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[NFL]2024ドラフト感想戦とグレード_AFC南地区&AFC西地区編

ドラフト終了に合わせてXBOX GAMEPASSに加入して、マッデンの最新作をやってるのですがこれやばい!
クラウドゲーミングってのを使うと、ビジネス用PCでもマッデンの最新作(トライアル版ですが)がバリバリ動きます!

ただ難点もあります。
なにせ400以上もゲームがあるので選ぶのにも一苦労でして、結局マッデンと、「XBOXとは何の関係もないすみっコぐらしの畑を育てるソシャゲ」をやってしまってる連休です。

今日はこれの続き

というわけでAFC南からです。

ヒューストン・テキサンズ(B+)

AFC南地区、というよりヒューストンとジャクソンビルの優勝争いはかなり面白くなるんじゃないかと思ってます。
ヒューストンは現時点でFA補強でかなり優位に立っており、このドラフトは穴を埋めるというよりも文字通りの補強という位置づけになるんじゃないかと予想。
あえて言うならCBとTEの2枚めが優先順位高めですかねー。

《もともと》
2巡目42位
2巡目59位
3巡目86位
4巡目123位
4巡目127位
6巡目188位
6巡目189位
7巡目238位
7巡目247位

《結果》
2巡目42位:カマーリ・レシター(CB)
2巡目59位:ブレイク・フィッシャー(OT)
3巡目78位:ケイレン・ブロック(S)
4巡目123位:ケイド・ストーバー(TE)
6巡目188位:ジャマール・ヒル(LB)
6巡目205位:ジェイワー・ジョーダン(RB)
7巡目238位:ソロモン・バイヤード(EDGE)
7巡目247位:マーカス・ハリス(DT)
7巡目249位:ラダリアス・ヘンダーソン(IOL)

2巡目ふたつでCBとOT、TEは4巡になりましたが、今年のメンツから考えて適切な順位での指名だったと思います。
ほかのメンバーに関しては、もともと現有戦力に穴らしい穴がない中なので適正度がいまいち判断つきません。
ただ昨年全体2位3位で指名を行い、かつ両方大当たりを引いていることを考えると、今年のこの指名人数は十分すぎるくらい十分です。
今年のヒューストンは強いです。

インディアナポリス・コルツ(B+)

ハイレベルなAFC南にあって未知数要素の多いインディアナポリス。
FA戦線で派手な動きはなく、けっこう重要なドラフトになりそうですが、7つという指名権数はちょっと少ないですかねー。
指名対象は各ポジション2番手に乏しいディフェンス中心になりそうです。

《もともと》
1巡目15位
2巡目46位
3巡目82位
4巡目117位
5巡目151位
6巡目191位
7巡目234位

《結果》
1巡目15位:ライアトゥ・ラトゥ(EDGE)
2巡目52位:アドナイ・ミッチェル(WR)
3巡目79位:マット・ゴンカルブズ(IOL)
4巡目117位:テイナー・ボートリーニ(IOL)
5巡目142位:アンソニー・グールド(WR)
5巡目151位:ジェイロン・カーリーズ(S)
5巡目164位:ジェイリン・シンプソン(S)
6巡目201位:マイカ・エイブラハム(CB)
7巡目234位:ジョナ・ロールー(DT)

15位という好順位でのラトゥはちょっと高いかなーと思っていたのですが、2日目順位を下げながらもアドナイ・ミッチェルをゲット!元とりましたね(意味不明)。
その後5巡目をコピペのように増やし、ジェイ論とジェイ輪をゲット。コピペ感を出すため誤変換をあえてそのままにしています。
懸案のディフェンスは下位に固まりましたが、これはけっこう良いのではないでしょうか?

ジャクソンビル・ジャグワーズ(C+)

WRとCBの即戦力を指名するとの予想が多かったジャクソンビル。
ここ数年の恵まれた指名権順位(つまりここ数年の暗黒時代)によってレギュラーに1巡選手をずらりとそろえる中、WRとCBはFAやら3位以下選手で固めてたんですよね。
ただ個人的にはオフェンスラインの即戦力は必須かなーとも思ってまして、ローレンスを守り、イーティーエンの道を切り開くオフェンスラインがいれば初のスーパーボウル制覇も現実味を帯びてくるのではないかと考えてました。
どっちにしろ、ローレンスとイーティーエンのルーキー契約が残っていて、シャーフとイングラムの年齢ががぎりぎりこっち側(あっち側)で、かつディフェンスのアレンがまだいる今年が最大のチャンスイヤーです。

《もともと》
1巡目17位
2巡目48位
3巡目96位
4巡目114位
4巡目116位
5巡目153位
6巡目212位
7巡目236位

《結果》
1巡目23位:ブライアン・トーマス・ジュニア(WR)
2巡目48位:マーソン・スミス(DT)
3巡目96位:ジェイリアン・ジョーンズ(CB)
4巡目114位:ジェイボン・フォスター(OT)
4巡目116位:ジョーダン・ジェファーソン(DT)
5巡目153位:ディアントレ・プリンス(CB)
6巡目212位:キャム・リトル(K)
7巡目236位:マイルズ・コール(EDGE)

みなさま、どう思われます???
ブライアン・トーマス・ジュニアはWRでナンバー4評価で、彼を23位で指名できたのは良い。でもこの選手って即戦力感があんまりないって言われてるんですよね。
逆にこの時点でCBはまだクーパー・デジーンだのテリオン・アーノルドだのが残ってて、どっちかってとそっちなんじゃないか感があるっちゃある。
48位のマーソン・スミスは良さげだと思うんですけどね。

テネシー・タイタンズ(D)

3巡目こそないものの各巡で早い指名権を持っていたテネシー。とにかくオフェンスライン立て直しが急務で、1巡2巡ともにオフェンスライン指名じゃないかという見方もありました。
一方でディフェンスも各ポジション質も枚数も不足してるとも言われてまして、全体的にはディフェンスプレイヤー多めの指名が良いんじゃないかとも思われましたが、さていかに!?

《もともと》
1巡目7位
2巡目38位
4巡目106位
5巡目146位
6巡目182位
7巡目227位
7巡目242位
7巡目252位

《結果》
1巡目7位:JCレイサム(OT)
2巡目38位:トボンドレ・スウェット(DT)
4巡目106位:シードリック・グレイ(LB)
5巡目146位:ジャービス・ブラウンリー・ジュニア(CB)
6巡目182位:ジャクァン・ジャクソン(WR)
7巡目242位:ジェイムズ・ウィリアムズ(LB)
7巡目252位:ジェイレン・ハレル(EDGE)

ポジションは良い、でも内容は議論を呼ぶ、という感じでしょうか。
特に7位という絶好の順位でJCレイサムを選択したこと、同じく2日最序盤でスウェットを選択したことについて、地元紙などから早くも批判があるとかないとか。
レイサム、スウェット、そしてグレイがその順位に見合う活躍をしたとしてなおEDGE、LB、DB、そしてIOLに穴があり、その部分「考え中」じゃすまない気がします。

デンバー・ブロンコズ(C-)

初日の選択、というか、あの選択に追い込まれたことに対して批判が噴出しているデンバー。
QB、それもできればドレイク・メイかJJマッカーシー、あとオフェンスライン、そしてチャンスがあればEDGE、DBって感じの指名が期待されていました。
これらのポジションは「足りない」というよりも「いない」に近い状態でしたので、ファンにとっては祈るような気持ちのドラフトになりました。

《もともと》
1巡目12位
3巡目76位
4巡目121位
5巡目136位
5巡目145位
5巡目147位
6巡目203位
6巡目207位

《結果》
1巡目12位:ボー・ニックス(QB)
3巡目76位:ジョナ・エリス(EDGE)
4巡目102位:トロイ・フランクリン(WR)
5巡目145位:クリス・エイブラムス=ドレイン(CB)
5巡目147位:オードリック・エスティーメ(RB)
7巡目235位:デヴォーン・ヴェール(WR)
7巡目256位:ニック・ガージウロ(IOL)

5巡目ひとつと6巡目ふたつを手放して4巡目の順位を上げ、7巡目ふたつを追加しました。
ひどい借金生活の影響なのでしょうかね。ぱっとしない結果と言って差し支えないと思います。
エリスとフランクリンについてはよくやったって評価のようですが、あとはどうなんですかね???
一部報道では「ペイトンGMもペイトンHCももともとニックスを高く評価してて、メイが採れたとしてもニックスだったよ」てなことも言われてるらしいんですが、そんなもんこれから仲間になる本人を目の前にしてそれ以外のことなんか言えるはずもなく、どこまで信憑性のある話なのやらって感じです。

カンザスシティ・チーフス(B+)

このチームのいやなところは前年度前々年度に活躍できなかった若手がある日突然ブレイクして他チームの主力以上の働きを見せるところですよね。DBとRBは特にそんなイメージですよね。ソレンセンとかスペンサー・ウェアとか。
ただそんないやなKCにも今年は明確な穴がありまして、それがWRだと言われてます。
タイリーク・ヒルが抜けたあと、ケルシーというハイパースターのハイパーなレシービング能力によってなんとか形を保ってるパスオフェンスですが、さすがに去年のあれはひどすぎる。。。
てなわけでWRです。あとCB。ただこのチームの場合CBはよくわからない選手が急に活躍したりするんだよなー(2回目)。

《もともと》
1巡目32位
2巡目64位
3巡目95位
4巡目131位
5巡目159位
5巡目173位
7巡目221位

《結果》
1巡目28位:ゼイビア・ワーシー(WR)
2巡目63位:キングスリー・スアマタイア(OT)
4巡目131位:ジャレッド・ワイリー(TE)
4巡目133位:ジェイデン・ヒックス(S)
5巡目159位:ハンター・ヌアザッド(OT)
6巡目211位:カマール・ヘイデン(CB)
7巡目248位:CJハンソン(IOL)

というわけでトレードアップでヒルっぽいWRを指名しました。
2巡目は伸びしろありそうなOT、そしてなにげに有能なナンバー2TEノア・グレイ(これこれ!こういう選手がいるんだよKCには!)に続く3人目のTEも採りました。
以下、ディフェンスバックとかオフェンスラインとか。こいつらもきっと気がつくとノア・グレイのようにチームにとって欠かせない存在になってるんでしょう。
わたし、いまのNFLで天才をひとりだけ挙げろと言われたらブレット・ヴィーチじゃねーかと思ってるんですよね。なのでこれらの選択についてもちょっと深読みをしてしまいます。
ちなみにもうひとり挙げていいなら2番めはマホームズです。
やっぱりこのチーム、いやだわ。

ラスベガス・レイダーズ(A)

FAで抜けた主力どころはジェイコブズのみ、逆にウィルキンス獲得でDTを強化。
にも関わらずもともとの戦力不足もあって今年のテーマはマストエースでした。
1巡ではオフェンスラインかディフェンスバックのエースがマスト、本来であればタイトエンドとランニングバックもマストエースなのですが、1巡級にめぼしいプロスペクトもいないor13位時点では完売という予想だったため、オフェンスラインあるいはディフェンスバック、ひょっとしたらクォーターバックから?という見方がされていました。

《もともと》
1巡目13位
2巡目44位
3巡目77位
4巡目112位
5巡目148位
6巡目208位
7巡目223位
7巡目229位

《結果》
1巡目13位:ブロック・バウワーズ(TE)
2巡目44位:ジャクソン・パワーズ=ジョンソン(IOL)
3巡目77位:デルマー・グレイズ(IOL)
4巡目112位:デカメリアン・リチャードソン(CB)
5巡目148位:トミー・エイチェンバーグ(LB)
6巡目208位:ディラン・ローブ(RB)
7巡目223位:トレイ・テイラー(S)
7巡目229位:MJデボンシア(CB)

ストレートに8人を指名。
バウワーズ指名が濃厚とされていたジェッツが別の選手に行ったのでバウワーズを獲得できました。こりゃすごい。
2巡のパワーズ=ジョンソンも素晴らしい選手。彼らに加え、3巡目でもIOLを獲得しました。
巡りあわせもあって必要なポジションで好選手を指名できる、ある意味理想的なドラフトになったかも。
ただ一点、QB指名がなかったのは意外といえば意外でした。

ロスアンジェルス・チャージャーズ(A)

バッファローもそうなのですが、NFLの歴史上何度も出現した「QBだけはいるチーム」になってきつつあるんじゃないかと言われるチャージャーズ。
ただボサとマックはまだまだ元気だし、ファンが心配してるほどじゃねーんじゃねーのとも思います。
一方でちゃんとしたWRがひとたび不在になるとオフェンスが機能不全に陥ってしまうという弱点については昨シーズン明らかになりましたので、ドラフトではなんとしても即戦力WRを、というノリでした。
アリゾナがミネソタに4位を譲った場合はMHJを、アリゾナが譲らなかった場合でもネイバーズは指名できますので、1巡はWRだろうと見られてました。

《もともと》
1巡目5位
2巡目37位
3巡目69位
4巡目105位
4巡目110位
5巡目140位
6巡目181位
7巡目225位
7巡目253位

《結果》
1巡目5位:ジョー・アルト(OT)
2巡目37位:ラッド・マッコンキー(WR)
3巡目69位:ジュニアー・コルソン(LB)
4巡目105位:ジャスティン・エボワグベ(DT)
5巡目137位:ターヒーブ・スティル(CB)
5巡目140位:キャム・ハート(CB)
6巡目181位:カイマニ・バイダル(RB)
7巡目225位:ブレンデン・ライス(WR)
7巡目253位:コーネリアス・ジョンソン(WR)

意外や意外、全体5位でジョー・アルトを指名しました。
ネイバーズは!?という一部の文句もあるでしょうが、確かにアルトは逃すには惜しいプロスペクトのようにも思えます。
それに2巡目34位でラッド・マッコンキーを指名してます。わたしもそうなのですが、彼を高く評価する声は多く、エースWRはこの選手で決まりでしょう。1巡2巡を見れば完璧な指名のように思えます。
あとはやっぱり225位のブレンデン・ライスですかねー。笑ったときの眉毛の上がり方が親父そっくり!


てなわけで続けます。

このシリーズまとめ。


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