祈り


当時のサイトにアップした日:2001年9月8日

「学校に行かなかった時期に書いたものです。」
高校2年のときだな、きっと。


子供の頃から
夢ばかり描いた
「無理だよ」と言われて
描き続けた
そして 誰かを守ること
覚えた

少年のような
眼差しをしている
「性格のせいだよ」と
笑われたって
こうして ひとつをめざすこと
覚えた

今以上もない自分が
ここにいること 忘れないで
明日は今よりもっと
光にあふれてる

ときには涙を流しても
ここにいよう
ときには涙が零れても
祈りを込めて

ここにいるから ぼくは
あのころと同じ ここにいるから
「大丈夫」と 祈ってるから


頼りになれない
ゴールキーパーのように
守れない自分がもう
情けなかった
だけど ひとつを守ること
忘れてない

愛されること愛することを
できなかったこと 悔やまないで
明日は今よりもっと
愛にあふれてる

ときには涙を流しても
ここにいよう
ときには涙が零れても
祈りを込めて

そばにいるから ぼくは
たとえ離れても そばにいるから
「がんばれよ」と 祈ってるから


泣きたいときは
思い切り泣けばいいから
気が済むまで
朝が来るまで ずっと…


ときには涙を流しても
ここにいよう
ときには涙が零れても
祈りを込めて

ここにいるから ぼくは
あのころと同じ ここにいるから
「大丈夫」と 祈ってるから


祈ってるから…

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