見出し画像

売れているネットショップの共通点

③情報量について 4月18日更新


ネットショップの売り上げを大きく左右するのが、

一つひとつの商品説明の書き方です。

商品説明は、ネットショップの商品画像に添えるだけの文章ではなく、

実店舗における接客や買い物体験に相当する価値のあるものとして

認識する必要があります。

特別なスキルがなくてもできる、効果的な商品説明の書き方を、

ネットショップの購入者目線で説明していきます。

ネットショップの商品説明の比較例


優れた商品説明の書き方を知るために、

同じ商品についての二つの商品説明の例を比較してみましょう。

※ある情報サイトから抜粋しました。

ネットショップで商品を選ぶ購入者の目線で、

どちらの商品説明を読んだ時により「欲しい」と感じるかが重要です。

ネットショップAとBの例を比較すると、

同じアイテムの商品説明であるにもかかわらず、

受ける印象は大きく異なりますね。

ネットショップAの例は、着心地や洗濯後の様子、

使用シーンなど、実際に購入した後の状況を想像しやすい要素が

ふんだんに含まれた商品説明です。一方、ネットショップBの本文は

十分な情報量がなく、購入に踏み切りにくい商品説明となっています。

購入者が知りたい商品説明の「6W2H」とは?

結局のところは「購入者が何を知りたいか」です。

知りたい情報が商品説明として掲載されていれば、

納得した上で購入の決断ができます。

購入者が最低限知りたい情報は大きく分けて八つあります。

上述のネットショップAの商品説明の例を6W2Hに分解し、

それぞれに盛り込む情報を確認してみます。

ネットショップの既存の商品説明を6W2Hに当てはめ、

情報不足の項目がある場合は、購入者の知りたい気持ちに

応えきれていない可能性があります。

商品説明を書く際は上の表を参考に、購入者が何を知りたいかに

フォーカスし、1項目ずつ箇条書きで情報を整理するところから始めると

良いでしょう。

ネットショップや商品の特性により、

一部の項目の情報量が多くなることもあります。

たとえば旬の果物や特産品の場合は、特に価値のある

「いつ」や「どこで」の情報が多くなると予想されますが、

他の項目の情報量でバランスを取り、

商品説明全体として読みやすく整えれば問題ありません。

SEO対策のキーワードも意識

SEOとは「サーチエンジン最適化」の略語で、

Googleなどの検索エンジンでの検索結果の上位に自社の

ウェブページが表示されるように工夫することをSEO対策といいます。

たとえば「スマートフォン ケース」の2単語で検索されたときに

自社ネットショップの商品ページが上位に表示されるには、

ページ内に「スマートフォン」と「ケース」というキーワードが

適切な割合で含まれる、文章が読みやすい構造になっているなど、

複数の条件を満たす必要があります。全条件をクリアしなくても、

ターゲットが検索するキーワードと商品説明を確実にマッチさせる

イメージで書き、検索による宣伝効果をアップしましょう。

購入者の疑問や不安を解消し、購買意欲に働きかけることで

コンバージョンが上がります。

いくつかのポイントを押さえた書き方により

ページのクオリティも上がります。

商品説明は一度書いて掲載すればネットショップ上で多くの購入者に

読んでもらえるため、時間をかけてでも丁寧に作成する価値があります。

ネットショップに掲載済みの商品説明も6W2Hに分類し、

改善をすれば、売り上げアップにつながると思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?