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[NFL]2024年5月QBランキングまとめ

いくつかのニュースサイトがQBランキング出してますね。
落ち着いたらまとめようと思ってたのですが、落ち着く気配がないので5月版として第1弾を公開します。

今回集計をしたのはPFN、PFF、CBS SPORTS、SPORTSNAUTの4サイト。
それぞれのランキングで最低1回名前が出されたQBが対象です。サイトによっては名前が出てないQBもいますが、そのQBは最下位のもう一つ下の順位だと仮定して平均順位を算出しました。
ほなどうぞ!!!

第1位・パトリック・マホームズ(KCー平均1.00位)

はい。この人が4サイト全部で1位でした。
予想通りですね。
この人については何もありません。

第2位タイ・ラマー・ジャクソン(BALー平均3.25位)

そろそろスーパーボウルに行きたいこの人が2位タイです。
今年が最大最後のチャンスだって言ってるメディアが多いですね。
「最後」というのはいささか物騒ですが、プレースタイル的にそう言われるのも無理ないのかも。

第2位タイ・ジョシュ・アレン(BUFー3.25位)

ラマーと並んで2位だったのはジョシュ・アレン。この人は昨年だったか自分自身で「自分のプレースタイルを考えるとこの1~2年が最後のチャンス」というようなことを言ってた気がします。
なのですが、長らく頼りにしてきた仲間たちが去り、昨年以上に苦しいシーズンになるのではないかと言われてますね。

第4位・ジョー・バロウ(CINー3.50)

現役のクォーターバックでAFCのチームからスーパーボウルに出場したことあるって選手は実は3人しかいません。
そのうちのひとりが若武者バロウ。
若武者と呼ばれるのも今年が最後かもしれません。
若手QBが台頭するAFCでふたたびスーパーボウルに出場し、そして今度こそ勝利を収めることができるのでしょうか。

第5位・ダック・プレスコット(DALー6.25)

平均順位を見てお分かりのように、バロウとプレスコットの間には少し差があります。
ダラスのファンはプレスコットがロンバルディトロフィを掲げる姿が見られると信じています。
それは今年なのでしょうか?

第6位・ジャスティン・ハーバート(LACー6.50)

今年のチャージャーズをスーパーボウル優勝候補の一角に挙げる人は多くありません。が、ハーバートの実力をスーパーボウル優勝に値しないと評する人もまた多くはありません。
新体制、新メンバーの中で力を発揮できるでしょうか?
てか今年だめなら結構厳しいぞ!

第7位タイ・CJストラウド(HOUー8.75)

次世代を担う若いQBひしめくAFC南地区で頭一つ抜けた評価を受けるのが2年目のCJストラウド。
ルーキーイヤーの活躍がまぐれでなかったことを証明する年になりそうです。

第7位タイ・アーロン・ロジャーズ (NYJー8.75)

昨年4プレーしかしてないベテランのアーロン・ロジャーズも第7位です。
これだけ新世代のQBが台頭してきている中で、昨年まともにプレーをしていない40歳のQBがここまでの評価を受けていることが、アーロン・ロジャーズという男がフェノメナルな存在であることを示していますね。

第9位・ブロック・パーディー(SFー9.50)

CBSのランキングでは2位。高いレベルで評価が分かれるミスター・イレレバントが第9位です。
今年もNFCの王者候補。ハイパータレント軍団の引き金を引きます。

第10位・マシュー・スタフォード(LARー9.75)

孤軍奮闘の若獅子も気がつけば老獪なヒツジに変貌してました。
若いレシーバーたちを率いて2回目のスーパーボウル制覇を目指します。

第11位・ジェイレン・ハーツ(PHIー10.50)

2年連続のスーパーボウル出場を目指した昨シーズン、序盤で無敵の快進撃を見せるも、終盤まさかの失速。雪辱を期すシーズンになります。
若きエースだったハーツも今や精神的支柱としてオフェンス陣を鼓舞します。

第12位・ジョーダン・ラブ(GBー11.50)

ファーブ、ロジャーズを継ぐ者なのか?ブレイクを果たした2023年シーズンに続き、大注目地区のNFC北地区制覇を目指すラブが12位です。
同期の全体1位であるバロウに比肩する判断力を武器に、遅れてきたエースがどう戦うか、今年も見ものですね。

第13位・トゥア・タゴバイロア(MIAー12.50)

間違いなく平均以上のQB。しかしスーパーボウルを制覇できる器なのかについて議論喧しいタゴバイロアが13位。
今年は勝負の年。言い訳できない状況ですが、同地区のジェッツは相当強そう。。。

第14位・カーク・カズンズ(ATLー13.75)

毎年高いレイティングをたたき出すQBマシンもいまやベテラン。長く安定したプレーを見せてきましたがこれまで派手な実績はナシ。
アトランタの救世主となれるか?

第15位・トレバー・ローレンス(JAXー14.25)

大学時代からダン・マリーノ級と騒がれ、並み居る同ポジションのライバルを当然のように押しのけて全体1位でジャクソンビルに入ったローレンスが15位でした。
類まれなパス能力とフィジカルの強さで弱小チームを優勝争いの常連に変貌させましたが、昨年はまさかのプレーオフ進出ならず。今年ダメなら周囲が騒がしくなりそう。

第16位・ジャレッド・ゴフ(DETー14.50)

デトロイト市民の心の友、地元開催のドラフトで大声援を受けたジャレッド・ゴフが16位。
不倶戴天のライバルのスタフォードより下ですが、14.5位という平均順位は初のスーパーボウルを目指すチームのエースとして十分な評価。
今年はいけるぞ!

第17位・カイラー・マレー(ARIー18.00)

ベースボールプレイヤーとしても注目されていたアリゾナのエース。前年の1巡ルーキー、ジョシュ・ローゼンを押しのけて全体1位でアリゾナに加入しましたが、これまでのところファンを納得させられるだけの実績は残せていません。
マービン・ハリソン・ジュニアというレシーバーも加盟し、これでだめならここまでかも・・・。

第18位・ベイカー・メイフィールド(TBー18.75)

ついに居場所を見つけた若きジャーニーマン。
評価の分かれる選手ではありますが、憎きデショーン・ワトソンより評価は上。
混迷続くNFC南地区で地区優勝を目指します。

第19位タイ・デショーン・ワトソン(CLEー19.50)

いいQBなのかどうなのか、こちらも評価の分かれる選手ですが、契約内容ほどの選手ではないというのが通説。
そんな声をかき消すためにはスーパーボウルに勝つしかない、そんなシーズンになります。

第19位タイ・ジーノ・スミス(SEAー19.50)

まさかここまで長く活躍する選手になるとは・・・。2013年にドラフト2巡でジェッツに入団し、エースとして期待されながらいつの間にかジャーニーマンになっていたジーノ・スミスも12年目のシーズンを迎えます。
同地区のライバルは手ごわいですが、勝負はやってみなきゃわかりません。

第21位・ラッセル・ウィルソン(PITー20.50)

果たして「過去の人」なのか?数少ない現役スーパーボウルウィナーQBのひとりラッセル・ウィルソンの評価はかつて自身のバックアップを長く務めた1期下のジーノより一つ下。
2度目となる新天地での再チャレンジ。地元の期待は大きいようです。

第22位・ケイレブ・ウィリアムズ(CHIー21.75)

今年のドラフト全体1位が22位。
とはいえ彼はまだなんの実績も残していません。
身体能力と創造性、ビッグマウスと豆腐メンタルが特徴ってことですが、どうなるのでしょうかね?

第23位・デレック・カー(NOー22.25)

長らくレイダーズを率いた「悪くないけど最高では決してない」QB。
ニューオーリンズでの2年目を迎えますが、レベルの高くない地区での優勝は評価を上げるためには必要条件と言えるでしょう。

第24位・アンソニー・リチャードソン(INDー23.75)

ルーキーシーズンの昨年はケガで早々とシーズンエンド。今年が実質ルーキーイヤーと言っても良いでしょう。
期待が必要以上に高まってますのでプレッシャーかかりますね。

第25位・ウィル・リービス(TENー26.50)

ストロングアームがウリのパッサー。
新生テネシーのオフェンスはリービスのパス能力中心の構成になると言われていますが、果たして・・・!?

第26位・ジェイデン・ダニエルズ(WASー27.00)

優勝候補のダラス、ダラスの最大の敵フィラデルフィア、崖っぷちのジャイアンツと、個性豊かなチームが顔をそろえるNFC東地区の中で、ワシントンの立ち位置は「ジョーカー」。
ジョーカーオフェンスの中心を担うのはドラフト全体2位のダニエルズです。
昨年の全体2位QBであるCJストラウドは全体1位QBをしのぐ活躍でブレイクしました。ダニエルズはさてどうなるか?

第27位・ダニエル・ジョーンズ(NYGー27.75)

まさかの低評価?それとも納得の低評価?
いずれにしても結果で見返すしかありません。

第28位・ジャスティン・フィールズ(PITー28.25)

シカゴではエースを務め、数々のラン記録を打ち立てながら肝腎の勝利とは縁遠い生活を続け、今年放出されました。
評価が高くないのは仕方ないにしてもダニエルズやジョーンズより下か?って気はします。

第29位・ジャコビー・ブリセット(NEー28.75)

ドラフト全体3位のドレイク・メイとエース争いをするベテランジャーニーマン。
ペイトリオッツには久々の復帰になりますが、全米各チームで時にバックアップとして、時に先発として確かな実績を残してきました。

第30位タイ・ブライス・ヤング(CARー29.25)

昨年のドラフト全体1位。ルーキーイヤーにいわゆるプロの洗礼を浴び、落胆のシーズンを過ごす羽目になってしまいました。
今年は汚名返上の年。決してスーパーボウルを狙えるチームではないのですが、意地を見せるシーズンにはしたいですね。

第30位タイ・JJマッカーシー(MINー29.75)

カーク・カズンズが抜けたミネソタにはこの新人と、ジャーニーマンのベテランであるダーノルドがいます。
ファンの期待は高いのですが、まずはダーノルドより上であることを証明する必要があります。

第32位・ドレイク・メイ(NEー30.25)

トム・ブレイディが抜けて以来エースQBをなかなか固定できずにいるペイトリオッツがドラフト全体3位で指名したスーパールーキー。
ベテランのジャコビー・ブリセットとの先発争いに勝ち抜き、フランチャイズQBとしての座を確かなものにしたいところ。

第33位・エイダン・オコンネル(LVー31.00)

2年目を迎える若手ながら、昨シーズン途中から先発の座に固定されました。しかしこれといったインパクトのある活躍は見せられず、今年早くも勝負の年に。
同じチームの同じポジションにはカルト的人気を誇るベテランのガードナー・ミンシューがおり、先発争いをすることになります。

第34位・ガードナー・ミンシュー(LVー31.25)

なぜこんなに順位が低いのでしょうか?
思い切りの良さと逆境での強さがウリのカルトQB。
チーム内での先発争いはあるものの、ファンからの支持は熱いです。

第35位・ボー・ニックス(DENー31.75)

デンバーが三顧の礼をもって迎え入れた期待のルーキー。
デンバー界隈では何年かに一人の逸材であるかのように喧伝されてはいますが・・・。
疑惑の目を払拭できる活躍をみせねばなりません。

第36位・サム・ダーノルド(MINー32.25)

いつのまにやらジャーニーマンの元1巡QB。
ミネソタにはJJマッカーシーという新人がいます。先発争いはあるのか?あったとして勝ち抜けるのか?
決して悪いQBではないはず!

第37位・ジャレッド・スティッドハム(DENー32.75)

デンバーには「報道によるとスーパーエース」のボー・ニックスのほか、イケメンQBのザック・ウィルソンがいます。
ふたりに比べて話題性がほとんどないスティッドハムですが、なぜかザックより評価が上らしく、ランキングに登場しました。
んでもってシーズン終盤に彼がデンバーの大エースになっている可能性は低くないようにも思えます。

第38位・マイケル・ペニックス・ジュニア(ATLー33.25)

アトランタの謎指名によって全体8位で指名された期待?のルーキー。
アトランタにはエースのカズンズがいるのですが、この選手はどういう使われ方をするんでしょうね???


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