水の星へ愛をこめて ／ 森口博子

１９８５年リリース、森口博子のデビューシングル曲にして「機動戦士Ｚガンダム」の後期オープニングテーマ曲。
「水の星へ愛をこめて」。

一昨日からご紹介しているとおり、Ｚガンダムのテーマ曲は７０年代にリリースされた ニール・セダカ の曲のカバーが使われていますが、Ｗｉｋｉｐｅｄｉａ解説によると、本曲は、富野由悠季 総監督自身が渡米し、ニール・セダカ に新曲として書き下ろししてくれるよう、直接依頼したものなんだそうな。

正直なところオイラ的には、本曲が「Ｚ・刻をこえて」、「星空のＢｅｌｉｅｖｅ」よりも出来がいい・・・とは思えません。
全体的に昭和歌謡チックで哀愁を帯びたメロディが、アニメの、しかもオープニングのテーマ曲として相応しいとは感じられませんねえ。

最近、ニール・セダカの往年のヒット曲プレイリストを流し聴きしていますが、７０年代後期～８０年代初期の作品は楽曲的に優れたものが多く、６０年代の懐メロ歌手だとばかり思っていたオイラ的には、いい意味で「裏切られた」と思っています。
なので、ニール・セダカが「その気」で作曲していたら、もっとカッコいいロック調のテーマ曲が作れたのではないか？という気がします。

とはいえ「水の星へ愛をこめて」は、リリースから３８年を経た現在でも、ガンダムシリーズを代表するテーマ曲、そして森口博子の代表曲として、今も輝きを放っているのはゴイスなことでございます。
素晴らしいっ！

▼こちらのバージョンを聴くと森口博子の歌の上手さが実感できます。

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▼参考リンク
ＢＬＵＥＳ和也のＳｏｕｎｄＣｌｏｕｄ
ＧａｒａｇｅＭｉｈｏのＹｏｕＴｕｂｅチャンネル旧ブログ「だからＰＡ屋なんですってば」のアーカイヴ
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