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【長文】Singapore 赤道直下の国へ(ラッフルズH編)🌴🏨🌴

『楽』から「気楽な」気持ちの思い出ばなし。
※今から約35年も前の回顧録です。

朝は早くに目が覚めた🌅
窓を開けると、早朝にスコールが降ったのか、
樹々や庭が濡れている。緑が眩しく爽快だ🌴

2日目の午前中は、市内観光でチャイナタウン、
リトルインディア、アラブ人街をバスで周遊し、
マーライオンパーク、植物園などを見学した。
蝉がキーンと鳴くのにビックリした😵

午後の自由時間は、待望のラッフルズホテルへ
解散した所から歩いても行けそうなので、ワク
ワクしながら向かった🚶‍♂️

スコールに降られ、雨宿りしながらも到着し
通りからホテルの正面を見た。真っ青な空に
英国の植民地時代の白亜の建物が映え、その
傍には高く形の良い椰子の木🌴が植えてある
モームは、このホテルを常宿に小説を書いて
いたんだなぁ…そして今、僕はここに立つ!
感慨深く入口へ向かった。

入口のドアは閉まっており、その前に白色の
ターバンを被り、インドの民族衣装風のドア
マンが立っていた…まさか休み?休業日?😱
不安になりながら入口まで行くと、ドアマン
が何やら話し掛けてくる。分からないので、
僕からラッフルズホテルを見たくて日本から
来たと言うと、welcome!とドアを開け中
へ入れてくれた😌

中に入ると、一気に汗💦が噴き出した。
まだ明暗に目が慣れないせいか結構薄暗い。
石と木が混ざった様な匂いがした。
微かだが、スパイスの香りもする。
入ってすぐ右側には、西部劇に出てくる銀行の窓口の様な木枠の両替所があり、その前に木製の古いベンチがあるので座って汗を拭いて休んだ。

じっとしていると涼しい。エアコンは見えないが、高天井に回転扇風機がゆっくりと回っている…あんなので涼しくなるのかと思いながら両替をしようと立ち上がった。

1階のフロアは全体的にブラウン系で、床も茶系の模様が入る大理石かな、古く歴史のある建物という印象だが、何より格式の高さを感じた。

あれ?今気づいたが…フロアにはスタッフ以外、僕しか居ない…やっぱり休みなのかと思いながら両替所で1万円を出すとちゃんと替えてくれた。
追い出されるかもしれないのでティフィンルームを探そうと、入口から奥に進むと左側にあった。

中に入ると、外光が入るのか、明るく広々としてテーブルが幾つもあり、奥にはスタッフが1人いた。僕に気づくと、テーブルを指定され、メニューとお水を持って来てくれた。でも、お客は僕1人だけだった…???😱

メニューを見ると、食べたかったティフィンカレーがない…さすがにこれは聞かなきゃと思い、手を上げスタッフを呼んで、カレーを食べたいと言うと、今はオーダー出来ないと言っている様だ😫仕方なく、お勧めの蟹入りミックスサンドを注文した。勿論美味しかったが、やはりカレーが食べたかった。食後にテーブルのコースターを持ち帰っていいかと尋ねたら新しい物を3枚もらえた。

その後、建物沿いに通路を奥の方へ歩いて行くと、ライターズバーがあったがクローズだった。誰も居ないので諦めて、更に行くとロングバーのサインがあり、バーに行ってみた。中にスタッフと客かは分からないが2人居たので僕も入った。

カウンター内の1人に、オーダーOKかを聞いたら長い返答が返ってきた。聴き取れないので、また僕からシンガポールスリングを飲みに日本から来たと言ったら作ってくれた😋 日本より甘めに感じたが、本家本元の味だと思うと感激した!でもピーナッツ🥜は最後まで出てこなかった😫

その後、芝生のコートを歩き、疲れたので、白い椅子に座っていたら、スタッフらしい男性が近づいて来て、外に出るよう言っている様だ。仕方なくサンキューとだけ告げてコートから出た。さすがにモームが宿泊していた部屋までは見れなかったなぁ〜と思いながら満足してホテルの入口まで戻りドアマンにお礼を告げた。

ドアマンが、この後どこへ行くのかと尋ねてきたので、僕は宿泊しているヨークホテルへタクシーで帰りたいと告げるや、指笛を吹いてタクシーを呼んでくれた!カッコ良く優しい紳士だった😭

ラッフルズホテルのスタッフの心遣いに感謝し、出会えた事は、僕の心の宝だ😍

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