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[NFL]QBを年齢でグルーピング

毎年そうっちゃそうなのですが、ドラフト前にあんなに盛り上がったルーキーQBについて、「まずはベンチスタート」という話が続々と出始めてますね。
それはドラフト終了後から「最も経験を積んでいるルーキー」ともてはやされていたボー・ニックスも同じで、デンバーはいったんスティッドハムで開幕を迎えるという噂が出てきています。あれ?ザックは???

ボー・ニックスの「最も経験を積んでいる」というのはコロナ禍による特別シーズンということもありますが、もっと単純に彼の年齢からくる話でもあります。
彼は同じく今年ドラフトされたウィリアムズやマッカーシーより年長者で、ルーキーというには年を取りすぎているのだそうです。

そういや確かにドラフト同期ではあっても年齢が違うなんてのは普通にあることですよね。

そういうわけで、今日は各チームのQBの年齢を調べてみました!

1983年生まれ

アーロン・ロジャーズ(2005~)

はい。現役最年長QBにして現役最年長プレイヤーです。
でも全然くたびれてなくて、むしろ現役最強クラスと言われてます。すごいですね。

1985年生まれ

ジョー・フラッコ(2008~)

数年「過去の人」をやったのち、昨年突如復活しました。

1986年生まれ

ジョシュ・ジョンソン(2008~)

キャリア的にはフラッコと同期。でも1歳若いのがジョシュ・ジョンソンです。謎の活動を続けています。

1987年生まれ

アンディ・ダルトン(2011~)

ダルトンもすっかり大ベテランです。
ブライス・ヤングの控えとして、彼のメンターのような役割も担っているようです。

スタフォード世代ー1988年生まれ

マシュー・スタフォード(2009~)
カーク・カズンズ(2012~)
ケイス・キーナム(2012~)
ラッセル・ウィルソン(2012~)

スタフォードは案外若くてこの世代です。
2012年ドラフトはQBの当たり年と言われましたが、その中からラッセル・ウィルソン、カーク・カズンズ、ケイス・キーナムが生き残っています。

1989年生まれ

タイロッド・テイラー(2011~)

ジャーニー男のテイラーは現役ただ一人のこの世代です。

1990年生まれ

ジーノ・スミス(2013~)

渋いQBが続きます。ジーノ・スミスはこの世代。今年34歳。現役生活ではいろいろありました。

1991年生まれ

デレック・カー(2014~)
ジミー・ガロポロ(2014~)

黒が似合うイケメンの世代です。
この二人はドラフトも同期ですが、対照的なキャリアを歩んでいるように見えます。

1992年生まれ

ジャコビー・ブリセット(2016~)
カーソン・ウェンツ(2016~)
ブランドン・アレン(2016~)

共通点のなさそうなこの3人が同い年でしかもドラフト同期です。
三者三様のキャリアって感じですね。

プレスコット世代ー1993年生まれ

マーカス・マリオタ(2015~)
テイラー・ハイニキ(2015~)
ダック・プレスコット(2016~)
クーパー・ラッシュ(2017~)
CJビーサード(2017~)

このあたりから人数が増えてきます。
ダック・プレスコットの世代です。
プレスコットとラッシュって同い年だったんですね。
プレスコット以外はしぶとく現役を続けてる選手ってイメージです。

ゴフ世代ー1994年生まれ

ジェイミス・ウィンストン(2015~)
ジャレッド・ゴフ(2016~)
ミッチェル・トゥルビスキー(2017~)
ネイサン・ピーターマン(2017~)

全体1位2名と全体2位1名、そしてミスター・インターセプト擁する豪華世代です。
トゥルビスキーって案外年取ってるんですね。。。

マホームズ世代ー1995年生まれ

デショーン・ワトソン(2017~)
パトリック・マホームズ(2017~)
ジョシュア・ドブス(2017~)
ニック・マレンズ(2017~)
ベイカー・メイフィールド(2018~)
マイク・ホワイト(2018~)
メイソン・ルドルフ(2018~)
ジョン・ウォルフォード(2018~)

今年29歳を迎える世代です。このあたりからぐっと「絶対的エース」てなイメージの名前が並びますね。
不倶戴天の敵であるデショーン・ワトソンとベイカー・メイフィールドは同い年です。

アレン=バロウ世代ー1996年生まれ

ジョシュ・アレン(2018~)
ガードナー・ミンシュー(2019~)
ジャレット・スティッドハム(2019~)
ドリュー・ロック(2019~)
ジェイク・ブラウニング(2019~)
ジョー・バロウ(2020~)

アレンとバロウは同い年です!なんだか意外ですね。
あとジェイク・ブラウニングはけっこう年取ってます。ミンシューと同い年かよ。

ラマジャ世代ー1997年生まれ

ラマー・ジャクソン(2018~)
サム・ダーノルド(2018~)
カイラー・マレー(2019~)
ダニエル・ジョーンズ(2019~)
スカイラー・トンプソン(2022~)
ステットソン・ベネット(2023~)

上ふたつとひとつ下にくらべてなんとなく地味なイメージがつきまとう谷間の世代かもしれません。
ラマーが今年スーパーボウルに勝てばそういうイメージでもなくなるんでしょうけどね。

黄金世代ー1998年生まれ

ジャスティン・ハーバート(2020~)
ジェイレン・ハーツ(2020~)
ジョーダン・ラブ(2020~)
トゥア・タゴバイロア(2020~)
マック・ジョーンズ(2021~)
カイル・トラスク(2021~)
デーヴィス・ミルズ(2021~)
サム・エーリンガー(2021~)
ケニー・ピケット(2022~)
ヘンドン・フッカー(2023~)
エイダン・オコンネル(2023~)
ショーン・クリフォード(2023~)
ジェイレン・ホール(2023~)
マリク・カニンガム(2023~)
トミー・デヴィート(2023~)

ハーツ世代?ハーバート世代?トゥア世代?とにかくここが黄金世代です。
ハーツのようにスーパーボウル出場経験者からオコンネルのようにまだまだこれからという選手も、かと思えばトラスクやピケットのようにいったん査定を終えたような選手もいます。

T-LAW世代ー1999年生まれ

トレバー・ローレンス(2021~)
ザック・ウィルソン(2021~)
ジャスティン・フィールズ(2021~)
デズモンド・リダー(2022~)
マリク・ウィリス(2022~)
ベイリー・ザッピー(2022~)
ウィル・リービス(2023~)
ジェイク・ヘイナー(2023~)
クレイトン・チューン(2023~)
ドリアン・トンプソン=ロビンソン(2023~)

トレバー・ローレンスって「T-LAW」って呼ばれてるみたいですね。そんなT-LAW擁する1999年生まれ世代はやはりどことなく地味。リービスの活躍に期待がかかります。

ミレニアム世代ー2000年生まれ

トレイ・ランス(2021~)
サム・ハウエル(2022~)
タイソン・ベイジェント(2023~)
マックス・ドゥガン(2023~)
ジェイデン・ダニエルズ(2024~)
マイケル・ペニックス・ジュニア(2024~)
ボー・ニックス(2024~)
スペンサー・ラトラー(2024~)

ミレニアム世代です。
いちばん目立つのはランスですが、実績的にはハウエルが一歩リードですかね。
ハウエルは一度つかんだエースの座を手放すことになりますが、まだまだぜんぜん若い。可能性ありますね。
あと、マクラに出てきたニックスはこの世代です。てか多くのドラフト同期たちと同い年じゃないですか!
確かに見た目は老けてますけどね・・・

ストラウド世代ー2001年生まれ

ブライス・ヤング(2023~)
CJストラウド(2023~)
アンソニー・リチャードソン(2023~)
ケイレブ・ウィリアムズ(2024~)

2001年生まれ世代の中ではCJストラウドがロケットスタートを決めています。
捲土重来を期すブライス・ヤング、本物か偽物かを証明するケイレブ・ウィリアムズもこの世代。
ウィリアムズはダニエルズやドレイク・メイと比べて一段上って評価でしたが、ストラウドと比べるとどうなのでしょうか?同い年の高い高い壁になるような気がします。

2002年生まれ

ドレイク・メイ(2024~)

2003年生まれ

JJマッカーシー(2024~)

2024年デビューのルーキーふたりです。
いまのところベンチスタートと報じられていますが、きっと出番は回ってくるはず。仮に回ってこなかったとしてもまだまだチャンスはある、そんな年齢です。


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