エヴァ新作予想「これからのエヴァンゲリオン」
↑この動画の原稿になります。
先日、カラー公式が公開した「現在のエヴァンゲリオン」。
これによって、「これからのエヴァンゲリオン」がにわかに現実味を帯びてきました。
そこで、エヴァの新作があるであろう根拠をまとめてみました。
根拠1 さようならはまた会うためのおまじない
「シンエヴァ」内での鈴原ヒカリの発言、「さようならは、また会うためのおまじない。」を踏まえて、公開当初から、ファンの間で続編フラグでは?と言われてきました。
ところが、この根拠には一つだけ弱点がありました。それは、ポスターのコピーです。
「さらば、全てのエヴァンゲリオン」と、「さようなら」ではなく、あえて「さらば」を使っているため、続編フラグを回避している。と思われてきました。
しかし、6月11日に公開された新ポスターでは、「さようなら」に変更されています。
これは、続編フラグを肯定していると考えることもできます。
根拠2 現在のエヴァンゲリオン
先日公開された新映像「現在のエヴァンゲリオン」。
なぜ、タイトルを「追告C」や「シン・エヴァンゲリオン ダイジェスト」ではなく、「これまでのエヴァンゲリオン」と対応する「現在のエヴァンゲリオン」にしたのでしょうか。
そして「これまで」、「現在」、とくれば「これから」を連想するのは自然な流れです。
これは何らかの形でエヴァが続くことを暗示しているとも考えられます。
根拠3 庵野監督の過去の発言
庵野監督は「:序」の全記録全集のインタビューの中で、「エヴァ」をガンダムのようにシリーズ化するという構想を話しています。
庵野監督の言葉を引用すると、
エヴァンゲリオンをコンテンツ産業として広げて大きくしていかないと、この先がないのではないか。やれるうちにやっておこうと思い始めたんですね。
それから「エヴァのパート2を作ってよ」といろんな人に声かけてみたんですけど、やはり「エヴァはちょっと」という反応ばかりで誰もやってくれなかったんですよ。
「Gガンダム」みたく「Gエヴァでいいからやらない?」って皆に言ったんですけどダメなんですよ。
やっぱり「Vガンダム」(富野監督=ガンダムの総監督)が先にないとやってくれないわけです。
だとすると、先ずは「V」を自分でやるしかないのか・・・と。
「こんなエヴァンゲリオンでも大丈夫です」というサンプルがひとつ出れば他の人もいじって作りやすくなると思うんですよ。
そうするためには、やっぱり自分でもう一度このタイトルをやらなければならないと。
『:序 全記録全集』より
根拠4 スタジオカラーの今後
「シンエヴァ」を含め「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズを制作してきたアニメ制作スタジオ「スタジオカラー」は、もともと庵野監督が「エヴァ」を作るために立ち上げたスタジオです。
「エヴァ」が完結した今、次に何か作品を制作しないと、会社として成り立ちません。
事実、「:Q」と「シン・」の間も休んでいたわけではなく、「日本アニメ(―ター)見本市」を配信したり、鶴巻監督による「龍の歯医者」などを制作してきました。
「カラー」が次に手掛けるアニメ作品が「エヴァ」関連である可能性は大いにあります。
根拠5 消えた摩砂雪監督
根拠というよりも大胆な予想ですが…
テレビシリーズから庵野監督の右腕として活躍してきた摩砂雪監督ですが、「シンエヴァ」では主要な役職には就かず、画面協力にクレジットされているのみです。
同じく、シンエヴァで要職に就いてない樋口真嗣監督は「シン・ウルトラマン」を作っていました。
同様に、摩砂雪監督も水面下で新しいエヴァの準備をしている可能性があります。
以上の5つの根拠から「これからのエヴァンゲリオン」として、何か新しいエヴァのアニメ作品が制作される可能性は高いです。
それでは、ここからはその新しいエヴァがどんなものになるのかを予想していきたいと思います。
「新しいエヴァ」の内容予想
シンエヴァでエヴァの世界観はしっかり完結しており、庵野監督も「完結」を明言しているため、いわゆる続編はなさそうです。
そして、同様の理由で「空白の14年」の可能性も低そうです。
したがって新作はシンジを中心とする世界ではなく、新キャラクターによる全く新しい作品になると考えられます。
個人的にはユーロネルフを舞台にした別パイロットの作品だと予想しますが、
庵野監督の「Gエヴァ」発言を踏まえると、「Gガンダム」のようにエヴァとはまったく異なる世界観の作品になることも考えられます。
「新しいエヴァ」の監督予想
根拠でも触れたとおり、シンエヴァの製作から離れている摩砂雪監督だと予想します。
次点で、鶴巻監督です。
鶴巻監督は、旧劇制作時にエヴァの新作を庵野監督に頼まれて断ったという過去があります。
「新しいエヴァ」の時期予想
庵野監督が関わる作品として「シンウルトラマン」がおそらく21年中に公開され、「シン仮面ライダー」が23年公開予定なことを踏まえると、22年あたりに制作発表的な何かがあるかもしれません。
最後に
ということで、ここまで「これからのエヴァンゲリオン」の根拠と、その新作の内容を予想しました。
この内容はあくまで私の個人的な見解よる予想です。
YouTubeにも同じ内容の動画を上げています。4万回超再生され、皆様の色々な予想がコメント欄に書いてあります。
そちらもぜひ覗いてみて下さい。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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