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『人生フルーツ』と葉っぱのフレディと雑木林

ほとんど前情報なしに、ある人の勧めで観に行った映画上映会。樹木希林さんがナレーションする、老夫婦の物語だと耳にしていた『人生フルーツ』です。

東海テレビのドキュメンタリーシリーズの一本とのことで、それもあってか、地元愛知県をフィーチャーしています。

佐々木芽生監督がアートコレクションの収集を続けた夫婦を追った『ハーブ&ドロシー』(日本公開2008)をうっすら連想しながら、観ました。

『人生フルーツ』は、愛知県在住の建築家、 津端修一さんと、妻の英子さんが主人公。高度成長期に集合団地の開発を手がけるなかで、身近に緑のある暮らしのデザインは却下されました。そこで時代に逆行するかのように、土地付きの一軒家で、自らが理想とする暮らしを実践する様子が淡々と綴られます。風の通り道に雑木林があり、自然に涼しくなる。畑で取れたものを食卓でいただく。今で言う「スローライフ」ですが、考えてみれば高度成長期以前は日本も、電子レンジもコンビニもペットボトルもない暮らしでした。

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