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H ZETTRIO/東京は夜の七時

H ZETTRIOのカバーアルバム『SPEED MUSIC ソクドノオンガク vol.6』より。
ピチカートファイヴの名曲『東京は夜の七時』のピアノトリオカバーをご紹介。

小西康陽氏の曲は、とびきりハッピーな曲調にすることで切なさが際立つ作品が多く、胸が締め付けられるような感情を表現できるところが、最大の魅力です。

『東京は夜の七時』は、ワクワクする明るいメロディなのに全体に漂う切なさが大好きなんですよね。ああ、90年代の渋谷系の音楽にどっぷりハマっていたあの頃が懐かしい。
昔を思い出してキュンとなる思い出の一曲でもあります。

そしてゼトリオのカバーについて。

疾走感溢れるリズム、夜空に星が煌めくようなエレピがとてもロマンチック。フワッとときめくような感情が湧いてきます。同じ曲でもアレンジによって、こんなに違う気持ちになるのが不思議。
これが音楽の面白いところですね。

ゼトリオの奏でる音楽は、ネガティブな気分の時でも、聴くと心が解けて軽やかになる。どんな時もブレない芯の強さが、聴く人の心にパワーを与えているんだろうと思います。

美味しいお茶でも飲みながら、この曲聴くとじんわり良い気分になれますよ。ゼトリオ以外にも色んなバージョンがあります。聴き比べると楽しいです。
是非聴いてみてね!

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