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音楽雑誌の老舗である「Player」誌が2023年6月23日発売の「2023年Summer号」をもって休刊するとのこと。

2023.06.14 音楽雑誌 Player 休刊のお知らせ

このたび音楽雑誌Playerは、2023年6月30日発売Player2023年Summer号をもちまして休刊することと相成りました。1968年の創刊から55年にわたりご愛顧いただき感謝の気持ちでいっぱいです。

2022年より季刊化、別冊とともに精一杯制作してまいりまして、幸いにも大幅な値上げをしても本の販売部数はさほど落ちることなかったことでここまで続けられました。最後まで読者の方々とともにミュージシャン、関係者各位、クライアントの皆様に一層の支援をいただけたこと、55年という節目まで続けられたことはとても幸いでした。

独自記事に着目した取材に邁進するとともにコスト削減や販促にも取り組んでまいりましたが、広告売上の大きな落ち込み、昨今の制作コストの上昇をカバーすることが難しい状況は改善できず、苦渋の判断ですがこのタイミングで休刊する運びとなった次第です。これまでご協力いただきました皆様のご期待を裏切ることになってしまったこと、お詫び申し上げます。

季刊のPlayer本誌(2023年Summer号)は本来6月2日に発売するはずでしたが、フェアウェル号に相応しい内容を盛り込み現在も鋭意制作中で、6月30日に発売日を延期させていただきます。内容については近々にお知らせしますので何卒もう少しお時間をください。また、今後のことなど決定次第、6月30日発売Player2023年Summer号発売後にお知らせしてまいります。

まだ細かな部分でまとまっていない部分も多く、お恥ずかしながら業務的にも手一杯で間に合っていない状態です。お問い合わせいただきましても充分なお答えができませんので、今しばらくお時間をいただければ幸いです。

現時点では何の目処も立っていない状況でありますが、すでにたくさんの叱咤激励をいただいております。あくまでも個人的な思いといたしましては、お時間はいただきますが復刊を目指して努めていきたい所存です。まずは発売が遅れておりますPlayer2023年Summer号の制作に全精力を注ぎます。

Player編集長 北村和孝

オイラは同誌については、生涯で5冊くらいしか購入した記憶がありません。
なんつーか、誰がどれくらいギターを所有している、といったミュージシャン寄りの記事が大半で、音楽的な解説記事は二の次だったイメージが強く、正直なところ、ほとんど興味を惹かれる内容の雑誌ではありませんでした。

とはいえ、このご時世の中でず~っと紙媒体だけの出版で刊行し続けたというのは驚異だと思います。

ちなみにオイラが20代前半から購読している「サウンド&レコーディングマガジン」は2013年から紙版に加えて電子版が発刊され、以来、オイラは電子版のみを購読しております。(現在はサブスク会員)

後の祭りではありますが、もし、「Player」誌も電子書籍化していれば、その後の展開は違っていたかもしれません。

さらに言えば、残念ながら、今後、世界を動かすような新しいギター・ヒーローの登場は期待できません。

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▼参考リンク
BLUES和也のSoundCloud
GarageMihoのYouTubeチャンネル旧ブログ「だからPA屋なんですってば」のアーカイヴ
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