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【投資初心者向け】2021/8以降の日本市場に関する注目ポイント「選挙」

日本株は最近低迷してますが、今後幾つかのポイントがあると思っています。その中でまず今後確実にくる選挙に関して考えてみました。

(1)私の考える注目ポイント

任期満了に伴う総選挙が9月後半~11月のどこかで行われることは確定事項です。その上で、国策に売りなしと言われますので、総選挙の争点がどういったところになるのか、どこの政党が勝つと何が実行されそうなのかをよく見ることです。例えば政府がまたGOTOをやるぞといえば旅行関係や飲食業が伸びるでしょうし、デジタル庁の施策を推進するというなら情報通信関連が伸びるでしょう。ただし、それが実現性の高いものなのかをよく見た方が良いです。夢物語は誰でも語れますし、特に野党は与党の反対意見を言えばよいという風潮もありますので。

(2)注目ポイントに関する私の意見

今のままだと、それほど大きな政治改変があるとは思っていません。確かにコロナや五輪の対応で与党の支持率は落ちてますが、受け皿になりうる野党がありません。その証左は7/4の都議選で、自民が議席を増やしましたが大きく増えたわけでもなく、他の野党も変わらずで小池さんに翻弄されている状態でしたから。小池さんが国政に出てくるなら変わると思いますがまずは今のままだと与党の公約が基本的に今後国策となると思ってます。
私の注目する題材は以下の通りです。

①国防関連
 前回もそうでしたが、憲法と外交政策で国防関連が重要視されます。具体的には重工業や防衛省と仕事をしている企業が注目されます。「国防 株式」で検索すれば銘柄はすぐ出てきますので業績を確認しつつ投資先をみつけたいですね。ただ既に機関投資家は先回りして高値圏にあるものもありますので注意です。

②経済政策関連
 具体的な内容はこれから出てくるのでどんな政策が出てくるのか注目したいと思います。GOTOはかなり批判的な意見も多かったですが旅行や飲食業へのサポートは重要ですので一定の政策は行うと思います。でも直近コロナで難しいでしょうからすぐに株価に反映される政策をうつのは難しいところだと思います。

③デジタル庁関連
9月に発足するデジタル庁関連は直近の注目だと思います。IT関連は半導体不足で悩まされたところもありますが、ITサービスは堅調ですのでどこがうまく国策を取り込むのか注目です。

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(3)最後に

私なりの主観を記載しましたが、あくまで私の見解であり何の保証もあるわけではありません。よく言われる投資は自己責任でというやつですね。
ただ、投資のメリットはお金を増やす以外にも「知識が増えること」にあります。自分のお金が関わるからこそ経済や政治にも本気で関心を持つことができるし、そこから多くの学びを得ることができます。これは自分の本業あるいは副業を考えている方々にとっても大きなメリットであり出世やビジネスで収入を増やすチャンスになるのです。
ぜひ「自分なりの視点」をもって時代の流れをとらえていきましょう。

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