空欄 (no answer)

書いた日:2009年2月20日

本に書いてある文章よりも
自分の中の真実が触れることを望む
だけど今日も長く眠ってしまった
理想と現実ってどこかズレてしまっている

本を途中で閉じてしまったのは
自分の中の感情が許せなかったんだ
ずっと今日も長く眠ってしまった
経験したことさえ否定では行き場所も無いよ

だから結論も結末も必要無い
心の琴線に触れもしない
いつからか 決められた マニュアルというものに
歪められ 詰られた 自分という名の存在


「筆者がいちばんに言いたいのは何か?」
自分が思う言葉を書いたら×印で
以後空欄のまま長く眠ってしまうんだ
答えを決められては何を書いても無駄なのか

答えなんて無いと言うべきだと
自分以外にもそう思う人が居るのも真実
そう思いながら長く眠ってしまうんだ
どうして思ったことに×印付けられなきゃいけないの?

だから結論も結末も無いのが世界
ひねくれすぎていると言われても本望
いつからか 願われた 生き方というものに
逆らって 抗った 自分という名の存在


自分なんて 居なくたって 良いと思った
飛べないから 落ちていこう 沈んでいこう
涙なんて 涸れたって 良いと思った
答えなんて 決めるほうが 間違いだから


だから結論や結末に異議を唱え
やる以上にやったから もう眠ろう
いつからか 縛られた 偶像というものを
殴り蹴り 壊し消して そんなふうに生きていられれば

起きていられる カラッポになって
起きていられる カラッポのままで
起きていられる カラッポになって
起きていられる カラッポのままで

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