか、いやいないでしょう。(しかも「普通の人でいい」という女性は、たいていこのチェックポイントがとても多い。チェックポイントが10個あれば、なんと1024人に1人となります。)ですから、「普通の人がいい」というのは、実はかえって実現不可能な条件なのです。あなたは自分で結婚のチャンスを遠ざけているということになります。
婚活は、絶対に外せないポイントが何かをはっきりさせることで成功する
30歳で結婚できていないあなたがすべきことは、男性の条件を緩めることではありません。条件を絞り込む作業が足りないのです。何が自分にとって大切なのか、結婚したあとの自分をイメージして、自分の内なる声を聞くこと。それはお金、安定、愛情、子供、暖かい家庭、なんでもOKですが、一番のものをまず確定してください。そして2番手以降のチェックポイントは条件から外してしまうこと。これができないと、いつまでもみつからない探し物を探し続けることになります。抜けられない迷路です。婚活は結婚相手を探しているように見えて、実は自分自身を探す作業なのです。