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with コロナの時代に生きる がん患者のこれからと ~終息すれば旅行に行ってみたい~ Vol.1


抗がん剤治療をする易感染性を孕むがん患者の日常

プロフィールに詳細を書いています。がんに罹患しています。

状況は、奏功状態で月一回、検査と診療と治療を行っています。これが、人と接触する唯一の機会です。新型コロナウィルス(たぶんまだ名前もないころ)の情報が1月の頭にSNSで流れてきました。わたしは、易感染症(免疫の働きが落ちていて感染症に罹患し易い)なので感染症にかからないように注意深く生活することが基本になっています。家族に取っても非常に行動様式が、今の新型コロナ対策が1年以上続いていることになります。私が死亡するか、新しい薬が臨床試験や治験を通り認可され投与され完治できればそのようなこともなくなるのですが。欧米の認可との間のドラッグラグもほぼ解消されつつあります。完治する薬が投与できるようになることを期待をしています。ただし、新型コロナウィルスが医療資源を圧迫しているせいなのか、国内外において治験などが遅れているということを聞いています。
まさに、今の新型コロナウィルス対策としての家族全員での手洗いの励行、マスクの着用等々は以前から行っているのです。ですので、この新型コロナウィルス対策として日常生活の様式が変わることがありません。ただ、リハビリテーションで訪れていた外の場所にウォーキングに行くことを躊躇しています。特に寺社仏閣はソーシャルディスタンスは大きく取れるのですが、営業を自粛してしまっています

【がんの治療中の方へ】新型コロナウイルスについて医師が伝えたいこと

新型コロナウィルスの収束あるいは終息について

新型コロナウィルスの情報収集の大きなインフラはインターネットであると思われます。インターネットにアクセスできている年代別の統計として2017年調べの総務省が発行している令和元年度情報通信白書によると70歳代で46.7%、80歳代で20.1%となっている。インターネットの情報はすべて正しいのではなく、情報を取捨選択する情報リテラシーが求められます。この統計を見ると70歳代は半数以上、80歳代は、80%弱以上とテレビやラジオなどのオールドメディアに情報を得ています。新聞通信調査会が発行している第11回調査 図表2 ニュースとの接触状況(性別・年代別)P.17によりますと、70歳以上で、インターネットのニュースにアクセスする人は、21.7%となっており概ね合致した数字となっているようです。

インターネットにしろ過去からあるマスメディアにしろ情報リテラシーは求められており新聞が全て正しいことを書いているのか甚だ疑問だという人は70歳以上の年代以外の他の年代の多くにいるはずです。インターネットが黎明期から新聞を紙で購読する人が減少しているのを紙の読者を回復させることを取るのかインターネットに飲み込まれるのかの新聞社の大きな経営の命題になっていたのです。
NHKは、先日「あたらしいテレビ 徹底トーク2020 いま、テレビができることって?」テレビメディアのこれからのありようにみなさん刺激的なお話をされていました。
特に印象に残ったのが、日本テレビ「電波少年」の“T部長”こと伝説のプロデューサー・土屋敏男さんは、新型コロナウィルスのテレビの情報は民放のワイドショーはコメンテーターは専門家が出演していないので、NHKニュースからしか新型コロナウィルスの情報は得ないと言ってました。また、それを補完する意味でメディアプロデューサー の疋田万理さんは、ディレクターやプロデューサーは、優秀なのでいつもファクトチェックをしています。誤った情報を提供しているコメンテーターとか専門家もどきの人に「確かに今の意見は、調査した所こうこうでこれが本来の意味合いです」とか、「ファクトチェックをかけたところこれが正しい情報です」とかの文字を画面上直接打ち込み間違ったコメントを正す意味で視聴者に届けるべきだというようなことを言われていました。ただ、色んなワイドショーは、政治的な角度をどうしてもつけたいという番組のメンタルをお持ちらしく、全てをMCのアナウンサーに押し付けてしまい社としての責任回避しているように思えてなりません。それは、この間wowowで放送していた海外ドラマのFOXニュースの創立者ロジャー・エイルズのような意識構造なのかも知れません。

面倒ですが命にかかわることなので、正しい情報を得るために、受け取る側が放送している側の意図的な誘導やコメンテーターとしての思想、専門家の過去の振舞いなどを理解してテレビを見る、見ないの選択をしなければならないことになります。
政府は、「緊急事態宣言の解除はある程度の期間、減少傾向が続くかどうか見極めて判断していく考えを示しました 」との報道がありました。緊急事態宣言の解除があれば、一気にStay Homeのマインドが一気に緩み感染爆発が発生しないか危惧するところです。私は、新型コロナウィルスに罹患すると一般の方の約5.6倍の致死率となっていますので絶対罹患してはいけないのです。

過去に流行したスペインかぜ(インフルエンザ)の東京都健康安全研究センターの分析結果を見てみますと第1波、第2波の大きな流行があり、合計第3波まで発生しています。過去の事例から言うと5年間のスペインかぜの流行が続いたということです。ここまで、覚悟しておく必要があるのではないかと思います。実際、収束あるいは終息するのはいつなのでしょうか。新型コロナウィルスとは長いつきあいになりそうです。

<<Vol.2は、次の機会に>>


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