日記 4/11

朝からバンド練があった。楽器を背負いながら、大学に向かう人波に逆らって進むとどうも人目につく。彼ら彼女らには俺が放蕩者に見えている。

練習終わりにみんなで学食を食べて、帰りしなに本を一冊見繕った。桜庭一樹の『私の男』。また読もうと思う。

下宿に帰ると急に眠気が襲ってきて、30分ほど仮眠した。そして起きるままにバイトに向かう。生徒たちは新生活に向けて目を輝かせている。一方俺は目の前の論文や院試に追われ、目は日を追うに暗く澱んでいく。

帰ってからフランス語の勉強をした。これだけは毎日欠かさずやっていきたい。それが終わってから、ワインを開けてゆるキャンの3期を見た。今日俺はこの瞬間のために生きてきた! おつまみにチーズクラッカーを買っていたのも相まって、2杯飲んでしまった。

寝る。

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