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祝い事の家庭差

先日息子は3回目の誕生日で欲しいと述べたものをすべてその小さな手中に揃えた。旦那曰く、これはこどもの日の分も加味している、ということだった。

別にそれ自体に異論があるわけでも何でもないのだが、こどもの日…あなたは親からプレゼントをもらっていただろうか?こどもの日、とかいたのは息子が男の子だからであって、女子であればひなまつり、がそれに該当することになるだろう。

もちろん節句として、ちまきや兜、雛人形や菱餅などを飾ってその成長を見守るというのは伝統的なものでもあり、どこの家庭でも大概はなされているのではないかとは思う。特別な日、というのにかこつけてケーキを貪ろう、という私の様な人間もいたかもしれない。

だが、プレゼント…はて、そんなものもらった記憶があまり無い。我が家は3人兄弟というのもあり、父母の方針でその様なものを設けなかったのだろう。そこに違和感は感じてなかったし、かこつけて食べるケーキに喜びすら感じていたのを覚えている。(今でもひな祭りの日になるとケーキを買って食べている写真が実家に暮らす妹から送られてくるぐらいだ。)

しかしどうやら旦那家ではプレゼントなるものがあったらしい。それは必ずしも自分が望んだものとは限らなかったそうだが、妹と二人兄妹の旦那の家では約18年くらいもの間そういった催しがあったというので驚いた。

その流れを引き継いだ旦那はもちろん自分の息子にもその様に接しており、これからもこの習慣は続いていくだろうと思う。息子もそれを当たり前のように享受し、みなもそうであろうと思いながら育つのだろうか…と私一人が思い巡らせつつ。

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