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パパになるアプリ


嫁さんの妊娠が分かり、傍に居る者としてどう支えればいいのか?という事を話し合った際に、これを毎日見ておいて欲しいと「papaninaru」というアプリを教えて貰った。

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このアプリは、妊娠から出産までの母体や胎児の変化、妊婦の精神的な揺らぎ等、日々変わっていく中での状況を1日単位で教えてくれるアプリ。
父親にも出産してからでは無く、生まれる前から成長を少しづつ実感して欲しいと、そんな意図で作られているのだと思う。

ある程度、心の準備はしてたけども、実際に妊娠してから嫁さんは日々とてもしんどそうで、「気持ちが悪い」「食べ物が食べられない」「起き上がれない」「吐き気がする」等々、毎日何かしらの不健康があって、それらがどうしてなのか?どういう状況なのか?どうすれば改善するのか?というのが非常に分かりにくく、さてどうしたものかといつも考えさせられます。

理系脳な自分としては、どうしても原因を考えて、その根本を改善しないと治らない、と考えてしまうのだけども、妊娠の体調の悪さは殆どの場合が原因を改善できないし薬も飲む事が出来ないので、少しづつ対症療法的に凌ぐしかないと。

このアプリは、そういった妊婦の状況の変化を第三者的存在のアプリが日々教えてくれるので、気持ち的にとても助かっているし現代に合った良いシステムだなと思った。


ただ、ふとそういった補助的に便利なモノが無かった時代はどうしてたのだろう?とぼんやりと考えてみる。
昔の方が、妊婦本人から体調を聞くにしても、婦人科の先生から聞くにしても、なかなか体調不良の事情が分からなかったり、意思疎通がし難かったように思う。

でも、もしかしたら昔の方が今よりもご近所さんだったり親戚だったりと、人との距離感が近く、誰かしらの人が周りに居てくれて、社会全体として妊婦を支えてくれていたのかもしれない。子育ても昔は結構放っておいても周りの人が面倒を見てくれていたと聞く。

となると、便利なアプリが出来て良かったね。なのか、それとも不便な世の中になったからアプリが出来たのか。卵が先か鶏が先かみたいな思考になって、ふと現代の矛盾みたいなテーマが頭の中に浮んだが、この流れだとまた眠れなくなるのが分かっているので、今日はこれくらいにしておきます。おやすみなさい。

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