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副業人材活用を5年続けて気づいた、盲点になりやすい2点

こんにちは、blue代表の吉永です。
「代表ブログ的なもの」、ひとつ目の投稿となる今回は「副業」ネタです。
副業人材を活用している会社目線から、副業をこれからしたい方・している方に向けた記事になります。

2019年にblueを創業しましたが、その前はフリーランス営業をしており、複数社の営業代行をしていました。その中にはエンジニアやデザイナーの副業人材紹介会社もあり、副業人材はどのような方がいて、どのような仕事が向いていて、またアサイン後どのように仕事しているかを見ていました。
その経験もあり、blue創業当時から今に至るまで5年以上副業人材を活用し続けております。

5年以上活用してきた中で、副業ワーカーに伝えたいことがあります。
それは副業人材会社がよく言っている「ホウレンソウをまめにとりましょう」とか「稼働報告書はできるだけ細かく作成しましょう」とかでなく、意外に盲点になりやすい部分です。部分といっても2つだけなのですが、この2つは副業人材を活用する側にとってはとても大事なことだと思っています。
そしてその2つをちゃんと意識すれば、契約条件がより良くなり、より長期アサインになっていくとも思っています。
その2つとは、

・「副業でのアサインなので、、」は絶対に言っちゃダメ
・本業の単価と副業の単価を同じにしない

です。

・「副業でのアサインなので、、」は絶対に言っちゃダメ

アサインしていた副業ワーカーからこの言葉を初めて聞いた時、非常にショックを受けたことを覚えています。
なぜだか分かりますでしょうか??副業人材を採用している立場からです。
そうです。アサインされている方からすれば、そのタスクはもちろん副業での稼動ですが、依頼している方からするとそれは紛れも無く『本業のタスク』なのです。本業のタスクを依頼しているのにも関わらず、何らかの理由があって「副業でのアサインなのでちょっと、、」と急に言われると、愕然とした距離感を一気に感じてしまい、以降の契約延長はちょっと、、となってしまいます。
私たちの本業の仕事を「空いてる時間の片手間でやってるので、そんなに無理言わないでくださいよ〜〜」って言われてる気持ちになるのです。大袈裟な例え表現ですが、思っていても言わない方がいい言葉です間違いなく。

・本業の単価と副業の単価を同じにしない

ここも意外に盲点になりやすく、副業をこれからされる方に特に気をつけていただきたいことです。
例えば本業の会社で、あなたの人月単価が100万円に設定されているとします。100万円を時給換算すると100万円÷160時間=6,250円になり、それをそのまま副業稼動での希望時給にされる方をみたりします。
でもよくよく考えてみてください。その100万円という人月単価はあくまで日中のビジネスタイムを1ヶ月フルで拘束している前提での単価です。しかも本業という傘の下で。
本業以外の時間で稼働するのが副業なので、その稼働で同じ単価ってどうなのでしょう??
本業の人月単価というのは、あなたのスキルだけで決定されていないことがほとんどのはずです。会社の利益率など様々なことを考慮し決定されているはずです。副業で稼働する場合、それら全てを取り払ってでの稼働となるので「一個人として稼働するならこの時給が妥当」というのを事前に考え、計算しておくのがよいでしょう。

なんだか厳しいことを言ってしまっておりますが、2つとも少し視野を広くすれば、十二分に理解いただける内容ではないでしょうか。
この内容が副業をこれからする方・今している方にとって、ほんの少しでも有益な情報になれば幸いです。

今回は以上になります。
ありがとうございました。

執筆:吉永