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非日常体験記2:住吉大社

昨日は次なるブライダルフェアとして、和式のところを見に行ってみようという事で、ほぼ地元と言っても差し支えない場所にある住吉大社を訪れた。
元々式場として建てられたものでは無く、神様を祀った場所ということもあり、挙式以外の目的(参拝、七五三等)での来訪者がかなり多く、よく賑わっていた
そんな中で体験した非日常の中の非日常をここに書き連ねる。


【1:プランナーさんの対応】

住吉大社のプランナーさんも前回同様とても丁寧であり、また神社に関する様々な知識を教えていただけたのがとても楽しかった。また彼女も日本・海外共にとても詳しい歴女なので、プランナーさんと同じぐらい色々な事を知らせてくれた。元々歴史はかなり不得意だったが…ゴージャスな英才教育を受けられたように思う。

【2:二つの式場】

住吉大社には本殿のほかに吉祥殿という別の儀式場が用意されており、本殿は周りから見えるところで皆に祝福して貰いながら、吉祥殿は締切った部屋で荘厳に、と各々の利点があるようだ。神前式という名は実にその通りで、実際に式をするので無く下見のような感じで来ただけでも、神様が間近にいるかのような独特の緊張感を抱いた。

【3:式のアルバム】

説明会の際、様々なアルバムを見る事が出来た。前撮りの写真、式の最中の写真、祝福する周りの方々の写真…どれもこれもが見てて飽きなくて、四冊ぐらいあったのだが全て食い入るかの如く見させていただいた。  個人的には髪型が意外と自由な事に驚いた。実のところ綿帽子があまり好きで無い(髪フェチな傾向があり、女の命とも表現される髪が隠れ過ぎて欲しく無い)為、ちょっと嬉しかった。

【4:花嫁行列】

花嫁行列については、神社によく行く方なら見た事があると思う。もしご存知で無い方は一度お調べいただきたい。今回はそのルートを紹介いただき、本殿の様子や前撮りの場所等も聞く事が出来た。説明会場に戻る際、運良く実際に挙式を行っている方々の花嫁行列を見る事も出来た。「そこ!?」と思われるかもしれないが、新郎新婦のお友達と思われる方々が全力で撮影していたのが特に印象に残った。

【5:試着会(和)】

前回出来なかった念願の試着会。彼女も色々着たいと言ってくれており、私も色々着ているのを見たいとずっと思っていたので、わざわざ予約時間を一時間変更しての参加結論から言えば、そこまでする価値があった。あり過ぎた
まず白無垢を二着。その後色打掛を一着。白無垢といえば下地が赤というイメージがあったが、真っ白なものもあり、両方見させていただいた。撮影役をやったのだが、白いものも色付きのものも、とにかく至る所まで緻密な柄の表現がされており、どの角度から見ても、どの長さで着ても美しくなる魔法の衣服だと、そう思わされたものである。

【6:試着会(洋)】

和服の後はウェディングドレスの試着。夢にまで見た彼女の花嫁姿は、ドレスの綺麗さもそれを着る彼女の輝かしい笑顔もあまりにも圧倒的で、メチャクチャはしゃいでしまったし何度も涙が出そうになった。推しのアイドルのブライダル写真集を見た時のオタクみたいな反応になってしまったというか、言ってしまえば砂になりそうだった。まだ試着段階というのに、これで大丈夫なのか。

【7:その他】

プランナーさんが彼女に「素敵な男性と巡り会えて…」としばしば言ってくださっていた。本当に有難い限りである。あまり褒められて調子に乗り過ぎても良くないとは言われがちなものだが、やはり褒められると嬉しいのは間違い無いのだ。

こんなにも記憶に残る三時間があって良いのかと思うぐらいに、私の人生で大きな財産になる体験をさせていただいた。感謝してもしきれない。

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