言えなかった言葉を ／ 山下達郎

１９７７年リリース。山下達郎 の２枚目のソロアルバム「ＳＰＡＣＹ」収録曲。「言えなかった言葉を」。

作詞：吉田美奈子　作曲：山下達郎

８分音符の３連というか、８分のシャッフルビートに乗せたピアノ弾き語り風味の曲。ちなみに上記の動画はライブでの弾き語り音源ですが、アルバム収録バージョンはブラスとコーラスがオーバーダブされています。

昨日ブログった吉田拓郎の「長い雨の後で」がオイラ的生涯初のピアノ弾き語り練習曲で、本日ご紹介の「言えなかった言葉を」は生涯２曲目の練習曲でありました。
といっても、最初のピアノ練習から３～４年のブランクを経過したうえでの２曲目だったので、実質的な１曲目という気もします。

吉田拓郎同様、ドレミ楽譜出版の「山下達郎楽譜全集」を参考にコードを確認したうえで練習を行いました。

ただ、この時は楽譜を見ることなく、ギターのコードフォーム（何弦の何フレットを押さえているか）からコードの構成音をひとつひとつ確認した後、その音がどの鍵盤なのか割り当てていく、という地道な作業をした覚えがあります。
その結果、ギター同様、とりあえずコードネームを見れば、どの鍵盤を押さえればよいのか、は覚えることができました。しかしその後は、いわゆる「展開形」を覚えるのに苦しむこととなります。（現在もそうです）

というワケで、１０代末期に練習した曲ですが、６１歳になった今でもオイラのピアノ弾き語りの定番練習曲でございます。

Ｋｅｙ＝Ｆメジャーで、サブドミナントのテンションコード（Ｇｍ９）とドミナントの分数コード（Ｇｍ７ ｏｎ Ｃ）が効果的に使われており、またサビ前に登場する ［Ⅳ△７ → Ⅲｍ７ → Ⅱｍ７ → Ⅲｍ７ → Ⅳ△７ → Ⅲｍ７ → Ⅱｍ７ → Ⅱｍ７ ｏｎ Ⅴ］ というコード進行は、その後のオイラのオリジナル曲づくりにおいて、頻繁に流用させていただきました。  

過去に何度かライブで披露させていただいたことがありますが、最近は演っていないので、久しぶりに復活させてみたいです。
なんてな。

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▼参考リンク
ＢＬＵＥＳ和也のＳｏｕｎｄＣｌｏｕｄ
ＧａｒａｇｅＭｉｈｏのＹｏｕＴｕｂｅチャンネル旧ブログ「だからＰＡ屋なんですってば」のアーカイヴ
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