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歩み

Aqua Timezが好きだ。

未来少女や手紙返信がそれこそ歩むために必要な曲なら、平行世界はカラフルな美術館のような街中を歩いてるような感じがする。歩むための曲は何か辛いことがあれば聴きたくなるし、美術館を歩くような曲は、何度聴いても歩きたくなる。

手紙返信という曲から一歩踏み出した曲が未来少女ならと思う。一歩飛ばしてるんではなく一歩、歩んでてほしいなと思う。

歩むもいろいろある。福祉の場合は、利用者がゴールに向かって歩む過程を支援するということを聞いたことがある。あくまでもゴールに向かうのは利用者だから。

好きな音楽とかって、どんな時も寄り添ってくれるなと改めて思った。

すごい悲しい時があって、聞いたこともない音が流れて、それ聞いて涙が流れてしまったことがある。

悲しい出来事を思い出して泣くというより、出来事はあまり関係なくて、その人の表情だったり、それこそ聞いたことない音で泣けることがある。

思い出より、側にいてくれたことが大切なのかもしれない。

以前、本で読んだ。支援者がプライベートで道端で支援が必要な人に出会い、仕事外で、支援機関まで連れていったそうだ。その人がなぜずっと仕事を続けれるかは、忘れることができるからと言ってたような気がする。

だけど、たぶんふと思い出すことはあるんだと思う。だからまた、人に寄り添っていけるんだろうな。忘れるというのは歩み続けてるということなのかもしれない。