【No24 当たり前の関わり方】

完全に専門職としてはいけないのですが、まず利用者と関わる際には、こういう人なのかもしれないと考えます。

僕はいろんな利用者と接してきて、いろんな個性を感じてきました。これは障害というものは別で考えています。何か自分の胸に残るものがありました。

普段は、優しいのだけど、時折見せる厳しさに驚く方。そういう時は無意識に、自分はこういう風に接していこうと考えます。それはもしかしたら、その人をなるべく怒らせないようにとか、機嫌を気にしているのかもしれません。

しかし、その中でも、そんなこと気にせず素の自分を見せます。そういう時間は大切にします。

いろんな自分を見せることは自然にしているかもしれません。

面接などをした時に、共感した時に見せる反応やここは聞きそびれてはいけないと思う時の真剣な表情や、いろんな表情を見せると思います。

それに近いかもしれません。怒らせないようにしようと思ったとしても、そういうことを気にしない時間もあります。

極端な話、その方が子どもならば(子どもではないが)、スポーツしている時は怒らせないようにとは考えません。

いろんな自分を見せる中で、その方の楽しんでいる姿や、仕事する中でその人が気をつけていこうとしている事柄や、仕事で何を大切にやっているかなどが見えてきます。

 すると、怒らせないようにというより、関わり方がわかってきます。

これを最初の話しに戻します。利用者と接する時に、初めて関わる時は、大抵気をつけて関わります。もちろんです。緊張もします。

しかしながら、いろんな表情を見せることで、それを打開します。

僕はコミュニケーションは得意ではありませんが、初めて関わる人に対しては、そういう間の取り方を意識します。

あとは、おそらくこういう方なのかも?と考えます。それはいろんな利用者と出会ってきたため、その人達と重ねているかもしれません。

すると、やはり違うんですよ。いろんな発見がありますね。おそらく、全然性格は違うと理解しますし、こういう関わり方が必要だとはわかってきますが

でも、関わり方は、最初のこういう人かも、ではこういう風に関わろうとした時のままなんですね。

なので、最初に関わる時のキャラを作っています。

それで、自身の想像とは違う利用者の部分をどんどん発見していく感じです。

キャラは変えませんが、話す内容やどんな言葉を話すかは変わってきます。

 そうすると、関わり方がわかってきます。

なぜか、最初のキャラを設定したからこそ、関わり方が自然にできます。

当たり前のことですね。