吹き続ける風
おはようございます。
放課後等デイサービススタッフ Y です。9月も下旬に入りました。夏の名残を感じますが、日の長さは随分と短くなりましたね。秋もすぐそこまで来ています。
さて、本日は職員研修の1年間を振り返ります。
去年から株式会社ブルースターにデンマーク特別支援学校教員のピーダーセン海老原さやかさんが研修の講師として1年間ご参加いただきました。研修をするにあたり、株式会社ブルースターのありかたやどんな内容にしていくか?どんなことに困っているか?勉強したいことはなにか?などとても親身になって聞いてくださいました。海老原さんは、私自身の想い・スタッフたちの想いをくみ取り研修スケジュールが完成。
研修を通してをスタッフたちの【変化】をとても感じるものとなりました。その変化とは、スタッフ一人ひとりの考え方や行動です。
【研修内容】
①お互いの得手不得手を知る
『自分自身を知ること』+『相手(同僚)を知ること』=お互いを知る・チームの不足している部分を補い、共有をする。普段、お互いについて知る機会がないため新鮮な環境でした。研修後、スタッフたちは相手の動き・利用者さんの動きを見ながらに今まで以上に率先して、行動する姿が見られました。
②利用者さんとのコンフリクト(衝突)を避ける関わり
振り返る中で、今まで私たち自身の支援方法は的確だったことが自信に繋がったり特性をよく理解した支援方法を知る機会になりました。実際に利用者さんに合わせた支援方法を考え実践。利用者さんの状況に変化が表れスタッフ同士の情報共有やコミュニケーションが増えました。
③海老原さんが、実際に放課後等デイサービスにお越しいただき子どもたちのことを考えた【環境作り】から今まで私たちが気づくことができなかったことに気づくことができました。視覚化・構造化を中心に環境作りを意識することでアイデアが溢れてくる楽しさを知るスタッフ。
④デンマークの福祉やデモクラシーについて知る。
自分たちの仕事や職場環境について考える機会があることで視野が広がる・視点も変わり柔軟性が生まれ、また一つ自分自身の知識となりました。
⑤職場環境・状況の振り返り 1年の振り返り
自分たちの職場について考えるグループワーク。(5つの中でなにがあてはまるか?知る・話し合うワークです。)
【デモクラティックな職場】
・オープンな職場
・決定とプロセスに関わる
・自由と責任
・平らな人間関係
・トップダウンではなく協働
最初のグループワークに比べ、とても和やかな空気で緊張せず話しやすい空間でした。
「うちは、デモクラティックな職場だね」「全員の関わり合いを持つには、オープンなコミュニケーションが必要だね」など意見があがりました。
3事業所合同であり、関わる機会が少ないスタッフ同士ではありましたが顔を合わせること・一緒に学び合うことで一気に団結力が増し信頼する心がより一層強くなったと感じる1年となりました。
海老原さん!!
株式会社ブルースターのためにとても親身になって考え、伝え、デンマークの風を吹かせてくださいました。そしてデンマークと日本の時差もあり、お忙しい中、研修会を開催いただき本当にありがとうございました。感謝申し上げます。
今までの学びをこれからも活かし続けてまいります